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【月刊/iDeCo】資産運用通信簿 2024/09(Vol.012)

皆さんこん〇〇は。
独立系 FP 事務所、ガーデン・イールズのふじおかです。
今月もこの通信簿をご覧頂き、有り難うございます。


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プロローグ(no+e 移行のご挨拶)

先日の NISA 編 に続いて、この iDeCo 編も最新号を note に投稿することが出来ました。
今年からの大幅アップグレードで話題になった NISA に比べると、こちらの iDeCo は地味に誕生し、そしてこっそりと有益性を高め続けられてきて今がある… という印象です。
しかし、iDeCo の税制優遇は NISA よりも優れており、お金に余裕があれば両制度のフル活用も十分に検討頂く余地があります。
もちろん筆者も両輪での運用を続けており、その厚い恩恵を一人でも多くの人に知ってもらいたいからこそ、こういった実績レポートの発信を続けている次第です。

この通信簿の基本ターゲットは、今まで貯蓄してきた現金預金を投資(運用)に回してみたいが、どうも面倒、どうにもその勇気が出ない… そんな方たちです。
或いは、お勤めの会社が採用している関係で、良く分からないまま確定拠出年金(企業型 DC)を続けているような方も少なからず、おられることでしょう。
少しでも iDeCo の存在が気になってきたら、まずはご自分が加入されている企業型確定拠出年金がどのような状況になっているか、一度サイトにログインして確認するところからですよ。

そして既に確定拠出年金の魅力に気付き、活用を始めつつもこの投稿をご覧になって頂いている賢者のあなた。
次は一向に興味を示す様子が無い同僚へ、iDeCo と本通信簿の素晴らしさを熱く語る伝播者となって下さるようであれば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません笑。

それでは続きまして本編、 2024年9月 の通信簿にいってみましょう。

2024年 9月 20日 時点の運用実績

①資産状況(前月比 2ヶ月連続 資産残高:↓ 損益率:↓ )

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  • 2012年 に企業型 DC への加入にて掛金の拠出を開始。今年で運用13年目

  • 13年の間に個人型(iDeCo)へ移行したり、運用機関を銀行系からネット証券系へ移管するなどの変遷アリ
    ※詳細は連載第1回(2023/10)を参照

  • 現在の一月当たりの掛金は iDeCo で設定が可能な最小の拠出額である 5,000円(2023/4~)。
    ※新しい NISA が始まった為バランスを見直し(拠出金の変遷に関する詳細は 2024/5 の通信簿を参照)

  • 運用による保有資産の価値の増減が無い場合、資産残高は毎月単純に 5,000円ずつ増加するということ
    ※厳密には事務手数料として、171円が当月拠出分より差し引かれている(手数料の詳細は 2024/2 の通信簿を参照)

  • 資産残高は前月より約 21,100円減っており、つまりこの1ヶ月間の運用で約 26,100円、含み益が少なくなったことを示す

  • 直近3ヵ月の損益率は 54.0% ⇒ 45.0% ⇒ 44.0% と推移。2ヶ月連続の利益率減となったが、その幅は小さくなった

②資産推移(年次 / 月次)

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  • 線グラフは拠出金総額。拠出金は毎月定額なので、月次推移上は基本的に上り幅が一定
    ※今年度の拠出金は 5,000円/月 と少ないので、グラフのスケールでは増加がほぼ分からない

  • 棒グラフは資産残高、つまり資産の総額。運用好調なら伸び幅が大きくなり、不調なら伸びない、または短くなる場合もある

  • 資産残高の増減があっても、青点の拠出金総額を下回らなければ利益(含み益)は出ている状態

  • 年次のマトリクスでは 2021年に約 170万円を拠出した体になっているが、これは先の移管にて、それまでの資産が今の運用管理機関へ移ってきたことを示す

  • 年次グラフから分かることとして、2023年度は拠出額、資産残高とも大幅に増加した

  • 2023年度からの資産残高急増については、2022年までの積立済資産があったことによる利益と見るべき部分が大きい


エピローグ(金利と値動きの相関を観察)

額面でみるとピークから30万円近くの資産額低下が見られたこの2ヶ月間でしたが、今時点でここからさらにトータルでも損失に陥るような雰囲気がある訳でもなく、淡々とウォッチしています。
直近の FOMC ではいよいよ、アメリカの政策金利引き下げ(0.5%)が決定されました。
これは米国内のみならず、グローバルの株取引で追い風となる要素です。

難しいと感じることは後回しで大丈夫ですが、多くの投資家が参考にする指標から少しずつ、何となくでも興味を持ってもらえるよう仕向けていくつもりですので、来月からの2年目もどうぞ宜しく、お付き合い下さい。

X(旧 Twitter)ではさらに踏み込んだ話や、時にはクセの強い持論を書き殴っていることもありますので笑、プロフィールページのリンクよりチェック&フォローをお願いします。

それではまた次回、お楽しみに。

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