昔は、傘のことをコウモリって呼んでいたらしい(2025-1-9)
坂本九が好きだ。
アルバムの写真では毎回ニコニコしているし、
歌詞も、「悪いことがあっても、気にするな」みたいな内容の歌詞が多く、気分が上がるのだ。
ところで、「明日があるさ」を聞いていた時、少し気になった歌詞があった。
「濡れてるあの娘 コウモリへ」
コウモリってなんだろうか?喫茶店の名前かなにかかな?
と思って調べてみたら、「傘」のことらしい。
洋傘は、昔は珍しいもので、そのコウモリのような特徴的な容姿から、「コウモリ傘」と呼ばれていて、それをコウモリと省略したもののようだ。
完全に死語である。生まれてきてから、コウモリを傘と呼ぶのを初めて聞いた。
妄想だが、和傘を日常利用しなくなったため、洋傘が一般的な「傘」になったことから区別する必要がなったから、とかなのだろうか。
言葉が、こんな短期間に変化することに驚く。
しかし、いい歌だ。