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楽しんごがあれほどラブ注入してくれていたのに、私たちは未だに愛のかたちを探している件
「ドドスコスコスコスコ」
から始まるギャグを覚えているでしょうか。
各方向をリズミカルに向きながら腰を横に振り、最後にラブを注入するアレです。
2010年ごろにブレイクしたギャグで、現在26歳の私は当時12歳とかでした。
※14年前のギャグなので、今の高校生以下には多分通じません。気をつけてください
テレビを見る文化がほぼない家であったため、流行に乗れず微妙に歯痒かったり、小学生の頃から「流行に乗るのは軟弱ですよね!」とか思うあまのじゃく精神が芽生えていた私ですが、そんな私でもこの言葉はかなり記憶に残っており、幾度かラブ注入された記憶があります。
「イケメンパラダイス」や「花より男子」、「ごくせん」などもぬるっとスルーしてきた流行に疎い私にすら数回はラブ注入されているのですから、他の人はさらに何倍ものラブを注入されていることでしょう。
しかし、2010年ごろにあれほどラブを注入してくれた我々の現状は、というとどうでしょう。
生涯未婚率は上がり続け、愛が何かはいつまでたってもよくわからず、この街がジャングルだった頃から愛のかたちを探し続けているままです。
なんという体たらく。情けないぞ人類。
いつまでたっても愛をわからず、昔からずっとウニャウニャやっており、でも歌詞には愛を歌うものが多い。愛が何かをわかっていないのに、時に愛がわかったような気になる・・・。
でもやっぱりわからないし、それを探すために愛を歌い続けている・・・と思うと、「よくある、キミと語りかけてくる系のJPOPも含めてなんか愛しい気がするなあ・・」と思えるものですね。不思議。
さて、愛ということについて話をしていますが、
愛とは・・・というと真っ先に浮かぶのがポルノグラフィティの「アポロ」ですね。
そこでアポロの歌詞をもとに、なんとなく年表を作ってみました。
そしてそれにラブ注入を追加しています。以下の通り。
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アポロの歌詞はこちら。
作ってみて思いましたが、あんまし意味のない図ですね。
しかし、ラブ注入に一番ハマっていたのはおそらく当時の小中学生(6〜15歳)。
現在(2024年)で言えば、結婚ラッシュの時期に差し掛かり始めたあたり(20〜29歳)の人々であり、ひょっとしたらここから急激に愛がなんたるかこの世代がわかってくるのかも。ラブ注入のおかげで。
そうしましたら、上の年表の「楽しんご、ラブ注入」の箇所に大きな意味が出てきますね。
上の年表を意味あるものにし、アポロの歌詞に
「100号がどっか行くかまでに愛のかたちわかっちゃいましたよ!」
などポルノグラフィティに物申せるようになるのは私たちにかかっているかもしれませんね。
探そうぜ!愛のかたち。