ガラスの地下室に落ちた人間のnote
早速だが、簡単に私の今の状況をご紹介したい。
・成人後に発達障害の診断を受ける。その後も障害クローズでいくらか働いていたが限界を感じ、精神3級の障害者手帳を取得
・障害者雇用枠の正規雇用者
身バレが怖いので、これ以上の詳細は伏せさせていただく。
収入も、障害者雇用の中ではマシ、という程度だ。
障害者、低収入というだけで、いわゆる昨今やたらに言われる『弱者男性』に当てはまると言ってもいいだろう。
(この言葉自体は極めて侮辱的で嫌悪しているが、ある程度キャッチーな語句を使ったほうが他者に伝わりやすい場合もあるので、批判的な目線を持ちつつ使っていこうと思う。)
これでも弱者男性の中ではまだ上澄みのほうで、非正規で働いているとか、もっと障害が重度の男性も多いだろう。
その点は今後noteを書く上で戒めながら行わなければならない。
また、ワレン・ファレル著『男性権力の神話』という書籍に『ガラスの地下室』という言葉があるらしい。
プレジデントオンラインの杉田俊介氏の記事を引用すると、
この言葉を使えば私を『ガラスの地下室』に落ちた人間、と呼ぶこともできるだろう。
で、本題の、私がなぜこのようなnoteを始めたか、ということである。
誰しもできる限り気分よく人生を送りたいと思っているだろう。私もその一人である。なので弱者男性なりのライフハックだとか、そういった方向性を示す情報を求めて、何度も『弱者男性』とググってみたが、
弱者男性についての情報、ジャンクが多すぎんか?
と率直に思ってしまったからである。
出てくるのは上記に引用したようなウェブメディア記事がいくつか。これは数が少ないものの、情報としてまとまっているのでかなりマシだ。
だがそれ以外の検索結果が問題だ。これらの記事を2次的に引用したようなサイトばかりが並ぶ。
もう少し丁寧に検索してみても、旧ツイッター(X)での落書きじみた短文や、煽りあいが常態化している5chあたりのまとめサイトばかりが出てくる。
これではライフハック云々以前の問題だ。
だから、自分が、ひたすら当事者目線で何かを残そうという気になった。
当然、弱者男性といっても、すでに述べたように、私はまだ恵まれたほうだと自覚している。なので代表ヅラをしようという気などない。
文章として、時間軸として、連続的な情報が少ないからこそ、記録を残す。
そこにいくらかの意味があるのではないかと思ったのだ。
このようなものはおそらくマスキュリストと呼ばれるのかもしれないが、私はそういう言説で活動したことはないので、○○リスト、というような主義主張とはひとまず距離を置き、ただ観察し、感じたことを記録する、というスタンスでいくつもりだ。
今後とも付き合ってもらえればと思う。
次は『婚活』について書く予定である。
ああ、頭が痛いトピックだ。