SLSJで釣れない日々。これって「伸び悩み」…ってコト!?
お久しぶりです、がらんどと申します。前回の記事から1ヶ月空いてしまいました。と、いうのもですね…あまり釣れなくなってしまったんですよ泣
3月の始め頃から釣れはするけど「なんとなく手応えがない」と感じ始め、中旬頃からほとんど釣れなくなりました。ノーバイトで4時間近く投げ続ける釣行が続き、釣りが楽しくない!と感じる始末。
今回の記事は「ネガティブな状態から立ち直る為に考えた事」そして「ショアスローについて」新たに得るものがあったのでその事も書いていこうと思います。
釣れないモヤモヤの原因は?
そもそもなぜ釣れなくなってしまったのか…僕が考える原因の1つは「冬から春に季節が変わった事」だと考えました。これは言ってみれば外的要因ですね。今までは自分の釣り方が「冬のパターン」に上手くハマっていたけど、春になって同じ方法では通用しなくなってしまった、というところでしょうか。
内的要因を挙げるなら「春のパターン」に対応できない自分の未熟さです。
成長曲線というものがあります。成果・実力を縦軸に、時間・労力を横軸とした時、成長の推移はは右肩上がりの直線ではなく階段状に推移していく、というものです。
僕がスーパーライトショアジギングを初めてから現在までの成長の推移をなんとな〜く書いてみました。今はちょうど矢印あたりにいるような気がします。
こんな感じで現状をまとめると少し気持ちがスッキリします笑 「今ちょうどプラトー期だから!」と自分に言い聞かせる事で「釣れなくても仕方ないかな」と思えますし、それに合わせた目標設定ができます。
ちなみに今の自分なりの目標設定は
・ジグをロストしない事
・1回でもバイトを貰う事
・1つのアクションやレンジに固執しない事
です。1つでも満たせればクリアという事で笑
自分が置かれている状況の整理がついた時、モヤモヤ感の一番の原因は「釣果への執着」だということがわかりました。でもその事について更に考えを巡らせると釣果に執着する理由って特に無いんですよね…強いて言えば「見栄」それに気づいた時に全てがどうでも良くなりました笑
なので今はボウズでも気にならないし、一回の釣行で何か1つでも成長を感じる部分があればそれで充分という考えです。なんなら何連続でボウズかをカウントして楽しんでいます。
なんかどうでもいい事を長々と書いてしまいましたね。次いきます笑 ショアスローについて↓
【沖縄SLSJ】ショアスローが有効だった釣行についての報告
ここ最近、沖縄でもスーパーライトショアジギング人口が少しずつ増えているのを感じます。釣り場でもちょくちょくライトなジグを投げている人を見かけるようになりましたし、沖縄の某釣具屋さんでもパームスのジグがよく売れていれようです。
とはいえ、ショアスローはまだまだマイナーかなといった印象です。僕自身も手探り状態でいろいろ試しながらやっている釣りなので、情報共有も兼ねて記事に書いていこうかな、と。
2022/4/8 小潮 6:00a.m.
4釣行連続ボウズをくらった後の5釣行目、フィールドは沖縄本島中部の漁港です。天気は晴れ、風は北東から5m程。小潮の上げ潮で朝のやや明るくなった時間からポイント入りしました。
ポイントに着いた時の状況はナブラ等無く水面は穏やか。ポツポツと水面に波紋ができる事があり、シラスサイズのベイトが表層にいるのがわかりました。
とりあえずミニチュアダックスの14gや10gを使って全層探ってみましたが特に反応は得られず、回遊魚が入っているような雰囲気もありません。トップでの捕食もなさそうなので底を探る釣りに専念し、このポイントで実績のあるコチを狙います。
選んだジグはスローブラットキャストスリム20gです。ポイントの水深が3-4m程度と浅めなので、ゆっくりフォールしてジグを見せる事ができるスローブラットキャストスリムが適当かと。アクションは底をとったら1〜3回シャクってテンションフォール。ワームでボトムバンプする時の要領です。シャクる時のリーリング量は1回転〜1/4回転程度。一回シャクって落とす時は一回転巻くし、3回シャクる時は1/4回転で底から浮かせすぎないようにします。扇状に探っていき、アタリがなければ数m移動してランガンしていきます。
釣り開始から約1時間、周りがすっかり明るくなりました。しかし未だノーバイト。そこで、シャクる時の強さを少し強くしてアピール力を上げてみることにしました。「リーリング主体でロッドの反発を利用したアクション」から「リーリング時に糸フケが少し出る強さでシャクるアクション」に変更します。
するとわずか3投でHit!! やや重めで「エソかコチか」という引き、ゴリゴリ巻いて手前まで寄せると底の方にグッと潜るように動きます。そして頭をカタカタ振るような感覚がロッドにブル、ブルっと伝わってきます…「これはコチっぽい!」丁寧に寄せていき、抜き上げ成功!40cm程度のミナミマゴチでした。
その後もコチを狙いながらどんどんランガンしていきます。底を叩きながら探っていると、岸際で急に深くなる箇所がある事に気がつきました。テンションフォールで底を取ろうとしても着底の感覚がありません。このままテンションフォールし続けると根がかりが怖いので、フリーフォールで底を取ることにしました。
着底したら2回程シャクって、一瞬フォール。するとプルプルっとした引きが!「小さいエソかな〜」と思って巻き上げると小さいチャイロマルハタでした。
もう一度同じ場所に落としてみます。フリーフォールで底をとって、フワッフワッとしゃくり上げていくと…ギィーーッと強い引き。底に向かって全力ダッシュ!根ズレ怖いっ 「いいサイズのガーラかな!?それともデカいハタ!?」バラさないように慎重に、でも主導権は渡したくない!ドラグを出されつつも何とか浮き上がらせることに成功しました…上がってきたのはデッカいエソ!笑
抜きあげの時ライン切れるかと思いましたよ笑 ロッドはティップの強度が少し心配でしたが、このくらいの重さなら抜き上げても大丈夫みたいです。
それにしてもとんでもない場所を見つけてしまいました…次同じポイントに来た時もこの深場を探ってみようと思います。この後はミニチュアダックス10gで遊んでいたらちっちゃいエソ1匹釣って納竿。約3時間の釣行で3魚種4匹。久々に釣れたのも相まって、すごく楽しめた釣行でした。
使用タックル紹介
Rod: PALMS ShoreGunEvolv 811L•BL
Reel:DAIWA CERTATE 19 LT2500S-XH
Line: VARIVAS CastingPE MaxPowerX8 ShoreMaster #0.8
Leader: VARIVAS HARDTOP TiNICKS #3
Snap: NECK-LOCK SNAP No.00
スローブラットキャスト スリムについての僕なりの考察
僕はルアーやジグの形状を見て「設計者の意図」みたいなものを考えるのが好きなので、今回はスローブラットキャストスリムについて僕なりの考えを書いていこうと思います。
まず、このジグの特徴といえば左右非対称ボディでセンターのウエイトバランス、これによって生み出される「水平ヒラヒラフォール」だと思います。そしてこのカラーリング
どのカラーも目や柄が入っている表面に対して、裏面は柄を入れずに「シルバー1色」「ゴールド1色」「グロー1色」にしている場合が多いです。この表裏のカラーリングの差がフォール時のフラッシングを強くしている気がします。
これらの特徴を考えると、上の図のような動きができるのがスローブラットキャストスリムの強みだと思います。
強みを活かしたロッドワークを
これは僕がロッド操作時に意識している事なのですが…
シャクりの強さで「ジグをどのくらい動かすか」を調整しています。アピール強くしたい時は竿を立て気味でやや強めに、控えめにしたい時は竿を寝かせて弱めに…この辺は一般的なショアジギングと同じだと思います。リーリング量は多くて一回転、大体は1/2回転で1シャクりです。
次にフォールですが、シャクった後に少しだけテンションがフリーになる瞬間を作っています。この時にジグが反転して水平姿勢になるイメージで…。そしてラインを張りすぎないように、ジグのフォールに合わせて竿先を下げながらのテンションフォールを心掛けています。ジグのフォール姿勢を邪魔しないイメージです。
僕なりにショアスロー(スローブラットキャストスリム使用時)で意識しているのはこんなとこです。言葉での説明が難しくわかりにくい文章かもしれません…すみません汗
以上で今回の記事は終了となります。相変わらずの素人記事ですが…読んで頂いてありがとうございました。この先も何かあれば書きます笑