闘病記録:33 いかにして特殊陶芸家は癌治療中に日本最大級の爬虫類イベントで販売に挑んだか
はい、タイトルは映画『マイドク』のパロディですよ。
って、何人わかるんだよwww
てなわけで、心筋梗塞やら坐骨神経痛やら強制ダイエットやらの入院生活から無事に出所して帰宅した翌日、2024年5月17日(金)からのハナシ。
帰ってゆっくり出来るかと思いきや、5/18〜19に池袋サンシャインシティ展示ホールにて開催の東京レプタイルズワールドへの出展準備にバタバタ。
それは翌日も同じ、ではあるけど、その前にいつもの整骨院へ。
まだまだ坐骨神経痛はしんどい状態。
普通に歩けば徒歩5分の整骨院に、よろよろと15分かかけて到着。
グリングリンされ、また15分かけて帰宅。
クラクラするのは暑さのせい?
と思ったけど、考えてみたら昨日まで15日間寝たきりだったじゃねーかw
てか、さらに心筋梗塞だったやんwww
我ながらよく動けたなw
帰宅後は撮影ブースを作成し、持っていく作品をひたすら撮影。
ちなみに、撮影ブースは作業机に光沢無しの透けない黒布を敷いて設置。
自然光が入らないように扉を締め切り、iPhone15 ProMax(この写真は13ProMax)の標準搭載カメラアプリで撮影してます。
撮影が終わったら撮影ブースを片付け、作品を簡易梱包して出展荷物へ。
カミさんが前日設営に行くので、設営用だけの荷物をセッティングして送り出し。
現地に到着したカミさんと設営についてオンラインで話をしつつ、SNSにて持っていく作品をひたすら宣伝。
ほら、退院翌日にはなかなかハードでしょ?w
そして、東京レプタイルズワールド当日の5月18日(土)。
こんな感じでガラダ堂ブース、設営完了しました。
俺は何もしてないけどw
この場所なんですが、会場の壁際で一番奥なんですね。
コミケなら、壁サークルやん!人気やん!と言えるんですがw
ぶっちゃけたら、めちゃくちゃ不利な場所なんです。
まず、会場が通路を挟んで二つあり、フロアの真ん中に生体を扱うショップさんが大きくブースを取っています。
そして、外周にグッズ等のブースが並びます。
お客さんはやはり、生体目当てで来場してる方がほとんど。
お迎えして、そのついでにグッズを見る、という感じになるのが大体どこの爬虫類イベントでは通例になります(個人の感想ですが)。
他の会場だと、フラットな場所がほとんどなので平均的にお客さんが回遊するのですが、この会場だとなかなか奥まで回遊しずらい作りになっているのです。
つまり、一番奥のブースという事は…ガラダ堂に目的を持って行かないとたどり着かないのでは?
と予想しました。
ならば、やる事はガラダ堂を認識してもらい会場奥のブースまで来ていただくように、来場者へ告知しまくる、って施策をしました。
まぁ、SNSで告知しまくる、ってだけなんすけどねw
そして、告知はブースを伝えるだけではなく、その時間帯での在庫状況や会場に持って行けなかった作品についてを、事細かに流しました。
そのおかげで、家にある在庫をオンラインでお客様にお見せし、その場でお会計。
すぐに梱包してその日のうちに発送という、Amazon並みの速度感でお届けする新たな販売方法を見出したのです。
うん、逆ライブコマースって言ったらいいのかな?w
そんなこんなで、会場はカミさん(二日目は息子も応援に)が接客販売、自宅では俺がSNSでの広報や発送という、新たなイベント戦略で日本最大級な爬虫類イベントを戦い抜いたのです。
いやー、癌治療で人混みには行けない状況でイベント出展どないする?と焦っていたのがウソのように、しっかりとイベントを攻略できたなぁ、と思いました。
とはいえ、この会場は場所ガチャがありますな。
どうしても、場所によっての人流に差がありすぎます。
ビッグサイトなら端でも全然回遊してくれるし、お客さんが見つけてくれます。
しかし、場所がわからなかった、と複数人の常連さんから言われたので…場所ガチャのある会場については今後考えないとなぁ、と思った次第であります。
てなわけで、退院からいきなりイベント出展という怒涛な日々を過ごし、また抗がん剤治療がはじまる日々が始まるのでした。
続きはまた後日。
ガラダ堂よりお知らせ
通販サイト、本日7/20をもちまして一時クローズします。
大変ありがたいことに、爬虫類用シェルターがほとんどソールドしました!
まだTシャツや猫又マグネットは在庫ありますので、お早めにお求めください!
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