花を支えるための土がある
花を支えるための土がある
はい!がっぺです。
久しぶりのnoteになりました
LTCも2年目に入り
ジュニアクラブもスタートして
大人のメンバーも現在37人でございます。
1歩1歩階段を登っていきましょう!
今日のタイトルですが
これで誰のことかわかった人は
次に飲むスタバは美味しいと思います!笑
今日は今年の夏にがっぺが感じた経験談を書こうと思います。
今年の夏に福岡大学4年生の
花谷そら選手
と練習する機会がありました。
彼は3000mSCで全日本インカレに
2年生 6位
3年生 4位
入賞を続けている選手です。
一般ランナーの私からすると、すごい選手です。
自己ベストは
1500m 3分52秒85
3000mSC 8分45秒92
5000m 14分16秒19
10000m 30分14秒93
(彼のインスタから引用しました!)
(ちなみに私の3000mSCのベストは10分54秒40です。苦)
全日本インカレ入賞すること自体すごいのですが、それに加えて、3000mSCは今の日本人選手のレベルも高くなってきている種目です。
その種目で2年連続入賞するって、ほんとすごいことなんです!
高校時代は
中国大会で7位と聞いています。
高校でインターハイ経験していない選手が
大学の全日本インカレで入賞を続けることは
半端ないことです!
花谷そら選手を知ったのは彼が1年生の頃です。
鞘ヶ谷記録会で14分27秒を出しているのをみて、福大にすごい選手きた!とびっくりしていました😳
あとから知った話なのですが
高校時代の5000mベストは15分03秒27だったそうです。
つまり30秒近く更新していた!という話になります。
そこから興味を持って、たまたま後輩つながりで仲良くなるきっかけがありました。
話してみると、物事に対して前向きで努力を惜しまない人柄で、いろんな人と話すことを楽しんでいて、人を大切にしている選手でした。
メリハリを大切にしていて、やるときはやる、気持ちを休ませるときは休ませるをはっきり線引きしていました。
私個人が思う、花谷そら選手の凄さは
「普通なことを続ける凄さ」
だと思いました。
速い選手!となると、どうしても
凄く速いメニューをしてるんだろうなぁと思いがちなのですが、彼がしてることは基本のjogがほとんどで、その中にポイントメニューがしっかり入っていました。
つまり、ポイントメニューとジョグの割合でジョグの時間は多くなります。
でも、メリハリをつけてポイントメニューも
きっちり消化して(それも1人で消化するときもあるそうです)それに加えて坂ダッシュもしていました。
ひとつひとつのメニューや1本1本に対して
こだわって、設定や量をどんな状況であれ確実にこなは気持ちでトレーニングをしていました。
そして、自分の走りを広い視野で振り返っていました。
私がもっとも驚いたのはメイン練習をして、そのあとのダウンジョグが長かったことです。
私はそれまでは多くても15分くらいしかダウンジョグはしてませんでした。
彼はその倍以上のダウンジョグをしていました。
そのとき、私は「こんな凄い選手でさえ、これだけしてるのに、自分の短さが恥ずかしい」と思いました。
確かに、人によっては、その日の流れや前後の流れでジョグの時間は変わるものだとは思います。
でも、私は練習後に余裕はあるけど、これだけでいいや、って思っているときがありました。
それから、自分のメニューをするときは
ダウンジョグを伸ばしてみよう!と思い、今は少しずつ伸ばしています。
すぐに効果があるかはわからないし、絶対に効果がでる!というものでもないかもしれません。
でも、私は取り入れてみて、間違いはないと自分の判断を信じています。
華やかさがある練習より、花を育てるための土をしっかりさせる泥くさい練習こそ
、力がつくためには必要な練習だと思っているからです。
一緒に練習したからこそ、感じたすごさだと思います。
すごい選手ってすごいことをしてるから、すごい!じゃなくて、誰でもできそうなことを当たり前にこなして、さらにそれを続けれるからこそ、すごいんだと花谷そら選手と練習して改めて気づかされました。
普通なことを1人で確実に継続させるって
誰でもできそうだけど、意志の強さがなければ難しいと思います。
試合の後は、がんばりたい!と思っても
時間が経つにつれて、少しずつ少しずつ思いが抜けていってしまうことってあると思います。
彼の意志の強さには、競技で結果を出したい!この思いから行動に表れているんだなぁと思います。私からすると見習うことばかりです。
これが今日のタイトルの
「花を支えるための土がある」
の意味です。
花を咲かせるためには土が必要です。
綺麗な花を咲かせたいことばかりに気を取られすぎて、日々の土の蓄えをおろそかにしていては綺麗な花は咲かないと思います。
記録を出したい!にばかり気を取られすぎて、
基本を続けることを見失っては、良い記録は生まれないと思います。
私は花谷そら選手のおかげで苦手にしていた、長い距離に対しての考えも変わってきています。
自分もまだまだ伸びしろたくさんと信じて、ひとつひとつの練習を確実にこなす、記録に対して貪欲に、練習は泥くさくしていこうと思います。
花谷そら選手は
天皇杯第92回日本学生陸上競技対抗選手権大会(全日本インカレ) 埼玉・熊谷
4日目 9月17日(日)
10:40 男子3000mSC決勝
出場予定だそうです!
応援しています!📣📣
帰ってきたら
温泉クラブ活動一緒にしよう♨️
それでは、がっぺっぺー!!
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