見出し画像

えぬごーのDM調整録[不思議エクス編]

 お久しぶりです、えぬごーです。仕事が始まったせいで最近DMができていないのが心残りですが、こちらはかなり充実した日々を送れています。今回は3か月前に作ったデッキではありますが、もうCSなどに持ち込む予定がないので供養の意味も込めてここに解説を残そうと思います。

1.きっかけ

ネバーと交代

 きっかけは2024年春の殿堂改定発表でした。
長年殿堂カードとして一枚しか使えなかったエクスがとうとう帰ってきたのです。
盛り上がるX、上がってくるさまざまなコンボ、私は期待に胸を躍らせていました。
例えばエクスモモキング

脳筋ツヨツヨフィニッシャー

例えば謎帥エクス

蒼龍でお世話になった

いろんなところからデュエマ老人が湧いてコンボが湧いて、一デッキビルダーとしてワクワクしていました。

そんな時に友人のアッシュさん(@25Maki252521)からこんなことを言われました。

「エクスクラジャでジャスキル決めるデッキ作ってくれん?」

普段から狂った変わったデッキを多く使っている彼でしたので、平時であれば少し考えて諦めるのでしょうが、今回はエクスの殿堂解除に舞い上がっていた私、全力で考えを回しました。
そしてできたデッキがこちら

フィニッシュが割と楽な代わりに安定感と対応力が0

受けも攻めも中途半端でしたが、エクスクラジャのフィニッシュルートに加えて、7マナでエクスを出せば不思議バースでダノスorブラキオが着地するギミックは私にとっても革新的でした。
そして粗削りだったこのデッキを調整して、今のリストになりました。

2.現在のリスト

いつ見ても枠がカツカツ

一枚ずつ解説していきます。

天災デドダム

 言わずと知れた最強初動、墓地もマナも酷使するこのデッキにとっては最も重要な役割をになっているカードになります。またブレスラ→エクス→ブラキオというルートが存在しているため、場に残しておくことも重要です。手札にあればほぼ必ずと言っていいほど使うので、4枚採用しない理由はありません。

オ:ドユニワ/喰土邪覇

 ジェネリック石柱であり、ジェネリックデドダムであり、防御札にもなりたまに殴るときの頭数にも入れる不思議なカードです。色のためにダノスやクラジャをマナに置くことが多いので、それらを墓地においてアクセスできるようにする、マナ回収のような役割を持っています。上面のGSは割と使うので、このデッキにおいては石柱よりも優先して採用すべきと考え、また初動としても強いため、4枚採用しています。

闘争類拳嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ

 ロングゲームをしなければならないことが多いデッキのため、ほとんどの場合呪文面のみを使います。相手に使う場合はマジックやアビスに対してよく刺すイメージです。ほんとはもっと採用したいけど枠がないので2枚にとどまっています。

ドンドン水撒くナウ

 受け札、中継札、マナ回収と多くの役割があるカードになります。マジックと当てている時にマナを貯められるトリガーが欲しかったので採用しました。色がそこそこ強い上に、マナに置かざるを得なかったエクスやクラジャを拾えるため重宝しています。枠がないので2枚採用です。

ドンドン火噴くナウ

 水撒くとほとんど同じ役割ですが、こちらは墓地肥やしもできるので、こちらのほうが優先して採用されます。特にダノスを切るとほとんどの生き物を焼けるのでシナジーもいい感じです。このデッキにおける赤を持っている希少なカードなので、4枚採用となっています。

零分後の世界

 受け札の役割を持っています。一応ダノスやブラキオのような高コストカードとの相性がいいので性能は侮れません。またこのデッキにおける貴重な青単色なので、採用されています。大須にも名駅にも売っていなくて泣きそうになりました。できることが少ないので2枚採用です。

ブレイン・スラッシュ

 便利すぎるカードとして採用しています。7マナあったとしてもコイツからエクスを出せば手札を増やせるのでかなり強いです。またエクスとブラキオorダノスがそろっていなくても、強引にそろえながら展開できるので、競り合った試合では使いたい一枚です。使いすぎるとデッキアウトするので注意。強いカードですがメインの動きに絡むわけではないので2枚採用です。

闇参謀グラン・ギニョール

 受け札、リソース回収、フシギバースの生贄としての採用です。カツキングよりも5億倍くらい強かったです。トリガーとして出てきてそのターン生き残れる確証があるなら墓地肥やしモードでフシギバースを落として返しのターンにダノスブラキオでカウンターする、という結構キモい強いコンボが使えます。2マナで使えるカードでもあるので積極的に場に置いていきましょう。多目的に使えるカードなので4枚採用です。

光牙忍 ハヤブサマル

 受け札としての採用です。マジックに対して使える安定したカードが欲しかったので採用しました。実はこの枠自由枠です。円堂ハヤブサを使いたかったので採用しました。

ボルバルザーク・エクス

 メインギミックとして採用しています。複数枚抱えればその分だけ即時打点が形成できる上にフシギバースとの相性も抜群、クラジャと合わせればフィニッシュと使い道が無限にあるカードになります。10マナ程度あればデドダムや喰土邪覇を使いながら横に展開できるのでかなり気持ち悪い動きができます。強すぎるので4枚採用しています。

CRYMAX ジャオウガ

 フィニッシャーですね、雑に盤面とる動きをしても強いです。枠の都合で3枚になっています。

一王二命三眼槍

 受け札としての採用です。このデッキにおける手札に抱えられる受け札であり、また貴重な赤マナの補充もできるのでかなり便利です。またコイツとハヤブサのおかげで意外と耐えることができます。素出しして打点として使うことがあります。枠の都合で2枚採用です。

ブラキオ龍樹  大樹王 ギガンディダノス

 フィニッシャーです、小テクとかは特にないです。投げて気持ち良くなりましょう。枠の関係で3枚ずつの採用になります。

3.採用を検討したカード

1.der'Zen Mondo/♪必殺で つわものどもが 夢の跡

デッキ切れが目立つからね

 デッキ切れ対策とフィニッシャーとしての採用を検討しました。しかし入れる枠がなく断念しました。多分零分後の世界とかの枠に入るのかなぁって思ってます。

2.神の試練

好きだったのに

プレ殿、以上。

3.音響の精霊龍 ラフルル・ラブ/「未来から来る、だからミラクル」

なんでまだ高いの

 色が合わない上に枠がないので不採用、これのためだけにカツキングを採用するか悩みました。

4.環境デッキとの相性

1.赤青マジック

 無理、無理すぎて無理。そもそもマジックが早すぎる上にトリガー無効してくるから本当に無理です。仮にダノスを立てたとしてもヒメカットの下面で除去してくるので本当に勝てないです。

2.黒緑アビス

 無理、無理すぎて無理。ハンデス祭りでまともに動けないのに打点増やしてくるから本当に無理です。ダノス立ててもヤバダンとシスで除去してくるから本当に勝てないです。ブラキオダノス揃えばワンチャンあるのかもしれません。

5.まとめ

 今回のデッキは環境にかなり弱いので没となりました。しかし、まだまともに調整しているのが私だけ、かつ環境トップが圧倒的すぎるがゆえに研究が進んでいないということも事実です。もし次の殿堂改定でマジックアビスが死んだら日の目を見るのかもしれません。
それでは。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?