今までの「あたりまえ」に戻らない。
こんにちは、株式会社フォーバル東北支店の高橋了です。
東北地域の中小零細企業にとってなくてはならない存在になることを目標に経営コンサルタントとして活動をしています。
気が付いたら5月も終わり、緊急事態宣言も解除され、noteの更新を約1ヶ月もすっぽかしてしまいました。悪い癖。反省します!
この間何をしていたかと言うと。。
とにかく当社のお客さまである中小企業経営者の方と時間の許す限りお会いしていました。ほとんどがzoomでの面談ですが、何ら問題ありません。
その中には資金繰りの相談、販路拡大の相談、利益創出の相談、そして雇用に関する相談と決してポジティブな話ばかりではなく、どちらかと言えばしんどい話ではあるかもしれません。しかし、経営者の皆様はそのような相談相手をお持ちでいないケースも多々あり、その一助になれればという想いで、面談数はとにかく増やしました。
フォーバルは独自に中小企業経営者にアナログで接点を持ち、アンケート調査を行い、その結果をブルーレポートという形でアウトプットしている冊子を作っています。
ブルーレポートの中身は「教えて島田さん」で定期的にアップされるようです。
さて、このブルーレポート内にて、このようなアンケート結果があります。
集計期間は2月7日~16日で、このころの感染者は多くが中小企業であり、影響が出ている企業はサプライチェーンの影響を受けている企業が多いころです。その後、日本国内においても緊急事態宣言が発動し、飲食業や観光業をはじめ、多くの企業が非常に大きな影響を受けています。これはあえて語らずともご周知のことと思います。その後もフォーバルで独自に中小企業経営者の皆様にアンケート調査にご協力いただいております。手法は対面もしくはzoom等の遠隔にて行っております。
6月2日現在まで4,291者のアンケートを取得した結果、資金繰りにおいて影響が出ているのが46%、これから出るという回答を含めると67%にものぼります。
もうアフターコロナなの?
ウィズコロナとか、アフターコロナとか、そのような言葉が飛び交っていますね。そして、「これから第2波がくる」や「冬場にはまた感染者が増える」、なんて声も多々耳にします。私個人の考えでありますが、これからコロナとの共存が続くのではないでしょうか。
企業はどうすればいいの?
安易なことは言えませんが、間違いなく観ておくべき、想像しておくべき未来の絵があります。
SDGsとSociety5.0
詳しくは山本さんの記事がわかりやすいので、ご覧になってみてください。
AIとかIoTとかロボットとか、、
自動運転の車とか5Gとか、、
最近よく耳にするあれこれというのは、偶然出てきたものではありません。これらはすべて国の作戦に基づき、そのためのロードマップの中に組み込まれているのです。
奇しくもコロナ禍で見直されていることや必要とされ進展している技術があります。例えば遠隔医療。これはお医者さんが非対面で診療を行う行為ですね。Fintechの分野で言えばキャッシュレス決済。レジのお仕事をされている方は接触を避けるためにお釣りをトレーに置いてお渡ししたりしていますね。キャッシュレス決済だとそのような行為そのものが不要で接触を避けることができるわけです。
このような未来に向けた作戦を止めるということは考えにくいでしょう。
これから中小企業が考えるべきこと
ウィズコロナが続く、もしくは収束したとしても、国が描いている未来をしっかりイメージして事業をゼロベースで見直すこと。そして、IT技術を駆使して事業を変革させていくこと。これがとにかく最重要です。
IT技術を駆使して事業を変革させていくことをDX(デジタルトランスフォーメーション)と言います。この点についてはまた記事にしていきたいと思いますが、とにかく今お伝えしたいのは、今までのあたりまえをゼロベースで見直して欲しいということと、未来はイメージできるということです。
一ヶ月ぶりの記事な上に乱筆ではありますが、緊急事態宣言の解除とともに今までの当たり前に戻らないで欲しいという想いで書いています。少しでも気づきのある会になれば幸いです。
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