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血が止まらない時のNG処置
「カッターで、包丁で、カミソリで切ってしまいました。止血して来ました」
と輪ゴムや紐や、タオルで縛って来る人が絶えません。
医療的には圧迫止血で十分なので縛らないで下さい。
その根拠は
緊縛止血方では
組織の損傷が増える可能性がある事。
有効な止血が行えていない症例が殆ど。
大量出血でない限り圧迫止血の方が止血効果が高いからです。
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赤い線を傷だとしたら
手順は
流水でしっかり洗い
消毒はせずに圧迫しましょう。
押さえる時に使うものは
できる限り清潔な
布や、生理用のナプキンで大丈夫です。
慌てず、心配だったら救急車を呼びましょう。
しばらく圧迫して止まりそうでも
可及的速やかに病院に行きましょう。
注意
不安が強い時は119番へ電話して相談してください。
手足が大きく切れたり、もげている時は秒を争って止血するまで縛りましょう。
最近は救命講習で止血帯の使用法を教えてくれるそうです。
物騒な世の中ですが覚えておいてもわるくないとおもいます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。