データカードダスでへそくりがすっからかん その7
気に入っていた「マジンボーン」が稼働終了して、次に始めたのが「ドラゴンボールヒーローズそして後継機のスーパードラゴンボールヒーローズ」です。
「ドラゴンボールヒーローズ」はすでに稼働開始から何年か経っていて、いまさら感はありましたが、息子がドラゴンボールのコミックスを全巻集めて(私が以前全巻持っていたのですが処分したのでまた買い直した)読んでいたので、遊びたかったようです。
対人戦の大会もよく行われていて、大会に出るにはICカードの強化(経験値稼ぎ)と未所持のレアカードを集めるのが急務になりました。
オークションで必要そうなカードを何枚か落札してそれだけで数万円の出費!
どれもこれも必要なカードは高額でした。
また、経験値等を稼ぐにはどんどんプレイしなければならず、毎晩ゲームセンターに通ってレベル上げをしていました。
大会は息子が何回か参加しましたが、ICカードのレベル差は大きくなかなか勝てませんでした。
なので新弾稼働日初日には毎回、有給休暇を取ってレアカードを発掘するために朝一からカードを買っていました。毎回同じ大人たちが来ていて情報交換して色々と教えていただきました。
この頃ですが、ゲームセンターに通い始めて3~4年経っていたと思います。
毎月妻からもらっているお小遣いが無くなると、自分のへそくり用の銀行口座から、2万円~3万円ずつ降ろしてゲームをしていましたが、残高はあまり気にしてませんでした(当初は残高が100万円以上あったので)。
しかし、ある日お金を降ろそうとすると、「残高不足」になりました。そうです、自分で気が付かないうちにゲームに100万円以上使っていたのです。
毎月のお小遣い3万円のうち、約2万円はゲーム代。そしてそれ以外に銀行から降ろして使っていたので3年間で150万円以上は使ったでしょうか?
もちろんゲーム代だけでなく、カードをオークションで購入した資金も含まれます。
この頃、さすがにこれはまずいなと思い始めていました。
辞めるタイミングを探っていましたが、今まで投資した金額の事を考えたらやめるにやめられず、ダラダラと継続していました。
ギャンブルとか株と同じですよね。
ある日息子が、ICカード使用不可の大会(経験値とか関係なくなるので純粋な勝負になります)で運よく準優勝した事、そして私が新弾稼働日に病気になってカードの発掘にいけなかったことで、ようやく踏ん切りをつける事ができました。
未練を残すとまた再開しそうだったので、レアなカードをすべてカードショップで処分。買取価格は20万円にもなりました。
後、売らなかったカードで使えそうなものはすべて友人のお子さんにあげました。
これでゲームセンター通いから解放されると思ったのですが、話はもう少し続きます…