見出し画像

憧れの会津東山温泉『向瀧』で大興奮

記念すべき1番最初の本気!の温泉記事は、気合いをいれて『向瀧』です!


1.やっと憧れの・・・!

来ました、来ました東山温泉。

2024年5月30日の昼下がり。
新緑キラキラ。
緑の木々の間から差し込む光が美しい。
東山温泉エリアに入ったんだ、とわかる灯籠が続く道。

「東山温泉に入って、一番大きい「御宿 東鳳」を超えた
すぐのはずなんだ」
運転しながら夫が言う。

私は、もう来たくてたまらなかった、この温泉のエリアに入ったというだけで興奮状態。

道が二手に分かれて、どっちだ??

結局、間違った方に行ってしまった!
Uターンするように右に曲がって、温泉集落の奥の方から向瀧へ。

「東山温泉は、『○滝』とか『瀧○』とかっていう「滝」が名前についている宿が多いんだよ」

ふむふむ。
あるある、『原滝』、『新滝』だ!その先だ~!!

ありました! 
叫びそうになる。
「これだ~~! 向瀧だ~! 写真でみていた通りだ~!」



2.HPのとおり、「磨き」こまれてる!

お部屋へ、と案内されてすぐに、感動します。
この廊下の磨き込まれた輝き。
思わず感嘆してしまいます。

「うわーーーーー!すごい!光ってる~。毎日磨かれていますね~!!」

案内くださる男性が「ありがとうございます!」と笑顔で受け止めてくださった。

これだけで、このお宿の本気さがわかる。
国の登録有形文化の価値だ。



廊下に面した昭和の薄いガラスは、まるでガラスなんてないくらいの透明感を引き出されている。そして、ガラスがレンズになって、一層庭を美しく見せてくれている。
木の窓枠(アルミサッシじゃないですよ)にももちろんホコリ一つない。

行き届いている掃除なんて、こちらのお宿には当たり前のことで、建物も庭も、いかにしてお客様に美しく見てもらうか、そこに気持ちが入っていることが伝わってくる。

これだけで、もう感動してしまった私・・・

3.今回のお部屋へ


こちらにお出かけの際は、健脚なうちに限りますね。
階段がたーーーくさん。木造建築の、有形文化財ですからエレベーターなんてありません。


さらなる上階へ続く階段

私たちのお部屋の前も味わい深い。部屋に上がるにも、よっこいしょ、と掛け声が出ちゃう。


味わい深い踊り場


お部屋の入口



リーズナブルな和室利用です


部屋からの眺め。

歩いてきた廊下の上、本館2階があの部屋だ。
お宿の建物、位置関係を理解する。

早速、お庭にいってみようよ~!


4.斜面に広がるお庭

斜面を活かしたお庭

私たちの部屋は、あのあたりだ。お庭から部屋の位置を確認。


お庭から見た本館

お庭に出て、整えられた歩道に沿って歩いてみる。

上の写真のお部屋が本館の2階。お庭を真正面から眺めることのできる一番人気のお部屋。

お庭は、斜面になっているので、そのお部屋の方々からは、庭全体がくっきりと見える。散歩している私たちも、鑑賞物になっている。
ビールを飲みながらくつろがれているお客様たち。
夫は、視線があって、ペコリと会釈して挨拶している。

写真を撮りまくっている姿も全部、見られてる。

暗くなると明かりも灯ってこんな感じ。

5.本物の源泉かけ流しのお風呂

着いてすぐに教えてもらったお湯について、お風呂について。
すぐに理解できました。

まず、「きつね湯」が熱い。
「さるの湯」の方が適温。

そして、さるの湯に近いところに、貸切個室のお風呂が3つある。
空いていれば入ってOKのシステム。
案内がお上手、すぐに理解した。

私が気に入ったのは、「きつね湯」45℃。
熱い!
源泉に近いから鮮度抜群、だから熱い。

入った瞬間に指先にビリビリッ!!!

効く温泉の証だ。
バネ指があって、働き者(!)の手は、年齢重ねて末端の動きがちょっと・・・。
泉質のいい温泉に浸かった時には、ビリビリときます。

「きつね湯」洗面台もレトロなんです~。



古さは否めませんが行き届いた掃除です
うわっ!レトロだわ~。

湯治場風、昔ながらのそのままのお風呂。
カランもシャワーもありません。このお湯が最高なんです~!


湯の花で温泉のパワーがわかる

6.「さるの湯」でゆっくりまったり


「さるの湯」が気に入ったのは夫。お風呂好き、温泉大好き、長風呂くんは、長ーく浸かって体の芯まであったまってました。

まさに湯治をしています。(がん闘病中です)


扉も味わい
オーバーフロー状態

7.個室家族風呂もレトロ


広さが違う3つ。私は完全制覇!


大きさは異なりますが、家族風呂の浴槽はこんな感じです。
こじんまり。

8.食事もいい。地元のもので郷土料理満載

いいんです。
おしながきが。とってもいい。
おしながきのフォントが、お宿の雰囲気と醸し出している雰囲気にぴったり。

一つひとつに、作り手さんの思いがいっぱい。
「こづゆ」もあります!

名物の「鯉のうま煮」も見た目から、すごい!
その旨味もすごい!

派手な豪華さはないけれど、そこが最高。
好みです、大好き、こういう地域の方々が大切にされてこられた地元のものを出してもらえるお食事。

ありきたりの温泉宿食事はうんざりしますからね!

お食事は、お宿に泊まる最高の楽しみなので、写真は載せません。
向瀧のホームページをご参考になさってくださいね!

9.3カ月経って鮮明な記憶に残ってるお宿

私の心に響いた、ジャストミートなお宿。
こういうお宿が大好き。

なぜ、そんなに気に入った?
どこがお気に入りポイント?

そのあたりを続きで綴ります。
ただの、温泉好き夫がプランニングする毎月の温泉旅に乗っかっていく助手席担当ではありますが。


いろんな温泉宿を体験して思うことがいっぱいあります。

日本の温泉宿って、すばらしい文化ですよね~。
残ってほしいし、もっと発展してほしい。

がん患者になって、こんなにも温泉って効能があるんだ、と知りました。
温泉パワーのすごさ。
温泉の恩恵にあやかれる日本に住んでいるありがたさ。


お気楽な私が書いております。

ドライブ&温泉の趣味は40年のオッサン、夫タッキー。

二人でいく珍道中の源泉かけ流し温泉旅の記録をスタートさせます!


では、また。
続きまーす。

いいなと思ったら応援しよう!