オールカマー【2024】GⅡ~全頭診断情報まとめ|中山競馬 9/22(日) 11R JRA

ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!

競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。

今年のGⅠ(JpnⅠに関しては)
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯

オークス
🎯馬単・3連複的中!🎯

日本ダービー
穴推奨:シンエンペラー3着
大穴推奨:サンライズアース4着
目黒記念
🎯3連複的中!(10番人気入り)🎯

安田記念~全頭診断
S:ロマンチックウォリアー(1着)
A+:ソウルラッシュ(3着)
A:ナミュール(2着)

東京ダービー~全頭診断
🎯3連単的中🎯
さきたま杯
3連単的中🎯🎯

宝塚記念
ソールオリエンス(7人気)複勝🎯

帝王賞
2着ウィルソンテソーロの複勝🎯
3着ディクテオン(9人気)の複勝🎯

サマー競馬に関しては、
小倉記念:リフレーミング単勝🎯
関屋記念:トゥードジボン複勝🎯
CBC賞:スズハローム・グランテストW複勝🎯

さらに秋競馬も
紫苑ステークス:クリスマスパレード単勝&3連複🎯
セントライト記念:3連複的中🎯

やってきたことが、積み重なった

的中率も回収率もバランスよく予想してこそ一流よ!

オールカマーGⅡ~中山2200m

 中山2200mで行われる別邸戦!!これを機に秋のGⅠがいよいよ開幕するという重賞レース。なお、1着馬には、天皇賞秋優先出走権が与えられるわ。

中山2200m
・右回り、大回りのコース
・4角出口付近スタート、1角まで432m
・最初の直線の間に、1度目の急坂
・1角の終わりが坂の頂上5mで、
・2角から向こう正面まで急な下り坂
・向こう正面は200mほど
・3角から4角終わりまで比較的平坦
・最後の直線は310mと短く、
・2度目の急坂を上る

 アップダウンが多くトリッキーなレース。中山の急坂を最初と最後に2度登る。序盤は最初の急坂を含めて上りなのでペースは上がりにくいけど、2角から下り坂もあり、少しずつペースが上がる。後半の4Fのロンスパ合戦になることが多い。

 基本的に高速馬場で前残り傾向が強い、今週はCコース開幕週なので、いつもよりも、その傾向が強くなる…んだけど、土日に台風が来て、最悪不良馬場になることも考えられる。基本、道悪想定で印をつけていくわ!

全頭診断&情報まとめ

アウスヴァール セ6歳 田辺【逃げ】

父ノヴェリスト 母父スペシャルウィーク

26戦4勝 4.2.5.15
前走、8月札幌2000m記念GⅡ 7着0.8秒 36秒3
・逃げ、スロー逃げはでき、前残り展開は向いた
古川吉騎手「自分のペースでしっかりと走ってくれた。相手が強い中、頑張ってくれた」
2走前、7月函館記念2000mGⅢ 3着0.7秒 36秒4
・斤量54㎏
・ハイペース、逃げ残り
「単騎で(ハナに)行けたのは良かった。具合も良かったです」
3走前、6月京都2000m鳴尾記念GⅢ 13着2.1秒 36秒4
・番手逃げ
「前には行けたけどね。このメンバーに入ると、展開の助けがないと厳しい」

直前の情報
CW:6F84.4-11.2 馬なり
昆助手は「コンスタントに使っていますが、短期放牧を挟みつつ、北海道のときと変わらない状態だと思います」「ハナを切ってなんぼの馬。メンバーは強いですが、どこまで粘れるかですね」

個人的診断:B+
 穴馬としては上げておくべきね。函館記念は単騎逃げに持ち込み、斤量54㎏のハンデがあったものの、3着粘り込んで波乱を生んだ。メンバーが上がり、斤量差がなくなった札幌記念では、同じく単騎逃げはできたものの、力及ばず7着。それも前有利展開だったのは気になるところ。オールカマーらしく、まずまず今年もメンバーが集まったので、力は足りていない印象。ただ、今回も単騎逃げで競うという事、重馬場で切れる馬の脚色が鈍る可能性があるので、3連複の3列目には入れておきたいところね。

アルビージャ 牡馬6歳 嶋田【差し】

父モーリス 母父キングカメハメハ

10戦4勝 4.2.0.4
前走、24年7月新潟1800mOP 4着0.3秒 34秒0嶋田
・2年2か月ぶりレース
・中団から、やや詰まってる?
・レコード決着の中の4着
「ゲートの中は気負っていて、中でソワソワしていましたが、そこまで遅れずに出てくれました。思っているより良い位置をとれたので、できるだけロスなく回りました。久々ながら最後は追い出してからしっかり反応してくれました。返し馬で緩さがあるなか、それでもこうやって走ってくれましたので、能力が抜けています」
石川助手「牧場から帰ってきて、注意しながらケアをしてきました。なので調教は山(=坂路)中心になってしまって、手探り状態」
2走前、22年5月東京2400m3勝C 1着ー0.1秒 33秒8横山武
・4角9番手から上がり最速
「折り合いが難しく、ゲートの中での立ち方が良くないなど、課題はありました。危惧していた通り、難しいところはありましたが、スタートはスムーズで折り合いもつきました。スムーズに行けると思って最後は内を突きましたが、掘れた馬場も気にせず走れました。良かったです」
3走前、22年3月中山2200m3勝C 4着0.1秒 35秒8戸崎
・2角14番手から3角3番手の捲り

直前の情報
1週前:CW5F66.5-11.7
最終:坂路54.3-39.5-12.3
石川助手「猪突猛進タイプ」「普段は穏やかで扱いやすいですが、調教やレースでは全面的に気持ちを出しますね」「イレ込みすぎてどうしようもならなくなることはないです。いい意味で気合が入るので良いと思います」「レース(運び)も折り合いも上手ですし、距離も千八よりも二千以上のほうが合うと思います。中山でも東京でも勝っていますし、荒れ気味の馬場もプラスです」
嶋田騎手「どんなレースでもしっかりしまいに脚を使ってくれます。不安はないです」

個人的診断:A
 注目の穴馬ね。2走前3勝Cを勝利して、そこから怪我で2年2か月ぶりとなった前走の新潟1800mOP、直線で不利もありながら4着。しかも2着が後の新潟記念2着のセレシオンだったということを考えると、やっぱり実力者という感じはする。モーリス産駒ながら、重馬場中山2200mでの勝利もあり、距離も大丈夫。嶋田騎手の通算100勝も掛かってくる可能性があるので、一撃あってもおかしくない。
 

キラーアビリティ 牡馬5歳 団野【差し】

父ディープインパクト 母父Congaree

15戦3勝 3.2.0.10
前走、3月阪神2000m大阪杯GⅠ 15着2.0秒 36秒0北村友
・徐々に順位ダウン
「前で競馬をしたかったですが、行くも行かないもうまくコントロールができませんでした。したいレースができなかったです」
2走前、2月キングア2100mネオムターフGⅡ 2着 Cデムーロ
佐藤調教師「ジョッキーは乗りやすかったと言ってくれました。1コーナーまでエキサイトするところがありましたが、すぐに折り合って、直線に向いたときはいい勝負になると思える手応えでしたが…。せっかくのチャンスを生かせなくて申し訳ないです」
3走前、12月中京2000m中日新聞杯GⅢ 4着0.2秒 34秒3ムルザバエフ
・斤量59㎏
「ハナにこだわらず、ためて行ってもいいと思っていました。前走(オクトーバーS1着)でこの馬のペースを理解できたし、この馬のリズムで運べました」

直前の情報
最終:6F80.5-36.7-11.9 ここ最近は終い12秒台が多かった
斉藤崇師「徐々に良くなっているけど、それと同時に前が強くなってきている」「久々でも体や息遣いは問題ない。とにかく折り合いの部分ですね」

個人的診断:B
 21年のホープフル勝者…なんだけど、それ以降は中日新聞杯など左回りや中京競馬場で非常に強さを発揮しているわね。それでも、海外レースのGⅡで2着になったり好走はある。基本的には、叩き2戦目で走れていること、今回はスロー想定の中で、折り合い面の課題が出てきているというところが気になるかしら。馬券に入れるかどうかは、枠順などじっくり見てからね。

サヴォーナ 牡馬4歳 横山武【差し】

父キズナ 母父スニッツェル

15戦3勝 3.4.1.7
前走、7月函館2000m記念GⅢ 4着0.7秒 35秒2池添
・1枠1番から外を回る
・4角9番手から、上がり2位
「函館に来て良かったです。前走は賞金加算が目的だったので勝つレースに徹して逃げたが、今回は行く馬もいたので2番手で。道中で気のいい馬だけど2コーナー過ぎには落ち着いた。最終週でも非常にいい馬場で、早めにセーフティーリードを取って後ろに脚を使わせる競馬ができたのが良かった」
2走前、4月京都3200m天皇賞春GⅠ 6着0.7秒 35秒8
・4番手追走も
「スタートは速くなかったけどポジションを取りに行った。向正面で内に入って勝ちにいく競馬をした。勝った馬は強かったけど自分のレースはできた」
3走前、3月阪神3000m大賞典GⅡ 6着1.3秒 稍重35秒6池添
・やや外回りだったか
「位置取りは良かったけど、2周目の3角でエンジンのかかりが遅く、そこで上位と差がついた。重に近い馬場もしんどかった」

直前の情報
1週前:CW8F108.6-62.8-36.2-12.1
最終:坂路53.8-38.4-12.4
横山武「さらっとやりましたが、いい動きでした。聞いていた通り、すごく乗りやすかったです。ストライドが大きく、素直な馬ですね」
柴田助手「動きは良かった。前走はポジションが後ろになってしまったが、それでもよく追い上げてきた」

個人的診断:A
 重賞戦線で戦い続けているわね。前走の函館記念は1番人気に指示されるも、1枠1番の極端な枠で、最終的に外差しを狙ったけど、馬券内に惜しくも届かず4着となった。とはいえ、内前有利展開だったので、見直せるレース。全体的にも、安定感があるので、引き続き注目になってくる。ただ、阪神大賞典稍重の6着で、もしかすると道悪苦手な可能性があるということで、A評価までにしておく。

サリエラ 牝馬5歳 戸崎【先行/差し】

父ディープインパクト 母父 Lomitas

9戦3勝 3.2.1.3
前走、4月京都3200m天皇賞春GⅠ 12着3.5秒 38秒3武豊
・4角7番手
「いいポジションが取れたと思っていたけど力んで走っていた。2周目の3角からついて行けなかった。1周半の競馬に慣れていないのかな」
2走前、2月東京3400mダイヤモンドGⅢ 2着0.0秒 33秒9ルメール
・3番手
「今日は普段より一生懸命に走ってくれました。長距離も合っています。今日に関しては勝ち馬との経験の差が出ましたが、着差はわずかでしたし、今後こういう距離を経験していけば」
3走前、11月京都2200mエリザベス女王杯GⅠ 6着0.3秒 34秒2マーカンド
・枠なり里に外分回り、上がり最速
「スタートはひと息だったけど、これがこの馬のスタイルであると思う。コーナーでバランスを崩してしまうところもあったけど、最後は来てましたし、本当にいい馬ですね」

直前の情報
1週前:5F66.3-36.4-11.6
最終CW:6F82.1-37.5-11.8
「乗りやすいし、順調ですね。気持ち良く走らせるイメージでした」「前走はテンから気合が良くて(最後に)ガス欠に。この距離の方がいいし、折り合いさえつけば」「馬場は良馬場の方がいいね。ポジションを取ることはできるけど、あとは馬場がどうなるか…」

個人的診断:B
 牝馬で唯一の参戦ね。牝馬としては、中長距離に非常に強く、斤量差があったとはいえ、後に天皇賞春を制するテーオーロイヤルに僅差の2着に健闘したことがあった。天皇賞春では掛かり気味だったということで、距離短縮は○。ただ、現状高速馬場の東京特化の印象もある。道悪になりそうな天候も気がかりと言うことで、現状では馬券購入は慎重といったところ。

ステラヴェローチェ 牡馬6歳 横山典【先行】

父バゴ 母父ディープインパクト

17戦4勝 4.2.3.8
前走、8月札幌2000m記念GⅡ 3着0.4秒 34秒9
・外枠も、すっと内へ 4角5番手から
須貝調教師「よく頑張ってくれた。今回は(横山)典ちゃんに任せてしっかりと走ってくれた。小回りも洋芝も血統から合っていたんだと思う。爆弾を抱えている馬で脚元を注意しながらになるけど、次は天皇賞(秋)を目指したい」
2走前、6月東京1600m安田記念GⅠ 9着0.7秒 34秒1
・外枠で、前に壁を作れず終始掛かり気味
・本命馬を蓋しに行くロスある競馬
須貝調教師「横山典騎手は〝内に入りたかったが、外枠から外を回ったのが響いた〟と言っていました。前に壁を置けなかった分、はじけ切れませんでしたが、よくファイトしてくれています」
3走前、3月阪神2000m大阪杯GⅠ 4着0.1秒 34秒2
・4角10番手、前残り展開で上がり2位で突っ込んできた
酒井騎手「スッともうひと脚使って、前めのポジションを取れれば良かったのですが、思っていたよりもテンが進みませんでした。次からはある程度、競馬が組み立てやすくなると思います。力はしっかり出してくれました。改めてですね」

直前の情報
1週前:坂路4F50.7-37.8-13.6
最終:4F53.2-12.1 馬なり
大阪杯ほどはタイムを出していない
須貝調教師は「先週はテンから行かせて負荷をかけて、今週はしまい重点の追い切り。すごくうまくいきました。距離もこのぐらいなら十分に融通が利くと思う」
山田助手「前走は帰厩して10日の競馬で見せ場たっぷりだった。栗東に戻ってきてからはやりたい調教ができて前走時からの上積みは十分。今回の相手関係ならチャンスがあっていい」

個人的診断:A+
 ここにきての復活があるかどうか注目されるわね。元々クラシックでも善戦していた馬。屈腱炎での長期離脱もありながら、前走の札幌記念では上手く前に壁を作って好位追走、3着と、久々重賞で馬券内になった。急仕上げだった前走に比べて、今回はさらにじっくり調整できた。さらに道悪巧者で不良馬場の神戸新聞杯が現時点で唯一の重賞制覇。折り合い課題は展開次第になるけれど、馬券内は十分にチャンスがある。

ナイママ 牡馬8歳 丹内【差し】

父ダノンバラード 母父ジャングルポケット

41戦3勝 3.2.2.34
前走、6月函館1800mOP 7着0.6秒 35秒0
・1枠1番立ち回り、4角8番手
2走前、4月福島2000mL 15着1.3秒 35秒6
・斤量53㎏、4角15番手
3走前、2月京都2200m記念GⅡ 11着1.2秒 35秒4
「思ったよりもペースが流れなかったし、取りたい位置も取れず、動きたい時に動けなかった」

直前の情報
終い11秒台後半

個人的診断:B-
 2000m前後の距離で、長く戦っている馬ね。ただ、時折一桁順位に入ることがあるけれど、馬券になったのは21年7月の函館1800mOPが最後。前走は同舞台で、1枠1番の経済コースを通ったものの7着。ここからメンバーレベルが上がると考えると難しいか。ただ、ここのところ調教がいい。不良馬場にまで上りがかかるようなら、評価は上げた方がいいかも。

ニシノレヴナント セ4歳 大野【差し】

父ネロ 母父コンデュイット

13戦4勝 4.1.1.7
前走、5月東京2400mL 6着0.9秒 34秒1上がり2位
・4角6番手、外に膨れて内に入るロス
2走前、2月東京3400mダイヤモンドGⅢ 7着1.4秒 34秒6大野
・4角9番手
「いつもと比べると走りに硬さがありました。本来のパフォーマンスを発揮できませんでした」
3走前、12月中山2500m3勝C 1着ー0.1秒 33秒9
・4角8番手から上がり最速
・2着キングズパレス、斤量は重かったが
「じっくりと行ってほしいとリクエストがあったので、じっくりと溜めて行きました。直線では気難しいところがありますが、今日は比較的真面目に走ってくれました」

直前の情報
最終:CW5F65.3-37.2-11.7
上原博師は「いい感じに仕上がっている。時計は速かったがまだ余裕があって、この馬なりにいい感じ。道悪も悪くないし、距離も大丈夫」

個人的診断:B+
 ここで一撃あるかどうかというところね。3走前に、中山2500mで3勝Cを突破。斤量3㎏差があったとはいえ、その後に新潟記念3着となるキングズパレスに勝利している。2走前ダイヤモンドSは距離が長く、前走は、前残り展開が合わなかった。中団から上がり最速の鋭い切れ味はあるし、道悪実績もある。斤量57㎏で同じ切れ味を出せるなら面白くなってくるわね。

フェーングロッテン セ5歳【先行/差し】

父ブラックタイド 母父キングヘイロー

18戦3勝 3.3.4.8
前走、7月福島2000m七夕賞GⅢ 13着1.6秒 36秒8石川
・7番手から
「このペースで現状取れる限界のポジションでした。ただ、ついていったので勝負どころでの反応がもうひとつでした」
2走前、2月小倉1800m大賞典GⅢ 5着0.7秒 36秒6幸
・2番手好位追走、カラ馬に絡まれた?
「できればハナが理想だったのですが1頭速い馬がいましたからね。ただずっと離れていましたからハナに立っているような形でした。ただ道中はカラ馬を気にしていて...。スムーズならもう少し頑張れたと思います。力はありますし、気持ち次第です」
3走前、12月阪神2000mチャレンジGⅢ 11着1.0秒 35秒2ムルザバエフ
・4角9番手から

直前の情報
終い12秒台 好走時は11秒台

個人的診断:B
 22年ラジオNIKKEI賞勝者、逃げて一時期重賞で馬券内が続いていたわ。ただ、昨年の夏ころから中々調子が上向いてこない感じ。逃げることができず、前進気勢があまり出てきていないかしら。今回は逃げ馬が1頭だけなので、何とか前目つけることができれば、道悪の中で粘れることができるかもだけど、メンバーレベルが前走から上がるので、ちょっと足りない印象。

ミクソロジー 牡馬5歳 菅原明【先行/差し】

父オルフェーヴル 母父アフリート

10戦5勝 5.1.1.3
前走、23年2月東京3400mダイヤモンドGⅢ 1着ー0.1秒 35秒4西村
・4角10番手から上がり1位
「ゲート入りで迷惑をかけましたが、中では落ち着いていて、良いスタートを切れました。向こう正面でルメール騎手の馬(シルブロン)についていって、直線はヨレましたが、これならと思いました。未勝利から乗せていただきましたが、馬は成長していて、関係者の皆さんに感謝しています。」
2走前、23年1月中京3000mOP 1着ー0.3秒 35秒9西村
・上がり2位
3走前、22年11月阪神2200m2勝C 1着ー0.5秒 重馬場36秒2
・上がり1位、比較的差し展開も

直前の情報
1年7か月ぶりレース
1週前CWで2歳新馬に併せ遅れ

個人的診断:B
 23年のダイヤモンドSの勝者。そして、それ以来1年7か月ぶりのレースになるわね。戦ってきた相手が結構強いので注視したいんだけど、どうも2500m以上の距離に適性がありそうな気買いしている。今回のレースを叩いて、次どのくらい上がってくるかというレースになりそう。

ヤマニンサンパ 牡馬6歳 シュタルケ【差し】

父ディープインパクト 母父スウェプトオーヴァーボード

18戦3勝 3.1.3.11
前走、6月京都2200m宝塚記念GⅠ 9着1.3秒 重馬場35秒3団野
・4角7番手
「具合が良かったですが今回はチャレンジャーの立場ですからね。相手が相手ですから。このメンバーの中に入っても恥ずかしくない競馬はできました。力のあるところは見せてくれました。これから順調にいけばオープンGIIIとやれる馬です」
2走前、6月京都2000m鳴尾記念GⅢ 4着0.2秒 33秒8団野
・4角9番手から上がり2位
「強い相手によく頑張ってくれた。速い時計にも対応してくれたしこれから楽しみ」
3走前、11月京都2000mL 3着0.4秒 稍重34秒7川田

直前の情報
馬なり

個人的診断:B+
 高いメンバーレベル相手に健闘しているわね。2走前は、後方から伸びてきて、ヨーホーレイクらに0.2秒差の4着、宝塚記念は相手が強かった中で9着は大きく負けていない印象。前有利のトラックバイアスが気になるけれど、道悪になって前が止まる展開になってくると、重賞健闘経験もあるので面白くなってきそう。

ラーグルフ 牡馬5歳 三浦【追込】

父モーリス 母父ファルブラヴ

15戦5勝 5.1.1.8
前走、2月中山1800m記念GⅡ 9着1.2秒 稍重37秒4
・4角9番手も
「馬のデキは最高に良かったんですけどね。返し馬から馬場を気にしていました。状態が良かっただけに悔しいです」
2走前、1月中山2200mAJCC・GⅡ 8着0.4秒 不良37秒3
・4角10番手から上がり2位も
「終始馬場に脚を取られてハミに頼って走っていました。外に出してからは伸びてくれましたが、状態がすごく良かったので良馬場なら違ったと思います」
3走前、23年8月札幌2000m記念GⅡ 8着2.2秒 稍重37秒6
・4角7番手から上がり2位
「少しテンション高めでした。馬も出てから全く進めていない感じでしたね。ここを使って良くなってくれればという感じです」

直前の情報
1週前:CW67.8-38.0-11.8
最終:終い11.2秒

個人的診断:B
 非常に面白いのよね。、ホープフル3着に、23年中山金杯1着、中山記念2着と中山巧者。ここのところうまくいっていなかったけど、調教も非常に良くなっていて、正直S評価にも上げたいくらい。ただ、この馬道悪の時に明らかに成績を落としてしまっているのよね…。馬場コンディション次第で評価が大きく変わると思う。

リカンカブール 牡馬5歳 津村【先行/差し】

父シルバーステート 母父Zoffany

12戦5勝 5.1.0.6
前走、7月函館2000m記念GⅢ 8着1.1秒 35秒8
・好位追走も、やや外目 斤量58㎏
「スタンドから離れた位置のスタートだったし、大阪杯の時とは違って落ち着いていた。いいポジションは取れたけど道中でハミをグッと取るところがなかった。洋芝がマッチしなかった感じ」
2走前、3月阪神2000m大阪杯GⅠ 16着 36秒7
・徐々に後退
「初めての大歓声に馬が高ぶってしまい、パニックになっていました。ゲート裏で発汗していて、始まる前に消耗してしまいました」
3走前、1月中山2000m金杯GⅢ 1着ー0.1秒 34秒5
・斤量56㎏、イン突き成功
「芝は時計が速く前が止まりませんでしたので、位置を取ることを意識しました。事前にどんなレースでもできると聞いていたので、僕のイメージで乗らせてもらいました。4コーナーの手応えは抜群でしたし、期待通りに先頭に立ってからもしっかり走ってくれました」

直前の情報
中山金杯の時ほどの動きではないかも?

個人的診断:B
 今年の中山金杯の勝者になる。このほか、2勝Cでの勝利もあるので、中山は比較的得意な印象。とはいえ、中山金杯はイン突きが成功したのと、斤量が少し軽かった面が否めず、その後の重賞戦線はやや苦戦。今回もまずまずのメンバーレベルが集まっているので、枠を見るまで様子を見たいところ。

レーベンスティール 牡馬4歳 ルメール【先行/差し】

父リアルスティール 母父トウカイテイオー

9戦4勝 4.2.1.2
前走、6月東京1800mエプソムGⅢ 1着ー0.3秒 33秒7ルメール
・斤量59㎏で、着差をつけて勝利
・4角7番手から上がり最速
・2着馬以降で重賞ウィナーが出てる
「59キロでいいパフォーマンスをしてくれました。ずっとスムーズな競馬ができました。スタートが良かったし、道中も落ち着いていましたし、3、4コーナーの手応えも良かったです。だんだん伸びて加速してくれました。今日は楽な勝利でした」
2走前、5月新潟2000m大賞典GⅢ 11着1.0秒 34秒7津村
・掛かり
「イレ込んでレースの前にテンションが上がってしまっていた。スタートして一歩目でトモを落としたりでチグハグなレースになってしまった。かわいそうなレースになってしまいました」
3走前、12月香港ヴァーズ2400mGⅠ 8着モレイラ
・現地で体調不良気味
「能力を全く出していません」

直前の情報
1週前:CW6F82.2-37.4-11.5
最終:CW6F80.2-36.5-11.3
セントライト記念以来の3F36秒台

個人的診断:S
 押しも押されぬ本命ね。昨年、同舞台中山2200mのセントライト記念勝者。その後海外にいって調子を落としたものの、調子は戻してきた。エプソムカップでは、トップハンデ59㎏を背負いながら、2着を0.3秒も突き放す強い競馬。ついに才能馬が開花してきた感じがする。さらにルメール騎手が前走同舞台を勝利していて舞台はいい。唯一、道悪の適性に疑問符はつくけれど、調教は絶好調で、大きく評価を下げる要因にはならない。三連複の軸としてはいいんじゃないかしら。

ロバートソンキー 牡馬7歳 伊藤【差し】

父ルーラーシップ 母父サンデーサイレンス

13戦4勝 4.2.2.5
前走、7月福島ダ1700m 11着2.7秒 39秒1伊藤
・1年半ぶりレース
・4角6番手
2走前、23年1月中京2200m日経新春杯GⅡ 5着0.4秒 35秒2伊藤
・4角6番手から上がり2位も
「行き脚がひと息だった。勝負どころで勝ち馬の後ろにつけたけど伸び負けした。特殊な馬場の影響もあったかも」
3走前、22年9月中山2200mオールカマーGⅡ 2着0.2秒 35秒1伊藤
・4角8番手から上がり2位
「スタートで一歩目は出てくれたけど、つまずく格好になってしまってスピードに乗り切れなかった。ただ、枠順もリズム良く、その後はうまく走れました。この馬の持ち味であるいい脚を使ってくれました」

直前の情報
中8週で追切10本
最終坂路:4F50.6-37.0-12.2
林師「中間はしっかり負荷をかけることをポイントに調整してきた。良い追い切りでした」「攻め馬であれだけ時計を出せるようになってきた。馬は元気ですし何とかタイトルを」
篠崎助手「前走は長期休養明けで、脚元の状態のこともあったので、ダートを選びました。結果は奮いませんでしたが、無事に帰って来られて、今回に向かえているということで、良い一戦だったのではないかと思います。」

個人的診断:B+
 軽視できない馬ね。コントレイル世代で、神戸新聞杯では、14番人気ながら、そのコントレイルに0.3秒差の3着に迫った実力馬。その後、怪我などもあり、7歳馬でまだ13戦。前走、1年半ぶりのレースは、足元を考えてダート。そこから、攻めた調教もできるようになっての叩き2戦目。2年前オールカマーの2着の実績もあるので、軽視することはできない存在。鞍上の伊藤騎手が、今年不調だけど、この馬の事なら知っている。道悪での実績もあるので、一撃あってもいい。

まとめ

S:レーベンスティール
A+:ステラヴェローチェ
A:アルビージャ、サヴォーナ
B+:アウスヴァール、ニシノレヴナント、ヤマニンサンパ、ロバートソンキー

  レーベンスティールが現状逆らう感じではない。道悪がどうかだけど、力は抜けている感じがする。続いて、叩き感は否めないけど、道悪に強く重賞実績もあるステラベローチェ。波乱が無ければ、この2頭軸ね。

 とはいえ、他に穴を開けそうな馬もいるのは事実。元々実力があるアルヴィージャやロバートソンキー、後ろ展開になればニシノレヴナントやヤマニンサンパも面白い存在ね。ただ、台風次第というところもあるので、もし馬場が大丈夫なら、ラーグルフやサヴォーナは評価を一気に上げる感じ。最後まで見定めたいわね。

枠順&最終予想

1枠1番サリエラ 牝馬5歳 戸崎【先行/差し】
・ダイヤモンドGⅢ2着など、牝馬ながら中長距離強い
・今のところ東京特化も、高速馬場が残るなら
2枠2番ラーグルフ 牡馬5歳 三浦【追込】
・23年中山金杯1着や中山記念2着と中山巧者
・調教も良かった頃に戻ってきた、あとは良馬場欲しい
2枠3番アウスヴァール セ6歳 田辺【逃げ】
・函館記念GⅢ3着 単騎逃げ残った
・今回も単騎逃げできるも、斤量とメンバーレベルがどうか
3枠4番レーベンスティール 牡馬4歳 ルメール【先行/差し】
・昨年、中山2200mセントライト記念GⅡ勝者
・一時不調も、エプソムGⅢ斤量59㎏で圧勝、復活
3枠5番ステラヴェローチェ 牡馬6歳 横山典【先行】
・復活してきた実績馬、札幌記念GⅡ3着は強いか
・調教はあくまで叩きに見えるも、道悪は強い
4枠6番アルビージャ 牡馬6歳 嶋田【差し】
・前走2年2か月ぶりレース、7月新潟1800mOP4着
・中団でやや詰まりレコード4着、2着にセレシオン
4枠7番ヤマニンサンパ 牡馬6歳 シュタルケ【差し】
・鳴尾記念GⅢ4着、宝塚記念GⅠ9着大きく負けてない
・道悪で前が止まる展開なら差し込みも
5枠8番ニシノレヴナント セ4歳 大野【差し】
・3走前中山2500m3勝C、キングズパレスに勝って勝ち上がり
・道悪実績あり、ロス無く立ち回れば切れ味発揮も
5枠9番キラーアビリティ 牡馬5歳 団野【差し】
・前走大阪杯15着から休養明け、3走前に中日新聞杯GⅢ4着
・叩き2戦目以降で走る印象も、不調は脱している調教
6枠10番フェーングロッテン セ5歳【先行/差し】
・以前は逃げや先行で重賞戦線賑わすも
・前進気勢が少し見られない印象?
6枠11番サヴォーナ 牡馬4歳 横山武【差し】
・重賞戦線大きくは外さない、鞍上変更は吉かどうか
・函館記念GⅢ4着は、外差しで強い競馬
7枠12番ロバートソンキー 牡馬7歳 伊藤【差し】
・22年中山2200mオールカマー2着
・7月に1年半ぶりレース叩き2戦目
7枠13番ナイママ 牡馬8歳 丹内【差し】
・2000m前後で長く戦っているが10着前後
・調教はいい、不良馬場になってほしい
8枠14番リカンカブール 牡馬5歳 津村【先行/差し】
・今年の中山金杯勝者、この時はイン突き成功
・前走函館記念GⅢは8着も、シルステ産駒要注意
8枠15番ミクソロジー 牡馬5歳 菅原明【先行/差し】
・23年2月ダイヤモンドGⅢ1着、それ以来1年7か月ぶり
・もっと長い距離適性、調教もまだ攻めてないか

 ここから、雨はともかく風も相当強いので、少し考えながら予想ね。

最終予想は、日曜午前よ!!

いいなと思ったら応援しよう!