2024マイラーズカップGⅡ~全頭情報まとめ![ギリギリまで追記予定]
ウマ娘のキングヘイローから入り、
母父血統が入っているイクイノックスの活躍から
馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!
競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。
1週前の桜花賞は
◎ステレンボッシュ
○アスコリピチェーノ
☆ライトバックで
単勝・馬単・3連単で
1万3000円⇒4万3000円
また、ダービー卿・ニュージランドTと
中山1600m重賞を連続で単勝的中、
さらにアーリントンカップでは
1着馬ディスペランツァ、3着馬チャンネルトンネルを推奨
調子を上げているわ。
ただ、皐月賞はトラックバイアスの読み違いなどもあり
外してしまったわ。
しっかりと反省して、安田記念の前哨戦マイラーズカップの予想に挑むわ
マイラーズカップ情報まとめ
京都1600m 右・外回りAコース
・京都1600mのコース
第2コーナーの奥からスタートし、3角まで700m近く
直線の半ばから、3角まで4mほどのゆったりした坂
頂上から一気に4m傾斜を、一気に下って4コーナー
最後の直線は約404m、坂はなし
→最初の直線は長いけど、途中から上り坂になるから、一旦ペースが緩むことが多い。そこからコーナーで下り坂が始まり自然加速、直線に入って瞬発力勝負になるわ。一旦ペースが緩み、直線は長いけど坂がないので、前先行が有利なことが多いわね。
・京都開幕週
京都競馬場の開幕週になるわね。
冬の時は、とんでもなく時計の掛かる馬場になっていたけど、
春になって芝の張替えも行っているので、
土曜~当日の馬場状態はチェックするとはいえ、
高速馬場で内前有利と思っておいた方がいいわね
一応日曜日は小雨予想なので、少し水分は含むかしら。
冬のタフ馬場を走ってきた子も多いので、臨戦過程が生きる子もいそうね。
・セリフォス×ソウルラッシュの存在
基本的には、安田記念の前哨戦になるんだけど、昨年の安田記念で2着に入っているセリフォス、マイルCSで2着に入ったソウルラッシュが実績としては抜けているわね。実力馬は、前有利の展開などは関係なく、中団~後方でも差し切るわ。
実際、前年は1着シュネルマイスター・2着ガイアフォース・3着ソウルラッシュが中団~後方から上がってきた以外は、前残り展開となっているわ。今回もこの2頭が順当なら、それ以外の前残りしそうな馬をチェックしておく必要があるわね。
・エエヤン×セッションの逃げ馬
道中緩むタイミングは、上り坂の関係であると思うけど、エエヤンとセッションの逃げ馬2頭が出るので、テンはある程度早くなりそうね。エエヤンは前走の中山重賞の大逃げもしているし、その感覚でくるかしら。セッションは京都金杯で番手逃げの形。この2頭を中心にレースが進むはずよ。
全頭情報まとめ
アリストテレス 牡馬7歳 57㎏ 古川吉【差し?】
父エピファネイア 母父ディープインパクト
24戦4勝 4.6.0.14
前走、3月阪神1800mL 6着0.4秒 上り34秒1横山典
・馬体重+22㎏
・15番手追走、上がり最速
・前残りから逆らったのはいいか
2走前、11月東京2500mアルゼンチンGⅡ 16着1.3秒 上り36秒3内田博
・中半年、馬体重ー16㎏
・差し有利の展開、2番手追走も
3走前、5月東京2500m目黒記念GⅡ 15着1.6秒 上り35秒8戸崎圭
直近の様子など
やや折り合い難がまだ出ている
個人的解説
2020年菊花賞2着馬が、まさかの24年読売マイラーズ参戦になるわね。1600mは、19年10月の2歳未勝利戦以来よ。ここ最近は折り合いが課題になることも多く、前走、大阪城Lで1800mに出場。最後方から上がり最速の末脚で、後の大阪杯GⅠ4着馬ステラヴェローチェに0.4秒差の6着に迫ったわ。前が壁になることなく、内側からスムーズに上がったけど、前残り展開のトラックバイアスに逆らったところは一つポイントかしら。
もう終わった馬と思われてるかもだけど、京都は得意で、先の未勝利戦1着、20年若駒(京都開催)Lは2着、そして菊花賞も2着よ。改修前のものとはいえ、好きなコースのはず。もしかすると下りからの加速は得意なのかもしれない。一応、ペンディングしておくことを進めるわ。
エアロロノア セン馬7歳 57㎏ 幸【中団から】
父キングカメハメハ 母父ロックオブジブラルタル
24戦6勝 6.2.4.12
前走、6月東京1800mエプソムGⅢ 5着0.3秒 稍重上り34秒4田辺
・17番手追走から、上り2位 外差し有利馬場は向いた
・1着馬ジャスティンカフェ、2着ルージュエヴァイユ、3着マテンロウスカイ
・メンバーレベルは高い
武豊「終始、外々で厳しい競馬になった」
2走前、4月京都1600mマイラーズGⅡ 8着0.5秒 上り33秒7武豊
・中団から、差し台頭
・外差し有利馬場、終始外々を回っていた
3走前、2月東京新聞杯1600mGⅢ 5着0.2秒 上り33秒6
・8番手から上がり最速も、ウインカーネリアンやナミュールら捉え切れず
直近の様子など
最終1週前ともに、坂路51秒台 元々動くタイプだが動いた
笹田調教師「1週前は強め、動きは良かった。重賞を勝つ力はある」
個人的解説
読売マイラーズは4年連続参戦。息の長い馬ね。京都でのマイラーズは昨年が初めてで、中団から脚を伸ばすもずっと外々を回すことになり8着に敗れてるわ。前走、エプソムカップは、スムーズな競馬で5着だったとはいえ、相手関係は後にGⅠで勝ち負けする相手だったので、これはよく粘ったと言えるわね。
そこから中10か月での出場、その間に去勢も行われて、セン馬としては初めての出場になるわね。実力はまずまずも、いきなりここに調整してくるかどうか…。鉄砲掛けは成績良くないので、枠や調整の情報によっては様子見するかしら。
エエヤン 牡馬4歳 57㎏ Mデムーロ【逃げ~先行】
父シルバーステート 母父ティンバーカントリー
11戦3勝 3.1.1.6
前走、3月中山1600mダービー卿GⅢ 2着0.1秒 上り35秒1
・逃げペース恵まれた
2走前、2月中山記念1800mGⅡ 13着1.4秒 上り38秒8
・14枠から2番手につけるも
・開幕週なので内にはつけた
3走前、12月阪神カップ1400mGⅡ 14着 上り35秒5
・ハイペース、逃げ先行苦しい展開
4走前、11月京都1600mマイルGⅠ 10着 上り35秒1
・5番手付近も、前総崩れ
直近の様子など
中2週なので、時計は遅め
伊藤調教師「ダービー卿は気分よく走れていたあし、中山1600mも合っていた
いい感じなので敢えて短いローテで」
個人的解説
馬名、そして基本逃げ~番手で競馬をすること、中山1600mでの重賞2着が2度あるので、知っている方も多いのじゃないかしら。シルバーステート産駒らしく、時計の掛かる馬場での前残り展開にめっぽう強い。良馬場や高速馬場になると折り合い難が出てきて、着外に飛ぶことも多いわ。
開幕の高速馬場は良くないけど、道中の上り坂で一旦ペースが緩む京都は、そこそこ合うはずよ。Mデムーロ騎手が継続騎乗するし、雨が降って馬場が渋れば、チャンスが出てくるわね。
コレペティトール 牡馬4歳 57㎏ 岩田康
父ジャスタウェイ 母父コロナドズクエスト
10戦5勝 5.0.1.4
前走、1月京都金杯1600mGⅢ 1着ー0.1秒 上り35秒3
・斤量54㎏
・1枠の岩田パパ
・イン立ち回った馬が上位独占
2走前、12月阪神1800m3勝C 1着ー0.1秒 上り34秒0
・斤量55㎏
・前半3F33.5秒ハイペース 4角15番前後の馬が馬券内
・やや詰まった点もあるのでまずまず
3走前、11月東京1600m3勝C 4着0.4秒 上り32秒5戸崎
・斤量57㎏
・前半3F37秒6超スロー、6番手位置でノーチャンス
直近の様子など
1週前坂路一杯で13秒台、もっとも金杯のときも動かなかった
中竹調教師「前走から順調、馬体に幅が出てきて、広いワンターンもいける」
中竹調教師「前走は、ゲート出てからポジションを取りにいた。道中リ来ましたが、それでも最後はしっかり脚を使ってくれた。身体がしっかりしてきたのが走りに出てきた。
3歳秋までは、華奢で牝馬のような体型でしたが、馬たに羽ばた出てきて逞しくなった。中間も、リフレッシュと同時に乗り込んでもらった。一週前追切は一杯に追った。それで飼葉が落ちることも無かった。最終追切も十分な負荷がかかった。ストライドが大きく柔らかい走りで良かった。」
個人的解説
前走京都金杯は、1枠2番から岩田康誠騎手得意のイン突きが見事に決まったわね。京都開幕週だったことも相まって、内側を走った馬が有利になったわね。これで3勝Cから2連勝。岩田騎手が継続騎乗となったこともプラスね。
とはいえ、過去2戦は斤量が非常に軽くて、ハンデ戦だった京都金杯は54㎏。このハンデがプラスに働いたのは否めないわね。そこから斤量が3㎏上がる負担が気になるわね。とはいえ、同じ舞台で再びの開幕週、内枠に来た時はやはり要注意ね。
スパイダーゴールド 牡馬5歳 57㎏【先行/差し】
父ダイワメジャー 母父Candy Ride
12戦4勝 4.2.0.6
前走、1月東京2000mL 4着0.6秒 上り34秒1横山武
・掲示板は約1年ぶり
・比較的差し有利、6番手から
2走前、1月中山1600mL 13着0.8秒 上り34秒2石川
・後方集団から進めるも…
3走前、12月中京2000m中日新聞杯GⅢ 13着0.9秒 上り35秒2
・前半3F34秒7早め、4番手追走も
直近の様子など
最終1週前のみ
個人的解説
2022年秋~2023年明けに、未勝利から3勝Cまで怒涛の4連勝している馬ね。ただ、その時の4連勝時は、ルメール騎手。そこから乗り替わってから4戦連続二けた着順と苦戦が続いたわ。前回、東京2000mが久々掲示板だったけど、上位2着からやや離された競馬。そこから距離400m短縮でこのマイラーズGⅡは、どうかしら?京都は今回が初めてなので、それで激変するかどうか。
セッション 牡馬4歳 57㎏ 坂井【逃げ~先行】
父シルバーステート 母父Dubawi
10戦2勝 2.2.2.4
前走、3月中山1600mダービー卿GⅢ 7着0.9秒 上り35秒0横山武
・エエヤンからやや離された逃げ
・斤量57㎏
2走前、1月京都金杯1600mGⅢ 2着0.1秒 上り36秒4坂井
・斤量55㎏
・内前有利馬場
・大逃げ馬を見送って、2番手で楽逃げ
3走前、11月東京1600mL 4着0.5秒 上り32秒8岩田望
・6番手追走も、スロー
直近の様子など
中2週目のため最終軽め
斎藤調教師「前走は、一頭大逃げして、2番手からでしたが、外からプレッシャーもあり苦しい展開になった。3歳の春くらいまではクラシックを目指したが、距離が長い印象で、マイルに行って、いい成績を残してくれています。だいぶ筋肉質になってきましたが、今回もマイルで。
まだ、精神的に幼いところを残しているので、乗り慣れた坂井騎手に戻り、前回とは違った競馬を見せてくれると思う、一週前追切は、前走から間隔が短いので単走で。最終追切は、坂井騎手で坂路。55秒台でしたが、やり過ぎない方がいいと思う。
スタートのセンスが良く、好位で競馬でき、スピードもあります。GⅠ馬が出てくるところ、どれだけやれるか能力を試す形になる」
個人的解説
逃げ、もしくは番手で競馬をしていく馬ね。今回騎乗する坂井騎手と相性が良く、過去4戦で2.1.1.0と馬券内に必ず絡んでるわ。京都金杯は、斤量に恵まれたところはあるけど、2番手好位追走で見事に前残りを達成したわね。
ダービー卿から中2週で、京都金杯の時から斤量が2㎏上がるのは不安要素だけど、開幕週で前残り有利。坂井騎手との相性の良さもあるので、外せない一頭ね。京都金杯の時は、ドルチェモアの後ろに光ることに成功、今回はエエヤンの後方に控えることができれば…面白いかしら?
セリフォス 牡馬5歳 57㎏ 川田【先行】
父ダイワメジャー 母父Le Havre
12戦5勝 5.2.0.5
前走、12月香港マイル1600mGⅠ 7着 川田
・内前有利ではあった、最後に壁になる場面も
2走前、11月京都1600mマイルGⅠ 8着0.4秒 34秒4川田
・同じ舞台
・外差し有利馬場を中から伸びた、着差もついていない
・中盤に折り合いを欠いたのも響いたか
・内前総崩れだった
3走前、6月東京1600m安田記念GⅠ 2着0.2秒 33秒6レーン
・2枠4番、5番手追走 展開は恵まれた
直近の様子など
福永助手は「昨年の秋は夏負けの影響があったところから、なかなか体調が上向いてこなくて、マイルCSに直行。その分、力みの強い走りとなり、伸びを欠いたのは久々の影響があったように思われます。香港遠征では環境の変化にうまく対応できず、力を出し切れなかったのかも」
1週前CW良馬場:7F96.2-79.2-36.1-10.9 一杯
福永助手「まだ幾分、馬体に余裕あり。ここから態勢が整うように」
重心低い走り、外回った
最終坂路:52.7-37.4-12.2 馬なり
中内田調教師「昨年のマイルCSは、休み明けで力みが強く、最後まで持たなかった。また、京都のコース形態に合った走りもできていなかった。それと残暑の影響で調整が遅れていたこともあった。香港マイルは、道中の運びは良かったけど、洋芝が合わなかったと思う。
前走後は、リフレッシュさせ、ここまでは順調。一週前追切は休みが長かったので、しっかりやった方がいい状態。古馬になって仕上がりに時間を要している。最終追切は、二週続けて負荷をかけたので、最後は坂路でさらっと。休み明けは否めないので、ここを使って良くなれば」
個人的解説
買い馬券を決めるうえで大事になる1頭ね。22年阪神開催のマイルGⅠで1着、23年安田記念は2着と、実績走力ともにトップレベルになるわね。ただ、23年この京都舞台マイルGⅠでは8着、続いての香港マイルも7着と崩れてしまった。くしくも、同レースに出場するソウルラッシュが好成績を上げているのが難しいところね。ダイワメジャー産駒特有の早熟だとも言われているけど…、夏負けした影響はあったみたい。
マイルGⅠは全頭の成績を見ると内前総崩れの展開だったことは見直せる。また海外競馬に関しては、やや苦手の傾向ね。もしかすると基本的には日本特有の高速馬場がいい可能性あり。調教ではまずまず動けているし、京都開幕週の前残りに持ち込めれば、復活あるかしら。
ソウルラッシュ 牡馬6歳 57㎏ 松山【先行/差し】
父ルーラーシップ 母父マンハッタンカフェ
18戦6勝 6.2.1.9
前走、12月香港マイル 4着 モレイラ
・スタート出遅れて
・内前有利合わずも、最後まで伸ばしてきた
2走前、11月京都1600mマイルGⅠ 2着0.0秒 33秒6モレイラ
・荒れ馬場の内を突いた
3走前、9月中山1600mオータムGⅢ 1着0.0秒 33秒6松山
・斤量59㎏
・2枠2番、3番手好位から前へ
22年阪神マイラーズ1着、23年マイラーズ3着
6走前、4月京都1600mマイラーズGⅡ 3着0.1秒 33秒5松山
直近の様子など
1週前CW良馬場:6F83.5-36.1-10.8 一杯
加速ラップ 3頭併せ先着
松山騎手「ラストを意識しましたが、いい感じの伸び。前に乗ったオータムの時と同じ感じ」
最終CW:82.6-36.1-10.8
通常最終軽めにするところ…強化練習の最中に試合を使う感じ?
池江調教師「前走の香港マイルは、慣れない環境の中、いつもと同じ状態。上位との壁は感じたものの、メンタルは強くなるように思う。
香港から戻って、1週間の検疫、3週間の検査、そこで乗り込んでいたので、レースを使っているような感じで帰ってきました。
一週前追切は、最後に自分で止まる癖があるので、それを出さないようにすることを気を付けた。併せ馬で、抜け出してからも集中して走っていましたので、いい内容だった。最終追も、CWで2頭併せ馬、抜け出した後、最後までしっかり走った。
基本的に、叩き良化型ですが、例年と比べてしっかり動けている。京都との相性はいいし、少し渋るのは歓迎。6歳になって、瞬発力に磨きがかかっていると思う」
個人的解説
ここ数戦一番波に乗っている馬ね。3走前はトップハンデ59㎏を背負いながら貫禄の勝利、そこからマイルCSはモレイラ騎手が、イン突き成功し一旦トップ。ナミュールの末脚に屈したものの2着好走。香港マイルでは、スタートで後手を踏む展開も、そこから粘って4着。内前有利だった中、強い競馬をしたわ。
そこから松山騎手に乗り替わるのと、時計が掛かる馬場状態の方が強い場合があるのが引っかかるものの、昨年松山騎手でマイラーズ3着好走しているので、舞台は大丈夫のはず。やはりセリフォスと並んで1着2着争う予想が順当かしらね。最も、重馬場やタフな馬場のほうがいいのがどう出るか…かしら?
ソーヴァリアント 牡馬6歳 57㎏ 池添【先行/差し】
父オルフェーヴル 母父シンボリクリスエス
17戦5勝 5.2.3.7
前走、2月中山記念1800mGⅡ 12着1.3秒 稍重37秒8武豊
・馬体重+22㎏
・1枠2番も後方から、捲っていくも
2走前、11月京都1600mマイルGⅠ 12着1.3秒 35秒4池添
・前崩れの展開を2番手追走した
大竹調教師「ゲートでつまずいて、リカバリーで力んだ。」
3走前、10月東京1600m富士GⅡ 3着0.6秒 34秒4池添
・初1600m、差し有利は向いた
直近の様子など
・1週前良馬場:6F80.2-35.7-10.9
3頭併せ、内目回るもまずまず
大竹調教師「1週前は良く動けてた、状態は引き続き良さそう」
個人的解説
かつてはチャレンジカップGⅡ連覇など、中距離で実績を重ねてきた本馬だけど、折り合いに課題があり、マイルにチャレンジ中ね。マイルCSは、2番手追走も前総崩れの展開が向かず度外視、前走中山記念は、+22㎏と明らかに太め残り。残り200mでピタッと脚が止まったので、調整ではあったかもしれないわね。
3走前、東京1600mで3着、覚醒傾向があったナミュールに引き離されたものの、好走歴があるのはいいわね。追切の動きも良かったので、折り合いが大丈夫なら実力は高い方ね。
トゥードジボン 牡馬5歳 57㎏ 藤岡佑【逃げ~先行】
父イスラボニータ 母父Yesbyjimminy
15戦4勝 4.2.2.7
前走、3月阪神1600mL 11着0.6秒 重馬場35秒4藤岡康
・比較的差し台頭で4番手追走も
2走前、2月東京新聞杯1600mGⅢ 10着0.7秒 34秒8藤岡佑
・2番手追走、イン前有利だったが…
3走前、1月京都金杯1600mGⅢ 3着0.1秒 35秒9藤岡佑
・斤量55㎏
・比較的前有利
直近の様子など
3勝Cを勝ったころの時計ではない
個人的解説
京都金杯で1番人気に支持され、3着と馬券内に残ったわね。斤量55㎏と恵まれたとはいえ、初の古馬混合重賞で見事な走りだったわ。ただ、その後2走連続2桁着順。斤量が2kg上がったとはいえ、それにしてもかなり負けてしまったわね…。
とはいえ、成績を調べてると、京都に強くて、1600m2.0.1.0。2勝Cの時斤量58㎏を背負って勝っているわ。また、道悪が非常に苦手で3戦すべて着外。このあたりも理由になりそうね。少し雨が心配も、得意舞台の開幕週、良馬場なら、3番手粘り込むことはありえるかしら。
トランキリテ 牡馬5歳 57㎏ 武豊【差し】
父ルーラーシップ 母父ゼンノロブロイ
20戦4勝 4.3.0.13
前走、2月京都1600mL 2着0.0秒 上り33秒4
・斤量55㎏
・ハイペース&超外差し馬場、17番手から上がり最速
2走前、1月京都1600m3勝C 1着0.0秒 重馬場34秒9
・斤量56㎏
・6番手から上り2番
・比較的緩いペースを逃げ馬捉えた、トラックバイアスに逆らった
3走前、中山1600m3勝C 10着0.6秒 上り34秒9松山
・斤量58㎏
直近の様子など
1週前CW:82.6-37.4-12.0
最終:80.9-36.6-12.1
個人的解説
最初はダート、途中から芝になり、勝ち上がりに非常に苦労していた馬。それが年明けから武豊騎手に乗り替わってから連続で好走。1月に京都1600m重馬場前残り展開を6番手から差す強い競馬で3勝Cを勝ち上がると、続くリステッドでは、トラックバイアスは向いたものの、17番手から上がり最速で、ドゥアイズにタイム差なしの2着と大健闘。
メンバーレベルは上がって、斤量が2kg増加するマイラーズでも好走できるかは分からないものの、京都と武豊騎手の相性は抜群。勢いでどこまで通用するかしら。
ニホンピロキーフ 牡馬4歳 57㎏ 田口【先行】
父キタサンブラック 母父スウェプトオーヴァーボード
12戦4勝 4.3.2.3
前走、3月小倉2000m3勝C 1着ー0.4秒 稍重上り34秒9
・斤量58㎏
・早め先頭もそのまま突き放した、4角で少し追い出しを待つも外へ
2走前、2月京都2000m3勝C 2着0.2秒 上り33秒7
・斤量57㎏
・外回した分届かなかったが、いい競馬
3着馬リフレーミングがその後勝ち上がるなどメンバーレベルは高め
3走前、12月阪神1800m3勝C 7着 上り35秒0
・斤量55㎏
・後方から
直近の様子など
1週前重馬場:6F81.1-36.8-11.6 一杯
加速ラップ 併せ馬先着 少し重心高いが伸びる
個人的解説
京都と小倉で好成績の多い4歳馬ね。騎手2年目田口騎手の相性もよくて、6戦連続騎乗して3.2.0.1、昨年11月2勝Cではこの舞台京都1600mを3番手から上がり最速で勝利経験もあるわ。前走小倉2000mは、早め先頭から突き抜けての勝利、勢いもあるわ。
初重賞になるけど、上がり最速の末脚を何度も繰り出しているので、ある程度期待していいかしら。最も、どちらかというと道悪時に成績がいいので、開幕週の高速馬場が脚に合うかどうかかしら?
ノースザワールド 牡馬6歳 57㎏ 北村友【先行/差し】
父ディープインパクト 母父Giant's Causeway
30戦4勝 4.10.2.14
前走、3月阪神1600mL 6着0.3秒 重34秒6幸
・比較的差し台頭、展開は向いたが…
2走前、3月中山1600mL 2着0.2秒 上り34秒7横山和
3走前、1月中山ダ1800mOP 15着
5走前、10月東京1800m毎日王冠GⅡ 6着横山和
・前半3F36秒0、6番手 位置取り勝負となったか
直近の様子など
中3週で追切6本とまずまずか
個人的解説
この1年は中山芝で好成績をあげている馬ね。基本的に先行馬で、22年3勝Cで6戦連続2着のこともあったけど、ここのところ中団~差しの競馬が増えてきているわ。リステッドから舞台が一気に上がるし、ある程度展開運が必要になるかしら。
ビーアストニッシド 牡馬5歳 57㎏ 和田竜【中団?】
父アメリカンペイトリオット 母父ネオユニヴァース
18戦2勝 2.2.2.12
前走、3月阪神1600mL 12着0.7秒 重馬場35秒8国分
・1枠1番逃げ
2走前、3月阪神ダ1400mL 9着0.6秒 小崎
3走前、12月阪神1600mL 5着0.5秒 上り33秒6岩田パパ
4走前、11月京都1600mマイルGⅠ 11着1.3秒 上り35秒1
7走前、5月京都1400mL 2着0.5秒差 上り32秒8
・11番手から直線一気
・1着馬ママコチャ 差はついた
8走前、4月京都1600mマイラーズGⅡ 6着0.3秒 34秒1岩田パパ
直近の様子など
最終坂路一杯で終い12秒台後半 良かった頃よりは出てないか
個人的解説
22年スプリングSの勝者ね。その後苦戦していたけど、昨年のマイラーズCで2番手追走で6着粘り込み、次の京都1400mLで、着差はあるけど後のスプリンターズGⅠ覇者ママコチャの2着に食い込んだことがあるわ。その後は、ダートを走ったり逃げたり、やや迷走中な感じも…。京都の舞台は苦手ではないと思うので、枠だけはチェックね。
フリームファクシ 牡馬4歳 57㎏【先行/差し】
父ルーラーシップ 母父スペシャルウィーク
9戦3勝 3.1.0.5
前走、2月東京新聞杯1600mGⅢ 11着0.7秒 菅原33秒8
・斤量58㎏
・開幕週前残り展開、大外枠9番手から
2走前、1月京都金杯1600mGⅢ 5着0.4秒 川田35秒8
・斤量56㎏、2000⇒1600m短縮ローテ
・6番手追走、比較的前有利
・大外枠
3走前、12月阪神2000mチャレンジGⅢ 8着0.6秒 川田35秒6
・ダービー以来半年ぶり
・2番手追走も、折り合いを欠く
直近の様子など
1週前に併せ馬を下が追いつけず、終いも失速
個人的解説
昨年中京2000mで行われたきさらぎ賞の勝者になるわね。その後は苦戦が続いていたものの、年明けの京都金杯では5着。しかも開幕週で内前有利の中、大外枠で枠なりに回して、勝馬から0.4秒差。続く東京新聞杯も開幕週で内前有利の中、大外枠で実質チャンスがなかったわ。
近2走は、大外枠を引いて枠なりに回す形になっているので、見直せるわね。まだ鞍上が決まってない点は不安だけど、内枠に来た場合は、一つチャンスになるかしら。
ボルザコフスキー 牡馬5歳 57㎏ 吉村【差し】
父キズナ 母父Orpen
23戦5勝 5.4.3.11
前走、3月阪神1600mL 1着0.0秒 重馬場34秒2吉村
・12番手から上がり最速、差し展開は向いた
2走前、2月阪神1400m阪急杯GⅢ 5着0.8秒 重馬場35秒9ムルザバエフ
・開幕週、イン前有利
・トラックバイアスに逆らった
3走前、2月京都1600m 4着0.3秒 34秒5Mデムーロ
・超外差し馬場、8番手から
・斤量55㎏
直近の様子など
CW終い3F35秒~36秒台連発、最終追いは併せ遅れも相手が強かった
中3週でも攻めていた
個人的解説
ルーキー吉村騎手が、JRA初重賞チャレンジね。ボルザコフスキー自身も冬の上がり馬、2走前の阪急杯GⅢで重賞初挑戦、阪神開幕週で前残りの展開の中後方から5着好走。トラックバイアスに逆らっている点は評価できるわ。続いて阪神リステッドで吉村騎手が、差し展開が向いたとはいえ勝利に導いた。
重馬場、時計の掛かる馬場での好走が多いのが、京都開幕週で割引にはなるものの、上がり最速の末脚は何度か繰り出している点は注目ね。基本的には差し馬だけど、前の方につけることができればチャンスがあるかしら。
リューベック 牡馬5歳 57㎏ 浜中【差し】
父ハービンジャー 母父スペシャルウィーク
11戦3勝 3.1.1.6
前走、2月京都1600mL 10着0.7秒 34秒7酒井
・超外伸び馬場、12番手から
・反応が鈍かった?
2走前、1月中山1600mL 8着0.5秒 34秒4菅原
・直線で前が壁
3走前、12月中京2000m中日新聞杯 9着0.8秒 34秒9
・中9か月
・内前有利で大外回った
・同脚質ハヤヤッコが2着だが…
直近の様子など
1週前CW軽め 最終老いでフリームファクシに遅れ
個人的解説
ここのところ苦戦が続いているわね。中9か月となった中日新聞杯での9着は、内前有利の中で大外回ったので、度外視できるものの、ここ2戦で中々状態があがってきていない感じ。特に前走は外差しの展開が向いた中で、10着とちょっと気になるわね。。基本的に1800m以上で好成績が多いので、京都開幕週1600mの舞台が向くかどうかかしら。
枠順・予想!
ここは前日の夜に追記予定よ!
1枠1番トゥードジボン 牡馬5歳 57㎏ 藤岡佑【逃げ~先行】
四位調教師「前走11着は、馬場が悪かったこともあるけど、鞍上は構え過ぎたと。相性のいい京都で乗り慣れた騎手に戻るし、今の出来なら掲示板以上は合っても。内枠は欲しかった」
1枠2番スパイダーゴールド 牡馬5歳 57㎏ 西村淳【先行/差し】
鹿戸調教師「除外でスライドした影響もなく、出来は安定している。開幕週の馬場とマイル対応がカギになるけど、流れに乗れるか」
2枠3番セリフォス 牡馬5歳 57㎏ 川田【先行】
福永助手「ここを目標に乗り込んで量は十分。力があるので時計は出ていますが、休み明けでまだ本調子手前、地力に期待ですね」
中内田調教師「安田が勝負だから、叩き台」
川田騎手「極端な人気で負けることを嫌うので、慎重なコメントになったのかも。出来は絶好で、安田に繋げるために2着以内狙い」
2枠4番リューベック 牡馬5歳 57㎏ 浜中【差し】
須貝調教師「乗り難しいところがあるけど、1600mは通用するはず。休み明けも大丈夫なので、流れに乗りたい」
3枠5番エアロロノア セン馬7歳 57㎏ 幸【中団から】
笹田調教師「休養期間は長いけど、帰厩後はじっくり乗り込み、3週続けての追切で素晴らしい動きになった。去勢手術からの叩き台になるが、4走前の福永はマイルなら大きいところもと期待していた」
3枠6番ビーアストニッシド 牡馬5歳 57㎏ 和田竜【先行】
高田助手「途中から来られてきつい展開だったし、馬場もきれいな方がいい。開幕週の芝は歓迎なので、落ち着いていきたい」
4枠7番ノースザワールド 牡馬6歳 57㎏ 北村友【先行/差し】
田中助手「前走の6着は粘った。2走前はうまくはまったし、その時のイメージで乗ってほしい。馬場が渋るのは問題ない」
4枠8番トランキリテ 牡馬5歳 57㎏ 武豊【差し】
松永調教師「前走は、オープンの強い相手によく走ってくれた。時計面の課題はあるが重賞でも楽しみ。タメが効くようになり競馬の幅広がった。重馬場は歓迎」
武豊「良馬場より少し渋ってほしい。突き抜ける可能性が高くなる」
5枠9番ニホンピロキーフ 牡馬4歳 57㎏ 田口【先行】
大橋調教師「前走後は、短期放牧を挟んでここを目標に。平坦コースは合うし、身体も充実、本格化の兆しが見える。先週はビシッと攻めたから、今週はさらっと。一発は狙える」
田口騎手「前走も余裕があった、マイルの方が走りやすいから楽しみ」
5枠10番コレペティトール 牡馬4歳 57㎏ 岩田康【差し】
柴田助手「心身ともにしっかりして今が充実期、前走重賞勝てたことで、安田記念を目標に調整してきた。鞍上も心強いし、この相手でも楽しみ」
岩田パパ「試金石だね、どこまでかな」
6枠11番アリストテレス 牡馬7歳 57㎏ 古川吉【追込】
上村調教師「気持ちを戻したりと、まだ立て直している段階だけど、前走で復調の兆しを見せた。今回も先を見据えた走りができれば」
6枠12番ソーヴァリアント 牡馬6歳 57㎏ 池添【先行/差し】
大竹調教師「催鞍所からナーバスになっていました。追切は左回りとしては動けていた。精神面が課題なのは明らか、調整は軽くなったが、調整効果を保てるか」
池添騎手「3走前の3着が理想。自分が騎乗したら3着はあると思う」
7枠13番セッション 牡馬4歳 57㎏ 坂井【逃げ~先行】
斎藤祟調教師「前走は苦しい展開でした。使ってしっかりしてきて気配は上向き。乗り荒れた鞍上で改めて期待」
関係者「展開的に有利な条件にはなるが、金杯の反動があり今回は8分の出来」
坂井騎手「3着くらいならこのメンバーでも」
7枠14番ソウルラッシュ 牡馬6歳 57㎏ 団野【先行/差し】
兼武助手「2週続けてしっかり追ったし、今週は反応を確かめる程度。動きも申し分なし」
池江調教師「動きも状態も文句なし、しっかり賞金を獲得して本番に向かいたい。雨馬場も得意、騎手が団野になるが問題ない」
8枠15番フリームファクシ 牡馬4歳 57㎏ 富田【先行/差し】
須貝調教師「2走前、前走と内が有利の馬場の中で外枠。能力はあるから変わっても不思議はない」
8枠16番ボルザコフスキー 牡馬5歳 57㎏ 吉村【差し】
押田助手「短期放牧を挟んでいつも通りの仕上げ。相手が強いけど、地力をつけてきた今ならやれないか」
8枠17番エエヤン 牡馬4歳 57㎏ Mデムーロ【逃げ~先行】
伊藤調教師「前走は我慢させた稽古の効果があり、先行しても余力があった。直線が平坦の京都は合いそうだし、開幕週の馬場も+。馬は元気一杯なので、前走が刺激になってくれれば。ただ、外枠は勘弁だった」
デムーロ「外枠で乗り方が難しくなった」
ここにきて雨がそこそこ降ってきているけど、ある程度開幕高速馬場で予想するわ
◎7枠14番ソウルラッシュ
難しいけど、本命はこちらかしら。枠が比較的外目ということと、テン乗りになるなど不安要素はあるけど、ここ半年の中で、このメンバー一番強い競馬をしているのは確かよ。マイルCSや香港では、時計がかかる馬場状態で強い競馬をしていた。前走も、外枠だった中で3着は確保した。メンバーレベルは昨年の方が強いくらいなので、十分に勝ち負けまでこれるわ。
○2枠3番セリフォス
陣営が休み明け調整を強調しているのが気になるけど、やはり中心になってくる存在ね。近2走は、夏バテから調整がうまくず、試合もかかり気味になってしまっていた。同じ舞台だったマイルCSはタフな馬場コンディションにもなっていて、内前が全員沈む展開に。それからすると、開幕週の馬場なので、かなりセリフォスに向くわ。ここにきて稍重になりそうなのは、気になるけど、開幕週はそれでも先行内枠を獲れたのは大きいでしょう。
▲1枠1番トゥードジボン
京都成績(1.0.2.0)ということで、京都巧者よ。2勝C3勝C連勝し、記憶に新しい京都金杯も、前残り3着。その後連敗しているけど、それでオッズが下がっておくなら、抑えておきたい穴馬ね。勿論、今年4戦目のローテ、道悪成績(0.0.0.3)は引っかかるけど、開幕週の内枠の、逃げ先行馬ということだけでも、抑えておきたいところよ。
△6枠12番ソーヴァリアント
昨年はGⅡ札幌記念・富士ステークスで、3着掲示板確保の実績があるわ。前走の中山記念は、休み明け馬体重+22㎏で、絞れていなかった。そこから調教具合は非常に良くて、前走から一変する可能性はあるわね。
4枠8番トランキリテ
走力的にはもう少しな感じもするけど、京都の開幕週武豊騎手だけでも注目にはなるわね。ずっと3勝Cで勝ち上がりに苦労していた馬が、京都×武豊騎手になってすっと勝ち上がり、続くリステッドも差し展開が向いての2着。時計は持ってないけど、重馬場は、歓迎。ローテも中2か月で、ここを見据えているわ。
5枠9番ニホンピロキーフ
小倉と京都に強い上がり馬ね。要は右回り平坦コースで勝ち上がってきているので舞台は整っているわ。2000mを中心に使っているので、スピード面の課題はあるけど、得意舞台なのは間違いない。田口騎手の騎乗にも注目ね。
☆7枠13番セッション
今のところ、坂井騎手騎乗で2.2.1.0で掲示板を外したことがないわね。2走前、京都金杯は11番枠から、2番手の競馬をできているのはいい要素ね。前走のダービー卿から間隔が空いていないのは気になるところなので、上位にはできないけど、早めに内側取れればというところね。