2024NHKマイルカップGⅠ~全頭情報&予想まとめ[直前まで追記]|東京競馬 5/5(日) 11R JRA
ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ!
競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。
クラシック最初のGⅠ桜花賞は
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯
また、ダービー卿・ニュージランドTと中山1600m重賞を連続で単勝的中、アーリントンカップでは
🎯1着馬ディスペランツァ、3着馬チャンネルトンネルを推奨
調子を上げているわ。
先週も、
マイラーズカップ
🎯2頭マルチ軸流し三連単🎯
福島牝馬ステークス
🎯1着馬コスタボニータ
先週の天皇賞春などは展開の読み違いもあって申し訳なかったわ。
5月で一気に巻き返すわよ!
NHKマイルカップの情報
東京1600mとは
ヴィクトリアマイル・安田記念など、
多くのGⅠが行われる舞台ね。
スタートは、向こう正面2角出口付近
3角までは550m、上り坂もあるけど全体的に下ってるわ
ある程度、ペースが流れることも多いわね。
3角4角は比較的大回り
→コーナーワークが苦手な馬もある程度回れるし、
馬群に揉まれないということで、外枠の馬がスピードに乗ってくることもあるわ。
最後の直線は525mと長く、しかも2mの急坂あり
→瞬発力勝負なんだけど、結構持久力もいるコースになっている
1800m~2000mくらいでもやりあえるくらいの力がいる、
逆に短距離系、距離延長組が苦戦傾向にあるわ
基本ハイペース
短距離が向いている馬が、3歳のスプリントGⅠがないということで、長いことは承知でNHKマイルカップに、何頭か参戦するのが例年の流れよ。
そのために、スプリンターが早い流れにして、消耗戦になり、最終的にハイペースを味方にできた差し勢が台頭してくるのが、毎年の流れになるわね。昨年の場合、雨が降った影響もあって、余計に前が止まる流れになって、後方からレースを進めていたシャンパンカラーとウンブライルのワンツーになったわ。
その他の年を見ても、トウシンマカオやピクシーナイトなど、その後短距離に進んだ馬が逃げてペースを作り、最終的に4角で中団~最後尾付近につけていた馬があがってきている場合もあったり。とはいえ、2020年は4角で先頭付近にいた馬がそのまま残ったケースはあったけど、この時は向かい風で後方が上がれない例外もあったわね。とはいえ、差し馬のチェックは絶対必要ね。
朝日FS王者VS阪神JF女王
NHKマイルがGⅠに昇格して以降、2歳王者と女王が対決するのは史上初だそうね。王者のジャンタルマンタルは、朝日FSでは外差し馬場を内を通して勝利。その後勝利はないものの、皐月賞は、先行にはかなり厳しい流れの中、4角で一旦先頭に立っての3着、勝馬ジャスティンミラノがレコードを出す中、0.1秒差の3着と高パフォーマンスが続いているわ。
女王アスコリピチェーノは、阪神JFはスムーズだったとはいえ、従来より1㎏重い斤量を背負ってレコード。そのまま桜花賞に直行するも、阪神JFタイム差なし2着馬が、非常にいい競馬をして、位置取りの差で2着。とはいえ、長くいい脚を使って高パフォーマンスを続けているわ。
オッズも2強ムード、よっぽどのことがない限りは、私もその2頭どちらかを本命印を打つと思うわ。勿論、不安点はあるのはあるし、それに例年になく全体的にレベルが高い。全頭診断の中でまとめていくわ!
全頭情報まとめ
アスコリピチェーノ 牝馬 ルメール【先行/差し】
父ダイワメジャー 母父Danehill Dancer
4戦3勝 3.1.0.0
前走、4月阪神1600m桜花賞GⅠ 2着0.1秒 33秒5北村
・1着馬に直線入り口でタックルされた
・中間に感冒で僅かに練習が飛んだ時期有
北村宏騎手「スタートの一歩目は、五分に出ましたが、その後はうまくスピードに乗れなかった。
体勢を整えながら進めましたが、4角では手応えが苦しい部分があって、
勝馬に割って出られる形になりました。よく食いしばってくれました」
2走前、12月阪神1600m阪神JF・GⅠ 1着0.0秒 33秒7北村
・4角8番手からスムーズに
・とはいえ、レコードタイムでレベルは高かった
3走前、8月新潟1600m2歳GⅢ 1着ー0.2秒 33秒3北村
4走前、6月東京1400m新馬 1着ー0.4秒 33秒3ルメール
・4角11番手から
・上り1位、上り2位と0.5秒差、非常にスローだった
直前の情報
1週前稍重:6F79.4-36.9-11.1 強め
黒岩調教師「桜花賞のダメージも少なく回復も早かったので、
一週前追切はしっかりやりました。気持ちが高ぶっていなくて息も良いです。」
共同会見・黒岩調教師「桜花賞は結果は良くなかったですが、最後は勝馬に迫る脚を見せてくれて、改めて力強さを示してくれたレース。道中少し下がる場面がありました。
決め手となったのは4角で、勝馬に外に出されてしまいました。それまでのレース運びで、あの位置にいたこと自体が少し悪い結果を招いてしまったので、少し悔いが残る。牝馬をお預かりして、桜花賞を目標にやってきたので、結果が良くなかったというところは非常に悔しいです。
馬の状態は、非常に精神状態も安定していて、食欲も安定しています。回復状況は非常に良かったです。大きな疲労も無く、食欲もあって、身体が増えて過ぎてしまう懸念もあった。そのため、1週前追切からやっていけるような状況で、それに合わせて美浦トレセンに戻ってきてました。
回復状況が良かったので、1週前の追切は桜花賞から間もない追切でしたが、NHKマイルカップに向かうにあたって1週前追切としてしっかりやるというテーマでやりました。動きも良かったです。息遣いの重苦しさもなかった。
1週前にしっかりやりましたので、多少反動はありましたが、日曜日には時計を出して、今日の追切もそこまで深くやることはないなというところ。それでもしっかり併せ馬で良い動きが出来ていたと思います。
東京競馬場については、どの競馬場でもマイルコース、ワンターンでも上手に走ってくれて、持っている力は高いと思うので、力を出せると思う。メンバーレベルはとても脅威に感じます。強い相手に挑むにあたって体調は整ったと思うので、期待して送り込みます。おくまで挑戦者として、臨む立場かなと。」
個人的診断!:S
いきなり本命になる一頭になるわね。阪神JFの女王を一番高く評価するわ。阪神JFは、スムーズだったとはいえ、高パフォーマンスでレコードタイム。斤量も前年までから、1㎏増えていた中でのレコード勝利はインパクト高かった。阪神JFは、中間で感冒があり万全でなく、また進路どりに苦労した面もあった中で2着。改めて強さを見せてくれたわ。
そして、調教で非常に動きがいい…。もしかすると、道中の感冒の影響で、桜花賞よりも、NHKマイルCのほうにピークがきているかもしれないわ。しかもここで、3月海外レースで落馬骨折があったルメール騎手が復帰に、アスコリピチェーノを選んだそうね。本当に当日まで慎重に見る必要もあるけど、舞台は間違いなく整っているわ。
アルセナール 横山武【先行/差し】
父エピファネイア 母父ダイワメジャー
2戦1勝 1.1.0.0
前走、2月東京1600mクイーンGⅢ 2着0.1秒 上り34秒0ルメール
・4角5番手から、差し台頭展開
・中々進路を確保できなかった
木村調教師「結果的には不利が痛かったです。
また体調を整えて、次に向けて頑張っていきます」
2走前、11月東京1600m新馬 1着ー0.2秒 上り34秒2
直前の情報
1週前稍重:7F96.4-80.6-36.8-11.3 馬なり
個人的診断!B+
過去2戦ながら、どちらも東京で好レースをしている馬ね。11月新馬戦同舞台1600mで上がり最速で浮上。2走目のクイーンカップは、クイーンズウォークら差し馬が上がってきた中、0.1秒差の2着。3枠3番で内側を確保したものの、最後の直線で挟まれたり、進路どりに苦労。底を見せていないまま、今回のGⅠを迎えるわ。相手関係が強くなるのと、ルメール騎手から乗り替わるのが難しいところだけど、東京での末脚は楽しみよ。
アレンジャー 横山和【先行】
父リアルスティール 母父ネオユニヴァース
9戦1勝 1.3.2.3
前走、4月阪神1600mアーリントンGⅢ 2着0.0秒 32秒9横山典
・1枠から2番手先行、スローを前粘り
2走前、3月中山1200m中山1勝C 2着0.3秒 34秒2
3走前、1月京都1600m1勝C 4着0.9秒 36秒5
直前の情報
1週前CWでベスト
個人的診断!C
前走アーリントンカップ激走で話題になったアレンジャー。それまで善戦続きからの初重賞だったので、注目度は高くなかったけど、横山典騎手の好騎乗であわやというころでの2着入選ね。とはいえ、スローの前残りで展開が向いた感じは否めないかしら…1200mや1400mのレースも使ってきているので、内枠でしぶとくレースを進めたいところね。
イフェイオン 西村淳【先行】
父エピファネイア 母父ゼンノロブロイ
4戦2勝 2.0.1.1
前走、4月阪神1600m桜花賞GⅠ 11着0.7秒 34秒2
・8番手追走も
・伸びない内である程度走ったが、力負け?
西村騎手「イレ込みがキツく、競馬でもファイトしてしまった。
初めてタイトな競馬でしたから、いい経験になったと思う」
2走前、1月中山1600mフェアリーGⅢ 1着0.0秒 34秒8
・外枠から、4番手追走
・差し台頭レースで前残り
3走前、11月京都1600m未勝利 1着ー0.3秒 34秒3
直前の情報
杉山調教師「1週前なので、負荷をかけました。先行馬が少し早かったですが、
馬場が悪い中でも十二分に動けました。予定通りです」
個人的診断!B-
1月フェアリーステークスを制していた馬ね。この時は、外枠で枠なりに外を回って、4角4番手。あまりいい流れではなかったものの勝ち切ったという強いレースをしたわ。桜花賞は、内側を取れたものの、レース前から昂っているなど、ちょっと力を出し損ねたわ。メンタル面に課題はあるけど、これがなくなったら、激変もあるわね。
ウォーターリヒト 菅原明【追込】
父ドレフォン 母父ヴィクトワールピサ
8戦1勝 1.1.3.3
前走、4月中山2000m皐月賞GⅠ 16着2.1秒 35秒6
2走前、3月中山1800mスプリングGⅡ 9着0.9秒 33秒5
・スローペース、後方ノーチャンス
3走前、2月京都1800mきさらぎGⅢ 2着0.0秒 33秒8
・差し台頭
・外伸び馬場で内を突いたが
直前の情報
単走のみ、今までは間隔が詰まっても併せ馬
個人的診断!C
シンザン記念で17番人気で3着突っ込んできて、話題になった馬ね。次のきさらぎ賞でも差してきて、クラシックの有力候補になってきたわ。ただ、皐月賞は勝馬から離された16着と惨敗。昨年10月デビューから休みなく、走ってきているので、疲労とかも少し心配かしら。ある程度ペースが流れれば展開は向くけど、力を出せるか…。
エンヤラヴフェイス 菱田豊【差し】
父エイシンヒカリ 母父Devil's Bag
7戦1勝 1.1.0.5
前走、4月中山1600mニュージーランドGⅡ 9着0.6秒 上り35秒2稍重北村
・前残り展開、3枠6番で後方から進めるが…
2走前、3月中京1400mファルコンGⅢ 8着0.7秒 34秒5菊沢
3走前、2月東京1800m共同通信杯GⅢ 9着1.3秒 33秒9キングスコート
・スローで捲って上がるも切れ負け
5走前、11月京都1600mデイリー杯GⅡ 2着0.3秒 34秒9稍重・幸
・1着馬ジャンタルマンタル
直前の情報
1週前坂路一杯も終い13秒台失速
個人的診断!C
5走前の、デイリー杯で、ジャンタルマンタルの2着に入り、その後重賞に連続で挑戦するも、ずっと掲示板に入らない成績が続いているわ。少し早熟だった可能性もあるかしら…。基本的には差しなので、展開は向く場面はあるはずだけど…。
キャプテンシー Mデムーロ【逃げ~先行】
父モーリス 母父ステイゴールド
6戦2勝 2.3.0.1
前走、4月中山1600mニュージーランド 16着1.3秒 稍重36秒7Mデムーロ
・6枠11番から思い切って2番手につけるも
デムーロ騎手「もう少し走るイメージだったけど…馬場かな」
2走前、1月中山1600mL 1着ー0.4秒 34秒6キング
・1枠1番、逃げ
・内前有利馬場
3走前、12月阪神1600m 1着ー0.3秒 34秒0松山
直前の情報
1週前CW:終い12秒台 プール調教もやり始めている
松永調教師「調教の動きは良かったです。ニュージーランドTはちょっと負けすぎだけど、
久々で少し体に余裕もあったので、当日も良馬場が理想」
個人的診断!C
逃げ~番手逃げの競馬で勝ち上がってきていた馬ね。とはいえ、枠順などに恵まれていた面もあったかしらね。ニュージーランドTでは、外枠から2番手追走するも、最後の直線で大きく失速してしまった。中3か月だった面や道悪が影響した可能性もあるわ。逃げたいので、内枠がほしいのと、叩き2戦目で上積みに注目ね。
ゴンバデカーブース モレイラ【差し?】
父ブリックスアンドモルタル 母父ディープインパクト
2戦2勝 2.0.0.0
前走、12月中山2000mホープフルGⅠ 取り消し
2走前、10月東京1600mサウジアラビアGⅢ 1着ー0.3秒 33秒5松山
・4角最後方より上がり最速、2位に0.6秒差
・2着ボンドガール、3着シュトラウス
・スローで折り合いは大丈夫だった
松山騎手「前走は逃げて勝っている間ですし、長く脚を使えると思っていて、
最後方になるとは思っていなかったのですが、リズムを重視しました。
あれだけの脚を使ってくれて強かったと思います。色々なパターンの競馬ができて、
レースが上手な馬だと思うので、これから先も楽しみです」
3走前、6月東京1600m新馬 1着ー0.3秒 34秒7レーン
・逃げ
直前の情報
1週前CW稍重:6F82.8-35.6-11.3 一杯
3頭併せ
個人的診断!B+
本来ならもっと注目を集めてもいい1頭よ。昨年10月サウジアラビアRCでは、4角最後方から、今回出場するボンドガールやシュトラウスらを捉えて1着。年末のホープフルも1番人気想定だったほどよ。そこから怪我などもあり、中半年以上空いて、ぶっつけのGⅠ参戦になったわ。
素質は非常に高いのは認めるけど、数多くの馬がGⅠなし重賞で何度も勝ち負けを競っている経験が不足してしまうので、軸にはしにくいかしら。血統的にはダート、芝だと東京・新潟で強い。おまけにモレイラ騎手が乗るので舞台は合うはずなのよね。このあたりは要注意ではあるわ。
ジャンタルマンタル 川田将【先行】
父パレスマリス 母父Wilburn
5戦3勝 3.1.1.0
前走、4月中山2000m皐月賞GⅠ 3着0.1秒 34秒9
・ハイペース、4角で一旦先頭に
・残り100mで脚は止まっていたが3着に
川田騎手「全力でトライして、素晴らしいレースでした。
残り1Fで完全に止まりましたが、気持ちで走り切ってくれました。
最優秀2歳牡馬を取っている馬として、素晴らしい走りだった」
2走前、2月東京1800m共同通信杯GⅢ 2着0.2秒 32秒6
・超スロー、掛かりながらも、上りはかなり早かった
3走前、12月阪神1600m朝日FS・GⅠ 1着ー0.1秒 34秒8
・ハイペース、
・外差し馬場を内側へ
直前の情報
高野調教師「皐月賞は勝負に行っての結果です。よく頑張りました。
上位2頭には及ばなかったですが、十分な走りをしてくれた。
今回は中2週になるので、慎重に様子を見ていますが、疲れはなさそうです。
中間もこれまでとパターンを変えず、乗りやすさを追求する調整をしています。
天性のスピードとセンスの良さがありますし、本番が楽しみ」
共同会見
高野調教師「皐月賞は、出る以上は価値を狙って、1着狙いの競馬をして勝負に行っての3着。馬はよく頑張りました。すべて受け入れられる結果。レース中の力みや折り合いは心配していましたが、ペースの違いはあるとはいえ、想像以上に上手に走れていたかなと思います。
マイルに戻すからと言って調教はこれまでと変えておらず、今まで同じ方向性で、とにかく乗りやすい馬を作ろうと取り組んでいます。今後どんな距離を目指すのであれ、操縦性を高めて、安心安全な状況にしてジョッキーに渡すのが我々の使命。1600m仕様にするかというと、それは一切していない。
今回の調整は、追切というよりとにかく整えるということを主眼にやっていました。皐月賞というすごいレースをしっかり走ったという負荷を上手に生かそうという観点で調整を進めて、最終追切は、時計は全く出す必要はなく、リズムよく行けて、最後も出し切らずに送り出しました。
乗り手もよく乗ってくれましたし、馬もはつらつと駆けていた。2歳の時から、山元トレセンに移動をしたりして輸送は慣れている馬。今回も大丈夫。ゲートインまで、とにかく細心の注意を払って馬を管理していきたい。ファンの方にすごくいいレースだったねと言っていただけるレースになるように盛り上げていきたい」
個人的診断!A
朝日杯FS王者ね。前半ハイペースを、比較的先行しての勝利。タイムが平凡なので色々と言われてきたけど、皐月賞のスーパーレコードの0.1秒差の3着で、高い実力を証明。こちらもハイペースの中、早めに先頭に立って押切を図る競馬。最後の100mで止まったとはいえ、非常に強いパフォーマンスとなったわ。
道中掛かってしまうということで、マイルになるのは非常にいいわね。とはいえ、皐月賞のほうがペースが早いかもしれない中で、掛かってしまったこと。そして、激戦の皐月賞から中2週のローテというのは、ちょっと詰まっているかしら…。間違いなく強いけど、基本前の方でレースを進めので、最後まで慎重に考えたいところね。
シュトラウス 北村宏司【追込?】
父モーリス 母父アドマイヤベガ
5戦2勝 2.0.1.2
前走、3月中京1400mファルコンGⅢ 9着0.8秒 34秒1北村
・折り合い重視も
・直線で進路なく、
北村騎手「調教から色々携わらせてもらって、返し馬では落ち着いていました。
レースを作っていくのも大事で、前半は力抜いて運べるようになりました。
力んでいたけど、その中でも我慢は効いていました。
進路が無くて、脚を余す形になり、申し訳ないです」
2走前、12月阪神1600m朝日FS・GⅠ 10着0.8秒 36秒2マーカンド
・行きたがったところ、そのままいかせてしまった
3走前、11月東京1800mスポーツGⅡ 1着ー0.3秒 34秒9モレイラ
・楽に勝ったものの、徐々に掛かるように
直前の情報
武井調教師「一週前追切は、単走で折り合いを確認しつつ負荷をかけた。
体を大きく使えていたし、モタれる面も先週よりマシになっていた」
最終:78.9-36.0-11.2 北村騎手騎乗 単走
少し左にもたれるも、加速ラップ
武井調教師「前走は、朝日杯で、暴走気味になったので、そえを少しでも修正するテーマでした。後ろで我慢して、終い脚を伸ばす最低限のことは出来たかなと思います。
2週前、1週前と単走での追切でしたが、北村騎手に前走との違いを確認してもらって、それが2週前追切でした。先週は、終いをしっかり動かそうというテーマで追い切りました。
最終追切は、先週まですごく上手くいっていたので、今週はもう少し踏み込んで坂路での併せ馬なども考えていたのですが、先週の追切をした後、結構ヤル気になってしまったので、先週と同じような形で、落ち着いた状態でレースに行けるように、という追切でした。
体的には、元々2歳の時から同世代では抜けている完成度だなと思っていましたが、肉体面としてはすごく良いと思う。レース運びは、普通の競馬をしたいですが、今回の調教過程も、はみ出るところがあるので、前走のような競馬になるかもです。
肉体的なポテンシャルとしては、この世代屈指だと思っていて、それを気持ちが昂り過ぎて発揮できない面が多々あるので、本番でうまくそのポテンシャルを発揮してほしい。
個人的診断!B+
気性難が改善されれば、非常に怖い馬よ。2歳の時点では世代トップの評価。ただ、徐々に掛かり癖などが出てきてしまい、朝日杯FSでは完全に暴走し10着。その後、調教で併せ馬を行えない状況にもなったわ。前回ファルコンSは教育騎乗も兼ねて最後方からのレース。ただ、最後の直線で全く進路が無くなり、脚を持て余すレースになったわ。
調教の様子では、少しずつ折り合い面が改善されていて、追切では単走ながら、綺麗に加速ラップを刻むことができたわ。なんとか後方に付けることができれば、爆発力は人気上位2頭に匹敵するものがある。軸にしにくいけど、警戒すべき一頭よ。
ダノンマッキンリー 北村友【差し】
父モーリス 母父Holy Roman Emperor
5戦3勝 3.0.0.2
前走、3月中京1400mファルコンGⅢ 1着ー0.1秒 33秒6北村友
・8枠15番
・4角14番手から上がり最速、上り2位に0.5秒差
北村友騎手「調教に乗って難しい馬だなと感じていました。そのなかで
レースは上手く折り合って運べて、しっかり力を出し切ってくれたと思います。
返し馬でも難しいと思いましたが、折り合いがついたことで切れる脚を使えました。
今後も折り合いが一番、スムーズに走れれば力を出し切れると思う」
2走前、1月東京1400mL 5着0.3秒 33秒7ルメール
・掛かり
・
3走前、12月阪神1600m朝日杯GⅠ 8着0.5秒 35秒3ルメール
・内をスムーズに追走するも、直線で止まったか
・ローテは厳しかった
直前の情報
1週前CW稍重:5F64.6-36.8-11.7 一杯
少しかかり気味
北村騎手「先週段階ではテンションが高くて心配でしたが、1週間で
ガラッと変わって、暴走することはなかった。しっかり負荷をかけられました」
最終:5F66.8-11.6
少しかかり気味
藤原調教師「いつも通りの調整。実力はトップクラスだが乗り難しさがある。
輸送、距離延長などやってみないと分からないが、とにかく体調良く送り出したい」
個人的診断!B
こちらも折り合いが付けば鋭い末脚を発揮する差し馬よ。能力は期待されて、川田さんやルメールさんが乗っていたのだけど、折り合い難で足踏み。ファルコンSに騎乗した北村友騎手も難しさを感じつつも、何とかレースでは後方で折り合うことに成功。スムーズだったとはいえ、大外から見事な差し切り勝ちを収めたわ。
調教もまだ少しかかっている中での、距離延長は歓迎しないけど、輸送でテンションが上がるか、それとも逆に落ち着くかどうか…。走力面は上位2頭とも変わらないので、当日まで要チェックね。
チャンネルトンネル 岩田望【先行/差し】
父グレーターロンドン 母父 Henrythenavigator
5戦1勝 1.1.1.2
前走、4月阪神1600mアーリントンGⅢ 3着0.0秒 32秒5岩田
・好位粘り
坂井騎手「レース前はテンションが上がるところがありましたが、
レースは落ち着いて走ることができました。まだ幼いところを残していますが、
しっかり脚を使ってくれました。着差が着差だけに悔しいですが、内容は悪くない」
2走前、3月中山1800mスプリングGⅡ 4着0.7秒 33秒8松岡
・超スロー、やや外4番手から上がれず
3走前、2月東京1600m1勝C 4着0.3秒 33秒8松岡
・直線で壁、大きな不利あり
直前の情報
最終坂路:4F54.6-12.9 単走のみ
福永調教師「雨の影響で馬場は重かったですが、いい調教
前走後のダメージは無く順調。相手は揃ってますが、父同様に
これからもっと良くなってきそうな馬。現状どこまでやれるか」
共同会見・福永調教師「GⅠ初挑戦になりますが、それだけ馬を管理させてもらって、非常に恵まれていると思っています。結構タイトなスケジュールで馬は来ていますが、身体のダメージはそれほどなく、いい状態をキープできています。
前走は、いいポジションで競馬をしてくれましたし、いいタイミングで外に出してくれて、競馬の内容に関しては言うことが無いくらいだったと思います。ジョッキーもうまく乗ってくれました。少しモタつく面はありましたが、最後まで一生けん命頑張ってくれて、勝馬は強かったですが、いい走りだった。
ただ、パドックで入れ込みがきつく、思ったよりもテンションが高くなったので、今回に向けて修正できればと考えています。元々1600mで結果を出していたので、適正はあると思います。
今年のNHKマイルカップのメンバーは強いです。今年に関しては、メンバーが揃った感じなので、ギリギリ権利を取った身としてはハードルの高いチャレンジですが、一瞬の切れ味は持っている馬なので、どれだけの走りをしてくれるか。
一週前追切は、動きも良かったです。体つきに関してはむしろ今の方がいいと思っているくらい。長距離輸送がありますので、そこで大きく体を減らすようであればマイナス、関東から転厩してきたときにあまり体が減っていませんでした。このくらいの状態でいいかなと思います。
最終追切は、岩田望騎手がレースで初騎乗になるので、感触を掴んでもらうという意味で跨ってもらいました。指示通りの調教内容でありましたし、馬場がとても重かったので、それを鑑みればいい内容だったかなと。
これだけ早くGⅠ挑戦できると想像していなかったです。それだけの馬を預けて頂いて、いい状態で出走させることができるというのは何よりだと思います。いい着順を取れるように一生懸命頑張っていきたいと思っています。」
個人的診断!B-
3走前直線で不利があり、2走前は超スローで4番手から浮上できず。惜しい競馬が続いていた中、福永厩舎移籍一発目となったアーリントンカップで3着に入り、出場権を得たわ。比較的先行で、いい脚を使うタイプね。今の時点でのGⅠを勝つ爆発力はまだないかなぁと思うけど、3走前不利がありながら上り33秒台を使っているので、後方から一発あるかどうか??
ディスペランツァ 牡馬 鮫島克【差し】
父ルーラーシップ 母父Medaglia d'Oro
6戦3勝 3.0.0.3
前走、4月阪神1600mアーリントン 1着0.0秒 上り32秒4モレイラ
・8番手から
・比較的スロー前有利、外を回って差した
モレイラ騎手「本当に良い馬です。内ラチ沿いから、
残り300mくらいにできたスペースができてからの馬の反応、瞬発力は素晴らしかった。
東京1600mはもっとスムーズな競馬ができると思う」
吉岡調教師「テンが速くないのと狭いところが苦手ということを騎手に伝えていました。
騎手に聞くと"スタートは普通に出るし、道中タイトなところあったけど気にしていなかった
最後は脚があったので、内に行くか外に行くかというところだったけど、内でも勝ってた"と。
観てる方は余裕なかったけど、手応えは良かったのかなと思います。
以前は、休みを入れると、身体が緩みすぎるところがありましたが、レースを重ねるごとに
体に芯が入ってきて緩むところが無くなってきました。
2走前、3月阪神1600m1勝C 1着ー0.1秒 33秒1Mデムーロ
・4角11番手から、
・上がり最速、スローで2位に0.5秒差
3走前、12月中山2000mホープフルGⅠ 9着0.9秒 36秒2モリス
・残り200m付近で脚が止まった
直前の情報
土曜日に坂路51.7秒
田嶋助手「中2週で輸送もあるので、週末の追切に向けて足慣らし程度でしたが、
しっかり最後まで動けていました。疲れはなくいい状態キープできています。
週末に坂路でしっかりやる予定です
東京の方が馬群をさばきやすい印象で、コース替わりはプラス」
吉岡調教師「2歳の頃から素質のある馬で、クラシックに向かいたいと思いがあり、2000mで使ってきたのですが、騎乗したジョッキーから、もう少し距離が短い方が良さが出そうというコメントが続いていましたので、ホープフルで負けたことで、マイルに切り替えました。
初めてのマイル戦は前半置かれたのですが、そこから直線だけで差し切るという想像を超える強さでした。前走は、前半スローで流れるのが分かっていたので、直線に向いた時はちょっと厳しいかなというポジションだったのですが、外に出してからの脚は目を見張るものがありました。
非常に体力のある馬で、在厩中も一度も飼葉を残したことが無いくらい体力があります。レース間隔が詰まるのはわかっていましたので、調整面での工夫はありません。前哨戦は、ニュージーランドTも候補に入ったのですが、輸送が無い方が調整しやすいということで、アーリントンを使いました。
中二週ということで、一週前追切は、本数的にも強さ的にも予定通りです。先週末も、体力があるということで、あまり緩めずに、最後300mしっかり走らせるという調教内容でした。いい動きだったと思います。
最終追切は、厩舎のいつもの調教パターンで、先週末にかなり強い調教をやっていますので、馬のメンタルがどのくらい上がっているか下がっているのか併せ馬で確認したのですが、コントロール性が良く、いつでも動ける状態だったと乗りても話しています。
ホープフルで中山は経験しているので、輸送で身体が減るとかテンションが上がるとかはありませんでした。競馬場を選ぶ感じの馬でもないので、輸送も心配していません。マイルでは2戦2勝と底を見せていませんし、どれくらい通用するのか楽しみ。操縦性はいいので、初めてのジョッキーも問題ない。
脚が溜まれば、本当に直線でいい脚を使いますので、そういう形がこの馬に合っている。東京乗り替わるのはプラスです」
個人的診断!A
マイルになって激変した馬ね。ホープフルまでは中距離中心だったけど、残り200mで脚色が鈍るなど明らかに距離が長かった。マイル一発目の3月1勝Cで、上り2位に差をつける末脚を繰り出して勝ち上がり。アーリントンカップでは、中団につけ、最後に追い出しに手間取った中、上り32秒4の豪脚を繰り出して、内前有利の展開で差し切る非常に強い競馬。
テンが遅いので後方になるけど、例年のNHKマイルカップのように、ペースが流れて差しに展開が向けば、折り合い面に課題はないだけに、最後の直線が長い東京は舞台としては面白いわね。馬群はそこまで強い方じゃないので、外枠を取れれば、ハナまである存在よ。
ノーブルロジャー 牡馬 松山弘【先行/差し】
父パレスマリス 母父More Than Ready
3戦2勝 2.1.0.0
前走、3月阪神1800m毎日杯GⅢ 2着1.0秒 重馬場35秒3川田
・1着馬メイショウタバル
・2番手追走、競り合いでの根性は見せた
川田騎手「1800mでもよく我慢してくれました。勝馬とは
馬場適性の差が出たと思います」
2走前、1月京都1600mシンザン記念GⅢ 1着ー0.2秒 35秒7川田
・3角10番手→4角7番手、コーナーで捲って一気
・比較的外差し馬場
3走前、11月東京1600m 1着ー0.3秒 33秒3石川
・超スロー、上り2位に0.4秒差
直前の情報
1週前稍重坂路:4F56.9-42.0-13.2 馬なり
土曜日坂路:50.8-36.7-11.9 ベスト
最終坂路:55.1-40.4-13.1
松山騎手「自分自身の体調は大丈夫。調教は乗りやすい馬
アクションにしっかり応えてくれました」
吉岡調教師「前走は、初めて距離延長をしたのですが負けてしまいました。距離が影響したというより馬場に推古私的性が無かったというところだったと思います。
オーナーサイドとは、毎日杯を走ってみて、レース後のジョッキーのコメントやレース内容を見て、マイル路線にということになりました。デビュー前から坂路でスピードのある走りをしていましたし、厩舎としてはマイルに適性があるのかなという感触でした。
毎日杯の後は、短期放牧に出して、メンタル面のリセットを行い、栗東に戻ってきました。毎日杯の前は入厩した時に軽い熱発などもあって、気を付けていたのですが、前回よりもすごく落ち着いて、メンタル面の成長がすごく見られました。
一週前追切は、全体時計を出すというよりは最後の2Fしっかりといい形で負荷がかかるように指示を出したのですが、全体時計も早かったですし、ここにきて一番いい調教ができたと感じています。
肉体的にもしっかりしてきましたし、手加減なく調教もできています。メンタル面も前回以上に落ち着いていますので、負荷をかけることができた。最終追切は、松山騎手にコンタクトを取ってもらいました、坂路馬なりで併せてどういう反応か確認してもらったのですが、乗りやすく仕掛けた時の反応もいい、馬の横で我慢できたとコメントしていました。
前半うまく運べれば後半いい脚を使えますし、ポジションも、レースの流れによって、前でも後ろでも対応できる馬だと思いますので、東京競馬場は合っていると思います。
連休中の輸送ですが、いつもの土曜日で輸送します。ジャンタルマンタルと同じパレスマリス産駒ですが、この馬よりも一歩も二歩も先を行っている馬ですので、今回は胸を借りる形で、どこまで勝負できるか、楽しみにしています。
マイルではまだ底を見せていないと思いますし、東京コースも経験しているということで、色々な展開にも対応できる馬だと思います」
個人的診断!B
年明けシンザン記念の勝馬になるわね。新馬戦で上り2位に差をつける上り1位で勝ち上がって、挑んだのよね。この時は、鞍上川田騎手の判断で、後方脚質有利とみて、急遽差しにした好判断もあったわね。毎日杯は、勝馬メイショウタバルに1秒差付けられた2着だけど、重馬場なので、ある程度度外視でいいかしらね。
鞍上は、落馬から復帰となる松山騎手。ほっとするところね。比較的操縦性は高い馬みたいなので、当日の作戦が気になるところね。
ボンドガール 牝馬 武豊【先行?】
父ダイワメジャー 母父Tizway
3戦1勝 1.2.0.0
前走、4月中山1600mニュージーランドGⅡ 2着0.1秒 稍重35秒1武豊
・道中掛かっている場面が多かったが、走力で持ってきた
武豊「まわりがガチャガチャしていましたが、ゲートは出てくれた。
得意の馬場とは思えないですが、良いレースができたと思います」
2走前、10月東京1600mサウジアラビアGⅢ 2着0.3秒 34秒1川田
・1着馬ゴンバデカーブース
・出遅れ、巻き返すときに折り合いを欠いた
3走前、6月東京1600m新馬 1着ー0.1秒 33秒0レーン
超スロー、上り2位に0.3秒差
直前の情報
1週前CW稍重:6F82.9-36.0-11.0 ゴール前仕上げ
鞍上は軽量
手塚調教師「一週前は予定通りしっかりやれた。動きも息遣いもパワーアップして、
本番に向けてパフォーマンスは上がってくれると思います。メンバーは強いけど頑張ってくれる」
最終:6F85.5-37.6-11.2 馬なり
やや頭を上げる素振り、とはいえ少しマシになったか
手塚調教師「今回はおっかなびっくりではなく調教をやれている。上積みはある。
何とか間に合ったし、相手は強いけど面白い」
手塚調教師「前走は、サウジアラビアRCから、半年ぶりということで、中間は外傷などの頓挫があり、懸念材料も多かったのですが、合格点を与えられる内容だったと思います。
枠順も内枠だったので、ある程度の良い位置につけて、競馬をしてもらいたいなと思っていたら、武豊騎手も同じような感じで考えていたらしく、レース内容としては良かった。
レース後幸い、それほどダメージの残るレースではなかったので、中3週ですが、間隔が詰まっているというような不安な点ではなく、逆に使った上積みの方が大きいかなとプラス材料に捉えています。
今回は併せ馬はせず、先週も今週も単走で追切をしました。当初は、折り合いも色々懸念材料としてあったのですが、その辺りいろいろな工夫をさせてもらって、調整の方が上手く出来たんじゃないかなと思います。気持ち的に強い子なので、あえて単走にしたことでいい方向にでればと。
デビュー戦の結果から、当初は桜花賞とか、GⅠは必ず出なくてはいけない馬だと思っていました。途中私の方のミスでその舞台に立たせてあげられなかったという経緯があるので、馬に対して非常に申し訳ないなという想いです。
なんとかNHKマイルカップの舞台に彼女が出られるようになったということは、ある意味ホッとしています。その中で彼女が良いパフォーマンスをしてくれるように最大限調整をしてくれたつもり。相手も強いので何とも言えないですが、十分やれるだけのポテンシャルを持っているので、頑張ってほしい。
桜花賞の抽選枠で外れてしまい、武豊騎手にニュージーランドTを乗ってもらうことになったのは何かのご縁かなと。レース後に、NHK枚いるカップも乗ってくれるという話をもらって、レジェンドに2戦続けて乗ってもらえれば、おてんば娘も手の内に入るし、良いパフォーマンスを見せてくれるんじゃないかなと期待しています。
東京1600mは、大箱というか、コーナーがゆっくりなところの方が今の彼女にとっては良いと思います。勿論GⅠのペースなので、早いペースになることも、彼女によっては良い流れになるんじゃないかなと思います。GⅠの舞台は初めてなのですが、なんとか頑張ってほしい」
個人的診断!B
伝説の新馬戦とそのままなっていくのかしら、その勝馬ボンドガールがようやくGⅠで見れるわね。阪神JFの直前に外傷を負ってしまい、桜花賞に賞金は重ねられず。前日のニュージーランドTに出場し、稍重の馬場で終始掛かり気味ながら、勝馬と差のない競馬をして見せたわ。
ここからはもう上積みしかないので、どこまでやれるかかしらね。レース経験もまだ少なく、少しかかり気味なので、前の方で競馬になるかしらね?そうなると、他の強い馬の標的になってしまうけど…とはいえ、鞍上は武豊騎手継続。そして、血統的には兄のダノンベルーガがサウスポー。東京の舞台が合えばいいわね。
マスクオールウィン 牝馬 岩田康【追込】
父ドレフォン 母父ハーツクライ
7戦2勝 2.2.1.2
前走、4月阪神1600m桜花賞GⅠ 14着1.3秒 34秒2津村
・8枠17番
・4角15番手からも、末脚勝負ついていけず
2走前、1月中山1600mフェアリーGⅢ 2着0.0秒 33秒9津村
・大外を回って追い込み
3走前、12月中山1200m1勝C 1着ー0.2秒 34秒4マーカンド
直前の情報
個人的診断!C
1月のフェアリーSでは、イフェイオンを追い込んでの2着。コーナーで大外回りながらもしっかり加速していたわ。ただ、桜花賞は枠なりに外を回して、末脚勝負にかけようとしたけど、全く上がってこれなかったわ。ドレフォン産駒は、コーナーワークが上手い傾向があるので、勝ち上がった中山が舞台合っているかもしれないわ。買い目は今回ではないと判断するわ。
ユキノロイヤル 牡馬 石橋脩【逃げ~先行】
父ディーマジェスティ 母父タイキシャトル
6戦2勝 2.0.2.2
前走、4月中山1600mニュージーランドGⅡ 3着0.1秒 35秒6石橋
・2枠4番、逃げ
2走前、3月中山1600m1勝C 1着ー0.1秒 35秒0
・番手逃げ
3走前、2月東京1600m1勝C 10着0.8秒 34秒7
直前の情報
CW:強めで終い12秒台
小野調教師「間隔は詰まってるけど、いい感じ」
個人的診断!C
先日のニュージーランドTで逃げて3着に粘り込んで、このNHKマイルカップの参戦権を得たわね。東京と中山しか走っていないんだけど、逃げ馬らしく中山1600mで条件がハマってるわね。東京はあまり通用していない感じがするけど、現状でどこまでやれるかかしら。
ロジリオン 牡馬 戸崎【先行】
父リオンディーズ 母父パイロ
6戦2勝 2.2.0.2
前走、3月中京1400mファルコンGⅢ 5着0.6秒 34秒6三浦
・1枠1番、直線で壁
・鞭も入れれないくらいほとんど追えない中5着
三浦騎手「この枠が当たった時点で、前半次第では窮屈なレースの想定はしていたが、
ペースが落ち着いて、4角からいく所がなく、何もできずに終わって
申し訳ないレースになってしまいました。
2走前、1月東京1400mL 1着0.0秒 33秒2三浦
・スローの切れ味勝負、中団から差した
3走前、11月東京1400m京王杯GⅡ 2着0.1秒 33秒0北村宏
・直線半ばで詰まって、外に切り替える
・1着馬コラソンビートを猛追するも
直前の情報
1週前稍重:6F83.0-36.6-11.4 馬なり
掛かり気味
古賀調教師「フットワークが改善されステップアップできている。」
最終:6F84.1-11.4 馬なり
古賀調教師「ファルコンSでは競馬を差せてもらえなかった。個々を目標に左回りに拘ってきたし、勝っている東京コースでしっかり競馬をさせてあげたい」
個人的診断!B+
穴馬に挙げる人が多いわね。実際、不利がありつつも、頑張っている馬という印象よ。京王杯は直線半ばで進路を切り替えながら、コラソンビートに迫る競馬。東京1400mLでは前有利で差し切り、前走ファルコンSは短距離の内枠の宿命か、全く進路がなく馬群のままゴール。それでも最後に脚を伸ばそうとする勝負根性はあったわ。
距離延長ローテはあまり歓迎しないけど、折り合い面は噛み合っているところは、特別短距離が得意ということではないのかしらね。NHKマイルカップを想定して、左回りのコースを使い続けていたところが良さが出るかどうか。比較的外枠となると注目になるかしら。
まとめ
S:アスコリピチェーノ
A:ジャンタルマンタル、ディスペランツァ
B+:アルセナール、ゴンバデカーブース、シュトラウス、ロジリオン
B:ダノンマッキンリー、ノーブルロジャー、ボンドガール
B-:イフェイオン、チャンネルトンネル
現時点では、2歳女王アスコリピチェーノが優勢に見えるかしらね。調整面も万全な感じがするわ。それから、トラックバイアスに逆らって好走しているディスペランツァを高評価、NHKマイルCが向きやすい差し馬だし、鞍上次第では面白くなるわ。
あとは一長一短ね。久しぶりのレースだったり、本質的に短距離馬、折り合い面に課題がある馬かしら。いずれも軸にしにくいところはあるけど、ポテンシャルは底を見ていない感じね。あとは枠順や当日の馬場状態を慎重に見て、最終予想とするわ。
枠順予想
1枠1番ダノンマッキンリー 牡馬 北村友【差し?】
藤原調教師「輸送と距離が延びるのがどう出るか。能力はあるからね」
田代助手「前走はリズム重視で運び、折り合いがついて終いも弾けた。同じ走りができれば1600mでも問題ない。
徐々に気性面の成長を感じるし、東京も経験済み。期待している」
北村友騎手「ラチ沿いをうまくリラックスして走れればいいですね」
1枠2番ノーブルロジャー 牡馬 松山弘【先行/差し】
田嶋助手「前走は、勝馬と馬場適性の差が出たけど、
初の1800mでも折り合っていい内容。きっちり仕上がっているし、1F短縮もプラス」
松山騎手「非常に乗りやすい馬で人間の言うことを聞いていくれる。競馬と調教ではまた違うと思いますが、調教では乗りやすくリラックスした状態だと思います」
2枠3番ディスペランツァ 牡馬 鮫島克【差し】
吉岡調教師「輸送は心配していない。レースを経験するごとに良くなってる」
田嶋助手「1600mで2連勝中。前走は位置を取って流れに乗れたし、今ならどんな競馬もできる。初の左回りも問題はない。中2週だけど、動きが良く、状態は上向いている」
2枠4番イフェイオン 牝馬 西村淳【先行】
杉山佳調教師「体がさらに膨らんで気配は良好。メンバーは強くなるけど前走の経験を糧にしていい走りができれば。お母さんも左回りで2勝していてるので、変化があっても。最初まっすぐ、ゴチャつかない感じでいきたい」
3枠5番ボンドガール 牝馬 武豊【先行?】
手塚調教師「新馬戦を勝った時からGⅠを意識していた。前走は久々で外傷明けでもあったが好内容。使った上積みは大きい。よりパフォーマンスが上がると期待。奇数は嫌ですけど、最内とかではないし、立ち回りがうまいから大丈夫。外差しが決まる馬場だと嫌だけど、今の東京は、馬場がいいですからね。ペースが早くなるのも歓迎」
3枠6番ロジリオン 牡馬 戸崎【先行】
古賀調教師「中間で思った以上に成長。ファルコンSでは競馬をさせてもらえなかった。ここを目標に左回りにこだわってきたし、得意な東京でしっかり競馬をさせたい。少し長いけど、GⅠペースならマイルの方がいい」
土谷助手「ペースが落ち着いた分、内で包まれて残念な結果になった。マイルは1戦して鼻差2着だが、流れに乗れそうでむしろ合うと思う。スムーズな競馬ができればいいところはある。」
4枠7番チャンネルトンネル 牡馬 岩田望【先行/差し】
福永調教師「順調に調整ができました。体は少し絞れそうです。枠順はいいね。外枠が好走しているレースだし、内よりは真ん中が良かった。脚もためられるから。メンバーはそろったけど、東京のマイルは合うと思うので現状でどこまでやれるか。」
4枠8番エンヤラヴフェイス 牡馬 菱田豊【差し】
森田調教師「ひるむところがレースにいってどうかですね。できればもう少し外枠が良かったが、揉まれなければ。もう少しやれて言い」
5枠9番キャプテンシー 牡馬 Mデムーロ【逃げ】
松永幹調教師「前走はかかってしまった。流れも速くなかったので、リズムが良く案かったですね。今回はいいスタートを切ってほしい。力負けではなかっただけに、気分よく走れれば。奇数番だが、ゲート練習もしているし大丈夫だと思う。できれば良馬場で」
5枠10番ウォーターリヒト 牡馬 菅原明【追込】
河内調教師「ここ2走はだらしない競馬になってしまったけど、スプリングSを含めて中山が合わないのもあると思う。
東京ワンターンでどれだけ動けるか。脚は使えますからね」
6枠11番アレンジャー 牡馬 横山和【先行】
昆調教師「気難しい面も少しずつ改善されてきた。速い時計勝負でも対応できる。しつけの行き届いた馬だから(先入れの奇数枠でも)問題ない。メンバーは違うが前哨戦であれだけやれた。見せ場ぐらいつくれたら」
6枠12番ゴンバデカーブース 牡馬 モレイラ【差し?】
堀調教師「蹄はまだ完全とは言えない状態。それでも調整自体は順調。太め感なく九分の仕上がり。手術の効果でノドの状態も良くなっている。重度の挫石でパッドが入った状態で入厩したが、爪に負荷がかかってもかばわずバランスのいい走りだった。」
モレイラ騎手「最終追切で戻ってきたときの息遣いは良かった。
7枠13番シュトラウス 牡馬 北村宏司【追込?】
武井調教師「能力はすごく高いが、枠がどうこう言う程攻めた競馬は出来ないと思う。気分次第な馬なので、ちょっとでも落ち着いてほしい。競馬にいってどうかは分からないが、前回、後ろで我慢させたことが生きてくれれば。」
7枠14番アスコリピチェーノ 牝馬 ルメール【先行/差し】
黒岩調教師「前走からの回復状況も良く、カイバ食いも安定している。この馬自身、枠順を気にせず器用に立ち回れる馬ですから、嫌な枠ではないです」
7枠15番マスクオールウィン 牝馬 岩田康【追込】
牧調教師「桜花賞は、後方からレースに参加できなかったが、経験を積みながら折り合い面は良くなっている。前回よりもエンジンが掛かってきたし、コース変わりもプラスだと思う。いつも一生懸命に走ってくれる馬。頑張ってほしい」
8枠16番ジャンタルマンタル 牡馬 川田将【先行】
高野調教師「マイル仕様の調整はしていません。操作性を高めてジョッキーに任せようと。仕上がりは大丈夫です。与えられた枠で、川田騎手に全幅の信頼を置いています」
川田騎手「この舞台で戦えることを楽しみにしてきました。当日、いい状態で迎えてくれたらと思いますし、皆さま楽しみにしていただけたらと思います」
8枠17番ユキノロイヤル 牡馬 石橋脩【逃げ~先行】
小野調教師「子供っぽい体つきで良化の余地十分だが、その中で実績を残している。相手なりに走れるしメンコを着けてからは操縦性も上がった。前で引っ張ってもらった方がいい。8枠17番は、大丈夫、どこでも。東京マイルはセパレートコースみたいな感じだから。ごちゃつかなくていい。競馬は石橋がうまく乗ってくれるでしょう」
8枠18番アルセナール 牝馬 横山武【先行/差し】
太田助手「まだ内臓面に疲れが残りやすい現状ですけど、少しずつ良くなっているし、しっかりとしてきた気はしますね。GⅠで相手は強くなるけど、現状の力を出し切ってくれれば」
枠順・予想
1枠1番ダノンマッキンリー 牡馬 北村友【差し?】
藤原調教師「輸送と距離が延びるのがどう出るか。能力はあるからね」
田代助手「前走はリズム重視で運び、折り合いがついて終いも弾けた。同じ走りができれば1600mでも問題ない。
徐々に気性面の成長を感じるし、東京も経験済み。期待している」
北村友騎手「ラチ沿いをうまくリラックスして走れればいいですね。脚を溜めて掲示板あれば」
1枠2番ノーブルロジャー 牡馬 松山弘【先行/差し】
吉岡調教師「輸送も経験済みだから、どっしり落ち着いて良い状態を維持できた。
田嶋助手「前走は、勝馬と馬場適性の差が出たけど、
初の1800mでも折り合っていい内容。きっちり仕上がっているし、1F短縮もプラス」
松山騎手「非常に乗りやすい馬で人間の言うことを聞いていくれる。競馬と調教ではまた違うと思いますが、調教では乗りやすくリラックスした状態だと思います。当日は猛暑だけが心配。」
2枠3番ディスペランツァ 牡馬 鮫島克【差し】
吉岡調教師「輸送は心配していない。レースを経験するごとに良くなってるし、あの脚は東京のマイルでこそ。ただ、エンジンの掛かりが遅く、外人ジョッキーの剛腕が良いのは確か」
田嶋助手「1600mで2連勝中。前走は位置を取って流れに乗れたし、今ならどんな競馬もできる。初の左回りも問題はない。中2週だけど、動きが良く、状態は上向いている」
2枠4番イフェイオン 牝馬 西村淳【先行】
杉山佳調教師「桜花賞は休み明けの上に、揉まれてポジション下げたがコンマ7秒の善戦。杉山調教師は広い東京と叩いた効果で前走以上のタイムで走れそう。体がさらに膨らんで気配は良好。メンバーは強くなるけど前走の経験を糧にしていい走りができれば。お母さんも左回りで2勝していてるので、変化があっても。最初まっすぐ、ゴチャつかない感じでいきたい。少なくとも2年前のシンガリ人気での3着よりは自信ある」
3枠5番ボンドガール 牝馬 武豊【先行?】
手塚調教師「新馬戦を勝った時からGⅠを意識していた。前走は久々で外傷明けでもあったが好内容。8分の出来で賞金加算が出来た。使った上積みは大きい。よりパフォーマンスが上がると期待。奇数は嫌ですけど、最内とかではないし、立ち回りがうまいから大丈夫。外差しが決まる馬場だと嫌だけど、今の東京は、馬場がいいですからね。ペースが早くなるのも歓迎」
武豊「前走はトリッキーな右回り中山で良く走ってくれた。今回はこの枠で東京なら掲示板以上も狙える」
3枠6番ロジリオン 牡馬 戸崎【先行】
古賀調教師「中間で思った以上に成長。ファルコンSでは競馬をさせてもらえなかった。ここを目標に左回りにこだわってきたし、得意な東京でしっかり競馬をさせたい。GⅠペースならマイルの方がいい」
土谷助手「ペースが落ち着いた分、内で包まれて残念な結果になった。マイルは1戦して鼻差2着だが、流れに乗れそうでむしろ合うと思う。スムーズな競馬ができればいいところはある。」
戸崎騎手「走る馬だよ、人気ないなら気楽に内からスルスルと3着くらいは」
4枠7番チャンネルトンネル 牡馬 岩田望【先行/差し】
福永調教師「前走の3着はすべて噛み合ったもの、力不足ではあるが、順調に調整ができました。体は少し絞れそうです。枠順はいいね。外枠が好走しているレースだし、内よりは真ん中が良かった。脚もためられるから。メンバーはそろったけど、東京のマイルは合うと思うので現状でどこまでやれるか。」
4枠8番エンヤラヴフェイス 牡馬 菱田豊【差し】
森田調教師「ひるむところがレースにいってどうかですね。できればもう少し外枠が良かったが、揉まれなければ。とはいえ、相手が揃い過ぎている。天皇賞騎手に期待かな…」
5枠9番キャプテンシー 牡馬 Mデムーロ【逃げ】
松永幹調教師「前走はかかってしまった。流れも速くなかったので、リズムが良く案かったですね。今回はいいスタートを切ってほしい。力負けではなかっただけに、気分よく走れれば。奇数番だが、ゲート練習もしているし大丈夫だと思う。できれば良馬場で。持ちタイム的には良い勝負になっても不思議はない」
デムーロ「前走は参考外、先行して巻き返したい」
5枠10番ウォーターリヒト 牡馬 菅原明【追込】
河内調教師「ここ2走はだらしない競馬になってしまったけど、スプリングSを含めて中山が合わないのもあると思う。東京ワンターンでどれだけ動けるか。脚は使えますからね
もうすぐ定年になるので、出られるGⅠはすべて出る。さすがに前走は大外枠に特殊な流れで噛み合わなかったが、今回は幸には断られたが菅原が空いていたのはラッキー。望みは捨ててない」
6枠11番アレンジャー 牡馬 横山和【先行】
昆調教師「気難しい面も少しずつ改善されてきた。速い時計勝負でも対応できる。しつけの行き届いた馬だから(先入れの奇数枠でも)問題ない。メンバーは違うが前哨戦であれだけやれた。見せ場ぐらいつくれたら」
6枠12番ゴンバデカーブース 牡馬 モレイラ【差し?】
堀調教師「蹄はまだ完全とは言えない状態。それでも調整自体は順調。太め感なく九分の仕上がり。手術の効果でノドの状態も良くなっている。重度の挫石でパッドが入った状態で入厩したが、爪に負荷がかかってもかばわずバランスのいい走りだった。最も、本当は皐月賞を叩きたかったけど…」
モレイラ騎手「最終追切で戻ってきたときの息遣いは良かった。この状態でも圏内争いに加われる」
7枠13番シュトラウス 牡馬 北村宏司【追込?】
武井調教師「能力はすごく高いが、枠がどうこう言う程攻めた競馬は出来ないと思う。気分次第な馬なので、ちょっとでも落ち着いてほしい。競馬にいってどうかは分からないが、前回、後ろで我慢させたことが生きてくれれば。流れ一つで2強に割って入る力はある、3走前騎乗モレイラからは"運動能力は世代トップ"と言っていた」
7枠14番アスコリピチェーノ 牝馬 ルメール【先行/差し】
黒岩調教師「前走からの回復状況も良く、カイバ食いも安定している。むしろ桜花賞よりも調子はいい。前走はモレイラにやられただけ、今回こそ勝ちに来た。この馬自身、枠順を気にせず器用に立ち回れる馬ですから、嫌な枠ではないです。」
ルメール「身体は大丈夫、回復した。」
7枠15番マスクオールウィン 牝馬 岩田康【追込】
牧調教師「桜花賞は、後方からレースに参加できなかったが、経験を積みながら折り合い面は良くなっている。前回よりもエンジンが掛かってきたし、コース変わりもプラスだと思う。なお、津村からは新潟で勝てるので…と断られた。現状力不足だから仕方ないかな。いつも頑張っている馬、一つでも上を目指したい」
8枠16番ジャンタルマンタル 牡馬 川田将【先行】
高野調教師「マイル仕様の調整はしていません。操作性を高めてジョッキーに任せようと。仕上がりは大丈夫です。親しい関係者に突き抜けると伝えている。与えられた枠で、川田騎手に全幅の信頼を置いています」
川田騎手「ルメールより外は嫌だった、それと猛暑で消耗しないか…」
8枠17番ユキノロイヤル 牡馬 石橋脩【逃げ~先行】
小野調教師「子供っぽい体つきで良化の余地十分だが、その中で実績を残している。相手なりに走れるしメンコを着けてからは操縦性も上がった。前で引っ張ってもらった方がいい。8枠17番は、大丈夫、どこでも。東京マイルはセパレートコースみたいな感じだから。ごちゃつかなくていい。競馬は石橋がうまく乗ってくれるでしょう」
石橋騎手「一発屋として大逃げする。他馬がけん制してくれたら、場内を沸かせるくらいには」
8枠18番アルセナール 牝馬 横山武【先行/差し】
木村調教師「滑り込みでも、出走できると信じて調整してきた。2強だけど3着争いはある。」
太田助手「まだ内臓面に疲れが残りやすい現状ですけど、少しずつ良くなっているし、しっかりとしてきた気はしますね。GⅠで相手は強くなるけど、現状の力を出し切ってくれれば」
武史「怖がりだから外枠は好都合、暑さも心配ない、力は足りるよ」
おそらくキャプテンシーがハナを切り、ユキノロイヤルが追走していく。そして…ボンドガールも前目、気持ちよく走らせるんじゃないかしら。内目の枠だし、そのまま前目追走は十分考えられるわ。ダノンマッキンリーやシュトラウスは、おそらく控えさせると思う。うまくやれれば、外枠目に入ったアスコリピチェーノやジャンタルマンタルを見ながら競馬ができるかしらね。
気になるのは、馬場コンディション。土曜日の競馬を見る限り、かなりタイムが伸びているわ。例年のNHKマイルカップはAコース最終週で外伸び馬場になるのだけれど、今回は例年より内側が伸びる可能性があるわ。有力馬が外目、それに続くかと思われた馬が内枠、さて色々考えるべきよ。
◎7枠14番アスコリピチェーノ
軸はブレないわ。実績◎、今年桜花賞のみローテ◎、ダイワメジャー産駒血統◎。鞍上もルメール騎手が間に合ったので強化。別に落馬事故で間隔が空くとかは、長年ジョッキーをされているので関係ないと思うわ。操縦性も高いのでハイペースになっても、うまく対応してくると思うわ。
○1枠2番ノーブルロジャー
例年より高速馬場なので、内枠の有力馬の一撃もあるわ。あげるのはシンザン記念覇者のノーブルロジャー。あの時も、ペースが流れた中、川田騎手の好騎乗で後方待機から一気に突き抜けてきたわ。松山騎手が同じ騎乗ができるかは微妙だけど、比較的外目にマークが集まるので、東京の長い直線でまたあがってくるんじゃないかしら。前走1800m経験しているのも活きてくるわ。
▲3枠5番ボンドガール
東京の高速馬場なら、やはり馬券有力候補にあげるべきね。伝説の新馬戦の勝馬は外せないわ。前走の中山は8分の出来で掛かり気味でまずまずの好タイム。そして、彼女もNHKマイルカップに滅法相性のいいダイワメジャー産駒。ここで一気に覚醒することは十分にあると思うわ。
△8枠16番ジャンタルマンタル
"2強"の中では、ちょっと分が悪いんじゃないかしら。皐月賞からNHKマイルの好走は何度もあるんだけど、皐月賞レコードの時からのNHKマイルカップ参戦だと、2着止まりまで。少しは間隔が詰まるのが影響すると思うわ。そして、外枠は今回はちょっとマイナス。川田騎手は、馬群を突き抜ける競馬を得意とするだけに手が合うかどうか…。私は3着入るか際どい所とみるわ。
5枠9番キャプテンシー
穴馬としては面白いんじゃないかしら。キャプテンシーの逃げ残りよ。NHKマイルカップは、ここ数年は逃げor差しで決まっている。楽逃げできれば、1600mの持ち時計はかなりいいし、例年に比べれば高速馬場。前走が、出遅れで道悪で失速したのだとしたら、今回は買いになるわ。
5枠10番ウォーターリヒト
オカルト枠と言われてのよね。23年オオバンブルマイ、22年カワキタレブリー、21年ソングライン、19年カテドラル…なぜか過去5年4度も馬券内に。22年なんか最下位人気だったそうね。そして…今回も切るに切れない馬が入ったわね。10番台人気ながらシンザン・きさらぎ賞と馬券内に入ったウオーターリヒト。近2走で評価は下げたけど、中山が合わなかった可能性も?ラストは切れるので、直線一気は怖いわ。
☆4枠7番チャンネルトンネル
最後に、とても気になっている馬。福永厩舎が一番最初にGⅠの舞台に送り込む刺客になるわね。この馬も結構長くいい脚を使えるわよ。3走前、東京1600mで致命的不利がありながら上り33秒8。前走アーリントンも上り32秒5、急坂がある東京の直線は本来合っているはずよ。ローテが詰まっているけど、使うからにはすごくいい状態だと思うわ。馬券としては絶対に抑えておくわ。