鳴尾記念(GⅡ)2024～全頭情報まとめ&予想[直前まで追記！]|京都競馬 6/1(土) 11R JRA
ウマ娘のキングヘイローから入り、母父血統が入っているイクイノックスの活躍から馬券を買い、全頭診断までするようになった輩よ！
競馬歴は新人も一流の予想をしていくわ。
牝馬クラシック最初のGⅠ桜花賞は
◎ステレンボッシュ○アスコリピチェーノ☆ライトバックで
🎯単勝・馬単・3連単🎯
5月は
京王杯スプリングカップ
🎯2着レッドモンレーヴ、3着スズハローム🎯
3着穴も的中！
平安ステークス
🎯ハピ複勝🎯
オークス
🎯馬単・3連複的中！🎯
日本ダービー
穴推奨：シンエンペラー3着
大穴推奨：サンライズアース4着
目黒記念
🎯3連複的中！(10番人気入り)🎯
的中率も回収率もバランスよく予想してこそ一流よ！
鳴尾記念について
今年は京都2000m！
・内回り&平坦のコース
・逃げ先行が有利ではあるけど…
普段は阪神の2000mで行われているけど、今年は京都競馬場で行われるわ。京都競馬場と言えば、3角の特有の淀の下り坂が有名だけど、実は京都の2000mは内回り。高低差は3mほどと約半分程になるわ。
それでもある程度勢いがつきやすいものの、内回りで外に振られやすいので、ここでいかにもたつかず、スムーズにコーナーを回っていけるかが大事になる。最後の直線も330m弱と、中山の直線並みに短いので、器用さ、もしくは一瞬の切れ味というのも求められることもあるわね。また、京都は最後の直線が平坦なのもポイントになるわね。
内回り・平坦コースということで、基本的にイン前が有利になりやすいかしら。ただ、重賞レベルともなると、位置取り争いでペースが流れやすくなり、外差しが決まる場合が出てくるので、逃げ先行に強い馬がいるかは要注意だし、器用さがあるか、一瞬の切れ味タイプなのか、見極めていく必要があるわね。
今週は、天候が安定しないのですが、金曜日に雨マークはあるものの土曜日は晴。パンパンではないにしろ、良馬場の想定で印をつけておくわ。
全頭情報まとめ
アウスヴァール セ6歳 古川吉【逃げ】
父ノヴェリスト 母父スペシャルウィーク
23戦4勝 4.2.4.13
前走、5月京都1800mL 8着1.3秒 34秒9
・逃げ
2走前、4月福島2000mL 9着0.5秒 35秒8
・4番手追走
3走前、3月阪神1800m3勝C 1着ー0.1秒 34秒6
・中9か月、心房細動明け
・逃げ
古川騎手「調教の段階でまだ本調子手前ということで、厩舎サイドで短めの距離のレースを使うことを選択したのですが、結果としてそれが良かったのだと思います」
直前の情報
個人的診断：B－
今年の3月、中9か月で3勝Cを勝ち上がってオープン馬となった馬。21年の世代戦青葉賞を除いて、初重賞チャレンジとなるわね。ただ、近2戦はリステッドで、掲示板外となっているわ。逃げ馬なんだけど、ペースが引きあがって苦戦している印象ね。また、休み明けにめっぽう強く、2勝Cも中6か月で勝利。4か月連続出走の今回走れるかどうか…。道悪になって、テンのペースが上がらなくなると、馬券内のチャンスが出出てくるかしら。
アリストテレス 牡馬7歳 横山典
父エピファネイア 母父ディープインパクト
25戦4勝 4.6.0.15
前走、4月京都1600mマイラーズGⅡ 15着2.1秒 36秒0古川
古川吉騎手「少し流れが忙しい感じはしたが、復調してきそうな雰囲気はあった。今日の競馬が次へとつながればいいね」
2走前、3月阪神1800mL 6着0.4秒 34秒1横山典
・中4か月、馬体重＋22㎏
・4年半ぶりの1800m
・4角14番手から上がり最速
3走前、11月東京2500mアルゼンチンGⅡ 16着1.3秒 36秒3内田博
直前の情報
個人的診断：B
20年菊花賞2着馬、コントレイル世代の生き残りね。最後に重賞で馬券内となったのは、21年京都大賞典。二けた順位が続くけど、陣営は決してあきらめないわね。長めの距離を使っていたけど、2走前1800mでリステッドにチャレンジ。横山典さんが、教育騎乗も兼ねて最後方から直線一気。14番手から6位まで上がる見せ場は作ったわ。前走のマイラーズは追走に苦労してしまったので、距離延長は歓迎。ミドルペースくらいなら、得意の京都で掲示板まで上がってこれるかしら。
エアサージュ 牡馬6歳 松山【逃げ・先行】
父Point of Entry 母父エンパイアメーカー
12戦4勝 4.3.1.4
前走、3月中京2000m金鯱賞GⅡ 8着1.6秒 36秒3池添
・逃げ先行馬壊滅
池添騎手「行き脚がつかなかった。今回は左回りも久々で途中でハナへ行く形。ＧⅠみたいなメンバーでしたし、クラス慣れしていけば」
2走前、2月京都2000m3勝C 1着ー0.2秒 33秒8坂井
・2番手競馬、1枠1番
・2着馬ニホンピロキーフが、後にマイラーズGⅡ2着
坂井騎手「調教に乗っていいイメージがありました。跳びが大きいので、スムーズな競馬を心がけました。順当勝ちですし、とてもいい馬だと思います」
3走前、12月阪神2200m3勝C 2着0.1秒 34秒7松山
・逃げ、1枠1番
松山騎手「今日は枠やメンバーを見て、行く形をとりました。最後までしぶとく頑張っていますが、左にモタれた分、甘くなってしまいました」
直前の情報
個人的診断：B+
逃げ馬の中では比較的面白いわね。特に3勝Cで、京都2000mを2度走っていて2着と1着。先行も逃げもしているのは、いいわね。前走は、古馬になってからは初の重賞レース金鯱賞、やや力みもあって、8着大敗。ただ、前壊滅の流れだったのでここは度外視可能。他に逃げ馬がいるので、うまく番手追走ができれば、2走前の3勝Cで、後にマイラーズGⅡ3着となるニホンピロキーフにも勝利しているので、実力はもっとある。スロー先行になってくると、まぎれる可能性出てくるわよ。
エスコーラ 牡馬6歳 西村淳【差し】
父ディープインパクト 母父 Lomitas
7戦4勝 4.0.1.2
前走、2月京都1600mL 7着0.5秒 34秒7
・超大外差し馬場、4角8番手からスムーズも伸びきれず
2走前、12月阪神1600mL 3着0.3秒 33秒2
・中1年4か月、最後に前が壁になる場面も
西村騎手「スローペースでしたが、問題なく走れていました。休み明けでも仕上がりは良かったです。今日はペースが合いませんでした」
3走前、22年8月小倉1800m3勝C 1着ー0.2秒 34秒0福永
・中10か月、馬体重＋18㎏
・4角4番手から
福永騎手「良いポジションで競馬が出来ました。まだ動き切れなくて体重もありますが、まだ成長過程だと思います。それでオープンまで上がるんですから、ポテンシャルやスケールを感じます」
直前の情報
1週前：CW6F79.6-36.4-11.3 馬なり
セリフォスと併せ馬
個人的診断：B+
良血統ディープ産駒。怪我が多かったので、6歳馬だけどキャリア8戦目の馬ね。2走前、1年4影絵つぶりに復帰したものの、まだ、条件戦を連勝していた頃の勢いまでは戻っていないというところね。前走は、比較的展開が向いた中で伸び悩んだのが、ちょっと気がかりかしら。ずっと距離400m延長して、初めての2000ｍ重賞挑戦…。大丈夫かなと思ったけど、1週前追切は安田記念に挑むセリフォスとともに好時計。上昇気配はあるので、ポテンシャルで穴をあける可能性もあるわね。
カラテ 牡馬8歳 高杉【先行／差し】
父トゥザグローリー 母父フレンチデピュティ
40戦8勝 8.2.1.29
前走、5月新潟大賞典2000mGⅢ 14着1.6秒 35秒0国分
・得意舞台だったものの、伸びず
・トップハンデ59.5㎏
2走前、2月東京ダ1600mフェブラリーGⅠ 15着2.6秒 39秒2菅原
菅原明騎手「久々のダートに馬が戸惑っていました」
3走前、1月中山2200mAJCC・GⅡ 10着1.6秒 不良38秒8菅原
・中7か月
菅原明騎手「３コーナーで手応えがなくなりました。休み明けの分でしょうか」
直前の情報
個人的診断：C
新潟・東京の巧者で、重賞勝利も何度も飾っている馬ね。ただ、8歳馬になってきて、ちょっと前進気勢が衰えている感じがするのは気になるわ。上りの掛かる展開なら、他の競馬場でも上位はあり。道悪になったら、評価を見直すかもしれないけど、瞬発力勝負となるなら苦戦想定かしら。
スカーフェイス 牡馬8歳【追込】
父ハーツクライ 母父クロフネ
34戦5勝 5.3.1.25
前走、4月京都3200m天皇賞春GⅠ 11着2.2秒 36秒3松若
・4角15番手から
松若騎手「前半行きたがったけどすぐに折り合いがついた。直線も反応はあったけど…。現状の力は出し切ってくれた」
2走前、4月阪神2600mOP 4着0.3秒 33秒6松若
・4角11番手、上り2位
「もうひとつ前のポジションを取れれば良かったです。その後はすごくリズムが良かったです。乗りやすくて、距離も問題ありません。直線に向く時にスッと動けないところはありますが、スムーズだったので伸びてくれました。一回使って動けるようになっていました。よく頑張っています」
3走前、3月阪神1800mL 4着0.4秒 34秒1松若
・前残り展開を上がり最速で4角14番手から4番手まで
直前の情報
個人的診断：B－
前走天皇賞春で2年ぶりにGⅠ挑戦した8歳馬ね。そこからの距離短縮は気になるけど、2000m前後は本来戦ってきていた舞台よ。2走前は、上り33秒6の切れ味も出していて、8歳馬とは思えない脚を持っているわ。基本最後方から直線一気をかけていて、阪神の大回りのコースで上位に食い込むことが多い。今回は京都の小回りの条件がどうかしら。いかにスムーズに回ってこれるかね。
ディープモンスター 牡馬6歳 浜中【先行】
父ディープインパクト 母父Bellamy Road
15戦5勝 5.3.1.6
前走、2月小倉1800m大賞典GⅢ
・右前肢ハ行で出走取消
2走前、11月京都2000mL 1着ー0.3秒 稍重34秒5浜中
浜中騎手「スタートもスムーズで、2コーナーから向正面では力んでいましたが、途中で動く馬を行かせて、3コーナーではハミが抜けて落ち着きました。直線ではしっかり伸びて、いい勝ち方ができました。今日のメンバーで58kgで勝ちましたから、力が上という感じです」
3走前、10月東京2000m 3着0.5秒 重馬場33秒9
浜中騎手「逃げた2頭が有利に運びましたが、折り合い面でも我慢してよく走っています。距離もこれくらいが合っていると思います」
直前の情報
個人的診断：Ｂ－
名前がディープインパクトを思い出すような名前で、実際その産駒なので人気になりやすい馬ね。2000ｍ前後を走ることが多いけど、2000ｍで折り合い面はギリギリとのことね。ＧⅡになって追走レベルが上がった案外落ち着くかしら。ただ、これまで早い上がりを出したことが無く、上り35秒前後と時計の掛かるときに馬券内にくることがほとんど。道悪になったら、印を打ちたいけど、今回が舞台ではないとみるわ。小倉・札幌の時に買いましょう。
ニホンピロキーフ 牡馬4歳 田口【先行】
父キタサンブラック 母父スウェプトオーヴァーボード
13戦4勝 4.3.3.3
前走、4月京都1600mマイラーズGⅡ 3着0.4秒 稍重35秒0
・距離400ｍ短縮ローテ
・後方展開となるも4角6番手から伸びた
田口騎手「いつも通りスタートも良く、重賞初出走でペースが流れても折り合いを苦にせずに、しまいも伸びてきていました。徐々に力をつけてくれていると思います」
2走前、3月小倉2000m3勝C 1着ー0.4秒 34秒9
田口騎手「スタートが良く、道中は力みなく走ることができました。先頭に立つのは少し早かったのですが、最後までしぶとく脚を使ってくれました。余裕のある勝ち方だったと思います」
3走前、2月京都2000m3勝C 2着0.2秒 33秒7
・超スロー、4番手追走から
田口騎手「今日は2000mでもしっかり折り合いがつきましたし、終いもしっかり脚を使っています。このクラスでも十分やれますし、次はもっと良くなると思います」
直前の情報
個人的診断：A
伸び盛りの4歳ね。田口騎手になってから、ここまで7戦で馬券内に6度。重賞初挑戦となったマイラーズカップは、流れが向いたとはいえ、セリフォスらに食らいつくレースを見せたわ。ＧⅢとなった今回は、人馬ともに重賞初制覇のチャンスよ。基本的には上りがかかるコンディションの方が成績はいいけど、京都ではあがリ33秒台の末脚もある。道悪になったら、強みが活きるけど、現状でも馬券内チャンスはあるわ。あとは、枠次第。包まれたりしなければチャンスが出るわ。
バビット 牡馬7歳 和田竜【逃げ】
父ナカヤマフェスタ 母父タイキシャトル
17戦4勝 4.2.1.10
前走、4月福島2000mL 16着2.2秒 37秒4永島
2走前、2月京都記念2200mGⅡ 3着0.4秒 35秒5団野
・外差し馬場だったが、1枠1番内側貫いた
団野騎手「今日は内から伸びているレースもあったので思い切って内に行きました。最近では一番の内容でしたし、これを機に復活してくれれば」
3走前、1月京都ダ1800m東海GⅡ 16着5.2秒 41秒1団野
団野騎手「ダートは合わなかったですが、これがきっかけになってくれれば」
直前の情報
個人的診断：B
3頭目の逃げ馬ね。今年の京都記念の3着に粘り込んだ逃げ馬ね。京都記念は、外差し馬場でしたが、1枠1番でのスタートで、思い切ってインを突いて3着に粘り込んで、団野騎手の好騎乗が目立ったわね。基本的にどれだけマイペースで逃げる展開になるか。今回は他にも逃げ馬がいるので、好走には内枠が必須になってくるかしら。鞍上は4年ぶりとなる和田騎手だけど、その時に未勝利戦を勝っているので、手が合えばいいわね。
フォワードアゲン セ7歳 藤岡佑【先行／差し】
父ローズキングダム 母父グラスワンダー
35戦4勝 4.5.1.25
前走、5月京都1800mL 5着0.8秒 33秒6和田
・4角10番手より
和田騎手「デキは良さそうでした。なるべく内に行こうと思っていて、最後も詰めてくれました」
2走前、3月阪神1800mL 9着0.6秒 34秒6坂井
3走前、2月小倉2000mOP 2着0.1秒 重馬場37秒4
・4番手追走
黛騎手「メンコを外して反応がいつも以上に良かったです。流れに乗って勝負所から最後まで反応が良かったです。レースが終わった後の雰囲気からも、メンコを外した効果を感じました」
直前の情報
個人的診断：B
最近、ゲームアプリウマ娘を始めたということで有名な加藤和宏きゅう舎の競走馬ね。過去、小回り開幕週内枠で単勝万馬券の激走を見せたこともあるわ。力的には重賞では足りない印象があるけど、京都競馬場では何度上り33秒台の末脚は見せていて脚は合うわ。5月に予行演習もしていたし、内枠でも全くノーマークなら熟考した方がいいわ。
ホウオウアマゾン 牡馬6歳 坂井【先行／差し】
父キングカメハメハ 母父アグネスタキオン
23戦3勝 3.4.2.14
前走、5月新潟大賞典2000mGⅢ 16着1.9秒 35秒4佐々木
2走前、2月小倉大賞典1800mGⅢ 落馬中止
3走前、1月中山金杯2000mGⅢ 5着0.4秒 35秒1横山武
・比較的スロー、前残り
横山武騎手「この距離で折り合いがどうかと思いましたが、2番手で折り合えて、最後も踏ん張ってくれました」
直前の情報
個人的診断：B
阪神巧者の馬で、阪神の短距離～マイルの重賞で何度も馬券内に入ったことがある馬ね。折り合いに課題があったんだけど、中山金杯で前残り5着に食い込んだということで、ここ最近は距離延長。落馬などもあったけど、勢いのある坂井騎手が乗るなら、ここ2戦は度外視できると思う。小回りがどうなるかだけど、中山は何とかなった。京都小回りも行けるかしら？
ボッケリーニ 牡馬8歳 モレイラ【先行／差し】
父キングカメハメハ 母父ダンスインザダーク
30戦7勝 7.11.2.10
前走、3月中山2500m日経賞GⅡ 5着0.3秒 36秒2
・楽逃げ1頭と、差し展開、ギリギリのところ競り負ける
浜中騎手「返し馬からもいつものボッケリーニでした。競馬は、上手に出て、本当にスムーズでした。4コーナーも、もう押し切るというか、良い手応えで、直線に入って逃げていた馬と並んでからの追い出しという形でしたが、一気に後ろから差されてしまいました。結局、逃げている馬も交わせていなかったですね。頑張ってくれていますが、決め手の差というのもあるとは思います。競馬は上手ですし、スムーズなんですが...申し訳ないです」
2走前、1月中山2200mAJCC・GⅡ 2着0.0秒 不良37秒3
・一旦先頭に立ったが、勝馬に差し返される
浜中騎手「不良馬場をこなしていい感じで伸びてくれました。この着差なので悔しいですが、良くも悪くもこの馬らしい走りだったかもしれません。最後は半馬身出たのですが、ブレーキをかけてしまいました」
3走前、12月阪神2000mチャレンジGⅢ 2着0.0秒 34秒4モレイラ
・差し競馬
モレイラ騎手「良いスタートを切ったけど、前の馬との兼ね合いなどで理想よりもポジションが後ろになってしまいました。直線は、内に閉じこもって最後に開けばという感じで。進路が開いてから反応が素晴らしく伸びてくれました。ただ、最後は外の馬に差されてしまいました」
6走前、6月阪神2000m鳴尾記念GⅢ 1着ー0.1秒 35秒3
・捲り競馬
浜中騎手「勝負どころから差を詰めていって強かったですね。７歳とは思えないくらい若々しい体をしている。さらに大きいレースにトライしていける馬」
直前の情報
岩崎助手「中間の動きは変わらずいい感じです。抜け出してソラを使うところはありますが、コースは問題ないですしね」
個人的診断：A
GⅡの番人、そして阪神開催の昨年の鳴尾記念の勝馬よ。ここ2年ほとんどのGⅢ以上の重賞で馬券内に入っているわ。基本先行だけど、差し・捲り競馬でも馬券内に来ていて、ある程度器用にこなせしている。抜け出してソラを使うことがあるので、2着が多いものの高い安定感を誇っているわ。
前走の日経賞で久々に外したけれど、ラストは6頭ほどの叩き合いになり、最後に競り負けたのは、年相応の瞬発力勝負の衰えがあったかしら。良馬場想定で同じような展開になった時が怖いけど、今回はモレイラ騎手が騎乗するということで、剛腕で馬券内に持ってくる可能性は十分じゃないかしら。あとは枠やコンディションを見ながら慎重に判断ね。
ヤマニンサンパ 牡馬6歳 団野【先行／差し】
父ディープインパクト 母父スウェプトオーヴァーボード
16戦3勝 3.1.3.9
前走、11月京都2000mL 3着0.4秒 34秒7川田
・出遅れ
川田騎手「長く待たされたのでゲートはあの内容でしたが、それ以外はとてもいい形で、しっかりと頑張ってくれました」
2走前、10月京都1800mL 3着0.2秒 34秒0団野
団野騎手「流れが速くて、追走に苦労しました。それでも、終いにはよく来てくれました。右回りは堅実ですし、どこかで結果を出せればと思います」
3走前、9月阪神2000mOP 3着0.2秒 35秒2団野
団野騎手「2000mは久しぶりでしたが、右回りは上手に走ってくれる馬です。ここ4走は左回りが続いていたので、久しぶりの阪神でレースに進境が見られました。2000mも克服してくれています。最後までしっかり走り切って脚も止まっていません。内容は良かったです」
直前の情報
中7か月
個人的診断：B
今の3歳世代で、ヤマニンウルスという馬がダート界を沸かせているけど、その半兄になるわ。休養していた時期もあったけど、右回りの1800m～2000mで安定した成績を残していて、阪神のOPや京都のリステッドで、3戦連続3着に食い込んでいるわ。満を持して右回り京都2000m鳴尾記念重賞挑戦ね。ただ、中7か月空いてのいきなりの挑戦で、馬券内に食い込めるかは何とも言えないかしら…。とはいえ、叩きで重賞を使うとも思えないので、直前まで注視した方が良さそうね。
ヨーホーレイク 牡馬6歳 岩田望【先行／差し】
父ディープインパクト 母父 フレンチデピュティ
9戦3勝 3.1.3.2
前走、5月新潟大賞典2000mGⅢ 3着0.2秒 33秒5荻野
・斤量59㎏
・スロー前残り展開を上がり最速
荻野騎手「ペースが流れることなく、淡々としたままでした。追い出してから差を詰めていますが、やや力んだところがありました。この斤量でも迫ってくれたのは力のある証拠です」
2走前、3月中京2000m金鯱賞GⅢ 3着0.9秒 35秒4藤岡康
・2年2か月ぶりレース
・掛かり気味、外差し展開を唯一前残り
藤岡騎手「返し馬から雰囲気が良く、スタートも上手に出てくれました。内から主張してくる馬が行ったときに力む形になり、1コーナーから2コーナーは狭いところでエキサイトするところがありましたが向正面で落ち着きました。4コーナーを手応え良く回って最後もしっかり脚をつかってくれています。2年ぶりの実戦ということを考えればよく走ってくれていますし、改めてポテンシャルの高さを示してくれました。このあとも無事にいってほしいです」
3走前、22年1月中京2200m日経新春杯GⅡ 1着ー0.1秒 34秒4川田
直前の情報
友道調教師「脚元は問題ありません。前走はペースと内枠。左回り右回りは関係ないので改めて力を出してくれたら」
個人的診断：A＋
軸でいいんじゃないかしらね。復活の階段を上っている屈指の実力馬よ。2年以上もの長いブランクを乗り越えて、今年の復帰戦となった3月金鯱賞GⅡでいきなり3着。しかも、差し展開のトラックバイアスに逆らっての前残り3着、続く新潟大賞典は59㎏のハンデを背負って、逃げが残る展開で差してきての3着。
今回は、斤量は均一の57㎏。メンバーレベルは少し上がるとはいえ、2年ぶり重賞制覇に大きなチャンスを迎えているのは間違いないわ。復帰2戦とも、勝負根性を見せて、後ろからなら上り33秒台を出せる状態。2歳の時に京都2000m1勝Cを制したこともある舞台。しっかり加速出来れば、頭は十分あるわ。
ロードデルレイ 牡馬4歳 川田【先行／差し】
父ロードカナロア 母父ハーツクライ
6戦5勝 5.0.0.1
前走、1月東京2000mL 1着ー0.1秒 33秒2
・4角8番手より差し切り、比較的前有利
川田騎手「前走より内容のある競馬が出来ましたし、より良く次に繋がっていくと思います」
2走前、11月東京2000m3勝C 1着ー0.3秒 33秒3
川田騎手「たくさん覚えなければいけないことのある内容でした。素質のある馬です。改めて作り直しでいければと思います」
3走前、9月阪神2400m神戸新聞杯GⅡ 4着 33秒5坂井
・4番手より
坂井騎手「休み明けの前走より上積みを感じました。一瞬は差し切れそうな雰囲気だったんですが、さすがに上位の馬は強かったですね。これからの成長が楽しみな馬です」
直前の情報
大阪杯予定も除外、中4か月
個人的診断：A+
4歳世代の隠し玉よ。6戦5勝、しかもすべてのレースで上り33秒台の抜群の切れ味を持っている馬よ。大阪杯にエントリーしていたのだけど、獲得賞金額17番目で除外になってしまった。おそらくここで賞金を加算して、宝塚記念を狙っていくのではないかしら。鞍上、川田騎手が継続騎乗するのもプラスだし、川田騎手の京都2000mの成績が物凄く、勝率47.4%、複勝率84.2%。何か掴んでいるわね。
ただ、懸念点はやはり唯一負けたのが、微妙と言われる現4歳世代戦のGⅡということ。それと、古馬と同斤量57㎏を背負うのは初めてということになるかしらね。神戸新聞杯は、最後に伸び脚を欠いているので距離が長かった可能性はあるかしら。2000mなら、最後まで脚を伸ばせるかしら。
まとめ
S：ヨーホーレイク
A＋：ロードデルレイ
A：ニホンピロキーフ、ボッケリーニ
B+：エアサージュ、エスコーラ
実力馬のヨーホーレイク&ボッケリーニVS4歳世代ロードデルレイ・ニホンピロキーフの対決という形ね。勢いやラストの切れ味はロードデルレイが抜けているように思うけど、古馬と同斤量でがっぷり四つは初めて。ヨーホーレイクらが完全復活となるか。はたまたこの条件に滅法得意とみるニホンピロキーフを初め、虎視眈々と馬券内を狙う他の馬が制するのか。枠順と馬場コンディションを見て、最終予想を追記するわ！
枠順・予想
1枠1番カラテ 牡馬8歳 高杉【先行／差し】
田中助手「新潟大賞典以降は、プールを併用しながら順調にメニューを消化。調教もよく動けていましたし、状態はいいと思います。どこまで巻き返せますか。」
2枠2番ディープモンスター 牡馬6歳 浜中【先行】
兼武助手「まだ馬体の張りが物足りないし、いい頃に比べるともうひとつという感じです。条件は合うので今回は地力の高さに期待したい。」
3枠3番バビット 牡馬7歳 和田竜【逃げ】
浜田調教師「前走の福島民報杯は、中途半端な競馬になってしまったからね。今の京都で時計の速い決着に、どこまで対応できるかだけど、今回はハナに行かせたい。」
3枠4番ボッケリーニ 牡馬8歳 モレイラ【先行／差し】
兼武調教師「元気が良くて出来は高いレベルで安定している。抜け出すとソラを使う難しさはあるが、チーク装着で集中して走れば好勝負に。」
4枠5番ヤマニンサンパ 牡馬6歳 団野【先行／差し】
斎藤調教師「痛いところが取れてはずむような感じが戻ってきました。二千は少し忙しい気がしますが、ラストはしっかりしている馬なので。」
4枠6番ロードデルレイ 牡馬4歳 川田【先行／差し】
福永助手「大阪杯除外後は放牧を挟んで、ここを目標に調整してきました。ケイコの動きは上々で、2度目の重賞挑戦でどこまでやれるか。」
5枠7番スカーフェイス 牡馬8歳 松若【追込】
柴田助手「前走の天皇賞春は、相手は強かったけど、最後まで頑張っていた。年齢的な衰えはない。展開ひとつで出番はあるはず。」
5枠8番アリストテレス 牡馬7歳 横山典【差し】
上村調教師「前走マイラーズカップは、雨馬場と1600mのペースで追走に苦労していたが、あえて気を抜かせないように走らせた。その前走がいい刺激になっていてほしい。」
6枠9番ヨーホーレイク 牡馬6歳 岩田望【先行／差し】
花田助手「前走新潟大賞典は3着、馬場の内が悪かったのでもっと早く外に出したかったみたいだし、斤量も響きましたね。上積みは感じる。別定でスムーズなら。」
6枠10番フォワードアゲン セ7歳 藤岡佑【先行／差し】
加藤調教師「内々をロスなく立ち回ったのはあるが、最後に伸びての５着で内容は上々。重賞でメンバーが強化するけど展開がうまく合えば。」
7枠11番アウスヴァール セ6歳 古川吉【逃げ】
昆調教師「他に逃げ馬がいる。同型がいて楽な展開ではなさそうだけど、今後を思えば逃げる形にこだわりたい。自分の競馬をして、どこまで踏ん張れるかだろう。」
7枠12番ホウオウアマゾン 牡馬6歳 坂井【先行／差し】
岡助手「新潟大賞典で大敗、輸送でカイ食いが落ちていた影響で本来の力を出せなかったみたい。走る気が戻り状態は上向き。近場の競馬だし変わってほしい。」
8枠13番ニホンピロキーフ 牡馬4歳 田口【先行】
大橋調教師「最終追いは、しまい重点だったけど、キビキビとした動きで体調は良さそう。平たんコースも合うし、走り慣れた2000mならチャンスはあるはず。」
8枠14番エアサージュ 牡馬6歳 松山【逃げ・先行】
池添調教師「前走の金鯱賞は8着。外枠から、強引な競馬になってしまった。重賞でも通用する力はあると思っていますし、追い切りの動きも上々。リズム良く運べれば。」
◎6枠9番ヨーホーレイク
実力馬復活といくんじゃないかしらね。2年ぶりレースとなった、2走前金鯱賞、前走新潟大賞典とも必ずしも展開が向かなかった中で、3着と掲示板確保。勝負根性があるところをみせているわ。瞬発力も高く、実力的には相当高いものがあるのではないかしら。やや外目の枠になったけど、それでも、最後の直線でしっかり前に行けるとみるわ。
○3枠4番ボッケリーニ
年齢的な衰えが心配だけど、前回日経賞は、外をずっと回っての5着敗戦。今回は3枠4番なので、揉まれなければいい枠になるんじゃないかしら。モレイラ騎手が騎乗するなら、好位で脚を溜められるわね。まあ、急坂がある阪神・中山の方が舞台が向いていると思うので、相手までとしておくわ。
▲4枠6番ロードデルレイ
4歳牡馬世代が、何とか3着には入ってほしいわね。抜群の切れ味があるローデルレイがまずは候補に挙がってくる。上り33秒台の安定した切れ味があるということ、鞍上の川田騎手が京都2000m非常に得意ということ、このあたりは安心材料ね。ただ、ここまで全て大回りで上り3Fが出やすいコースということ、実力ある古馬とは今回が初対戦ということで、相手までね
△8枠13番ニホンピロキーフ
もう一頭の4歳馬も適しているわね。こちらは消耗戦に強く、上りが掛かる展開で勝ち上がってきているわ。初重賞のマイラーズカップも、稍重ながらハイペースになっての3着ね。また、京都・小倉と平坦コースに強いのもポイント。鞍上が若いのと、先行馬のところ、外枠を取ってしまったところがどうでるか。パンパンの良馬場でなければ、チャンスはあるかしら。
△2枠2番ディープモンスター
上りがかかる展開が得意なのはこの馬も。小倉や京都2000mの稍重で勝利を積み重ねているわ。東京でも重馬場なら3着があるわ。思ったより晴れてしまうのが気がかりだけど、京都小回りは適正としては合っているはずよ。折り合いに課題があるので、前に壁を作りやすい内枠はプラス。あとは、直線が短い中であがってこれるかどうかね。
☆3枠3番バビット
人気薄から一頭上げるとするとこの馬。3頭いる逃げ馬で一番内枠に入ったわね。一番実績が高いエアサージュが大外枠に入ったので、こちらをあげるわ。2走前の京都記念は、外差し馬場の中、内側を貫いて3着に残したわ。前走大敗して、人気を落としているのであればチャンス。他の馬とやりあって、ぺーすがはやくならなければいいかしら。