178_僕たちは子どものまま_3

「、、、、、、、、」

ギラギラと落ち着きのある照明が夜の街を照らす。
お通しカット出来ます、と自慢げなお兄さん、1時間3000円と書かれた看板を持つ制服姿の女の子、インカムをつけスーツを着て、おっぱいどうですか、と訳のわからない日本語を話すお兄さん。
欲望を具現化した街に蔓延る品性をすり抜け、辿り着いた愛と光の芸術空間。

無言のまま僕はソファに座った。
きらびやかな外装から容易に想像できる内装なのになぜこれほど緊張するのだろうか。
心臓からの鼓動が全身に伝わってくる。腕や足の血管もそれと同時に鼓動している。この無言も、この鼓動もバレるのは時間の問題なのだろうか。

「先シャワー浴びてくるね」

僕の緊張とは裏腹に彼女はいつもと変わらない彼女だった。

noteは、普段考えていることを文字で吐き出す
Instagramは、普段考えていることを形にして表現する

写真撮っているので見てください
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