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2ndアルバムに向けて 5th~10th曲振り返り(後編)
こちらの記事の後編です。
8th~10thについて書いていきます。
8th「月と星が踊るMidnight」
HEY!OHISAMA!
僕の周りではネガティブな意見が多めな曲、
言わんとしたいこと自体は分からないではないんですけどね(笑)
個人的にはコロナ明けソングなんだなと思ってます。
ライブの一発目に置いて声を出させるという。
ライブする側に立つと、観客に声を出させるって結構難しいですよね~。
こんな記事も書いてます。
10秒天使 & その他大勢タイプ
まとめちゃってごめんなさい。
1曲ごととなると取り上げるべきか迷うラインなんですが、2曲まとめると自分の中で結構存在感を放ってます。
結構ソロ・ユニット曲って「突貫工事」感がにじみ出てきたりするものだと思っていたんですが、MVがあるからかこの2曲は安定してるし、
良い意味で歌詞や曲の起伏が少ないので作業用BGMとして無限にリピートしてました。
10秒天使はその名に反して5分20秒もあるのに、音色が爽やかなので短く感じるのが面白いです。
MVの世界観とかメンバーとか、曲そのものについても「酸っぱい自己嫌悪」味はあるんですが、
意外と10秒天使の方がみーぱんがユニゾンを引っ張ってるなと感じます。
俺はみーぱんの歌声が好きだ…
その他大勢タイプは
「ここでユニット組ませるか!」
っていうのが第一印象でした。
サビでしっかりPAN振ってくれてるのが各々の声を追いかけちゃうし、
みんなで1つに合わせようとし過ぎていないのが、派手なオケとマッチしてうまくまとまっているのがとっても聴き心地良くて好きです。
化学反応ソング。
歌詞は「ってか」の逆だか裏でも取ったんか康?
9th「One choice」
恋は逃げ足が早い
バイト辞めソング。
ではなく、アイドルの卒業とファンを歌った曲だと思います。
主人公は私たちファン。
坂道系アイドルというのは期間限定の仕事(市営プールのバイト)であり、
そこで会った僕たちも、夏が終われば会うことはなくなってしまう。
"推しは推せるときに推せ"みたいな言葉もありますが、
中途半端でつらいエンディングを迎えるより、
タイミングをうまく読もうとするより、
君と出会える目の前の夏を全力で楽しむしかないじゃん。
みたいなことなのかなと思っています。
卒業という仕組みで半ば無理やり新陳代謝を図っていくグループなので、
「"いつも"全力でいなくなってしまう」
という歌詞を踏まえると、先人たちの経験からアドバイスなのかなとも。
ハマスタで撮影されたMVのラスサビ、
どこかキュンを彷彿とさせるシーンに、そこからいろんなものを積み上げてきたみんなのキラキラした顔がまぶしくて好きです。
シーラカンス
恋逃げと接戦でしたが、個人的後半No.1ソングはシーラカンスです。
過去にこんな記事も書いています。
(noteを開くときに書いた夏ジャム記事の次に読んでもらっている記事かもしれない、しかも昨日Twitterで記事を共有いただいた方がいらっしゃってとっても嬉しかった)
おおむね軽快な歌なのに、Bメロでズシっと(しかも2番でより)重くなるのが、この曲がただのさわやか系ソングじゃないのだと教えてくれます。
衣装も素晴らしくて好きです。
白いベールをまとった衣装から、
シーラカンスをモチーフにしたと思われる、光の加減でグラデーションがかったように見える紺衣装(靴まで同じ色!)。
意外と肩とか腕とかが出ているんですが、肌とのコントラストが瑞々しさを際立たせている気がします。
BRODYの2023年6月号のインタビューでしょげこが、
主人公が学生ではないのでイメージをつかむことは難しかったが、
「大人になっても純粋な気持ちを忘れたくない」
と未来を想像しながら歌った。
といったことを答えていて、
この子は歌詞を読んで歌い、自分なりに表現してくれているのだと知れて大好きになりました。
あとギターソロめっちゃ好きです。
シンプルなのにかっこよくて色が見える、すごい。
10th「Am I ready?」
見たことない魔物
彼女たちが彼女たち自身を鼓舞する応援歌であり、僕たちの背中も押してくれる曲だと思います。
サビで胸に手を当てるダンスが、
・自分自身を奮い立たせる
・私についてこい(orここを目がけてこい)
の2つの意味が込められているのかなと。
シーラカンスもそうなんですが、ダンスシーンでカメラが来るとこっち向いてくれるのめっちゃ良くないですか?
イントロや間奏で使われているシンセが、スーパーで流れていそうな音色で結構ハマってます。
(知らなかったんですが、70年代のシンセと言われているらしい)
接触と感情
これまでにあんまりなかった、艶のある洒落ソング。
ひなのちゃんセンターでこれ書くか?
って思ってたんですが、Cメロの低音ボイスとか、歌声が刺さっててたまらんです。
歌詞で特筆することはあまりないかなあと思っていたものの、
SNSで「これ握手会の曲じゃないか?」という感想を見てちょっと面白いなと思いました。
僕たちは愛を食い散らかされてるわけですね(笑)
そしてこの曲の何が良いかって、ずっと後ろで鳴っているカッティングが気持ちいいんです。
全く前面には出てこないんですが、よく聴いてみる本当にやりたい放題してます。本当に。
(「作ったのギタリストだろ!」と思って調べたらギタマガのコンテストでグランプリ取られてる方らしくて納得でした)
こういう曲が表題になることは無さそうな気はしますが、洒落路線は定期的に挟んでいって欲しいなと個人的には思います。
まとめ
以上、後半の部でした。
取り上げるか迷ったボーダー上の曲が多かったです。(ブルラズ、PPGP、逆立ちetc…)
好みの部分もあるんですが、表題に入ってきて欲しかったという気持ちは正直あります。
というのも、櫻坂のナスカ三部作(条件反射で泣けてくる、桜月、Start Over!!)が個人的にめちゃめちゃ良かったと思うんですよね。
欅坂時代に核となる曲を作ってきたナスカが櫻坂に対してどんな曲を作るか。
その悩みの過程がStart Over!!でうまく成就したなと思っています。
センターを担うメンバーとの相性も良くて、全体で1つの作品を作ろうという気概が伝わってきた時期のようにも思えました。
日向坂の表題も色々苦しんでるなとは思うんですが、
良い曲は沢山あるので、知らない人に「とりまこれ聴いとけ!」って言える曲が表題に当てられて欲しいなと思います。
総合的な観点(曲、歌詞、ライブパフォーマンス、好みなど)で5th以降の曲をランク付けするならば、
飛行機雲ができる理由
シーラカンス
あくびletter
恋は逃げ足が早い
見たことない魔物
ゴーフルと君
知らないうちに愛されていた
君しか勝たん
もうこんなに好きになれない
その他前後編で取り上げた曲全部、なんなら取り上げるか迷った曲も(甲乙つけ難いので)
という感じかなあ。
結構迷うので正直3位以降はその時によって変わりそうです笑
(まだライブで観れてない曲とか沢山あるし…)
最後まで読んでいただきありがとうございました。