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袋小路



▸▸▸前回のお話し



障害者合同説明会で、ひとつの会社さんから実習をしてみないか、とお誘いを頂きましたが、実は結ばす....…....…

やはり、何事もポンポンと上手くいかない事が、もどかしくてもどかしくて。

    働きたい。働かなきゃ。


この気持ちは強く持っているのに、なんで私は働けないんだ。実習が終わってから、とてつもない疲労感におそわれました。

でも、仕事をしないと。
その言葉が、何か悪い魔法でもかけられたかのように、身体中を支配していました。
どうにかしないと!この状態何とかしてください!!障害者支援センターの担当さん!!


頑張ってます!でも、仕事決まりませんでした!なんで??こんなに仕事したいのに!!

どうして、上手くいかないの??



もう、自分のことで精一杯でした。
通院をしていましたが、毎回泣き言を聞いてもらい、自分にとって都合の良い言葉は受け取り、耳を塞ぎたい言葉は違います!と否定し続けて、聞きませんでした。
聞き入れられませんでしたし、聞き入れませんでした。

私は、仕事をしたい。
そう思っているのに、仕事がない。

私は悪くない。



(今の私なら、自分の状態をきちんと分かってなくて、人の話しも都合の良いことばかりは受け取って。そして、私は悪くない。被害者だぞ、なんて言いそうな過去の私に
落ち着け!過信し過ぎているし、心は吊り減ってるから、まともに考えられてないぞ。止まれ。一旦落ち着け。とストップをかけたいです。)




ずっとお世話になってきた、障害者支援センターの担当の方とも上手く思いを伝えられずに、でも、仕事したい。働きたい。
その思いばかりをぶつけてしまいました。

そこで、担当の方はその施設の主任の方とも相談して下さり、また新しい会社へ実習させてもらうことになりました。



この事が決まったのも、「実習が実を結びませんでした。でも、働きたい!」

言い続けていた私のために2ヶ月もしない内に、連絡を下さりました。


本当に頭が上がりません。
私の状態も普通ではなかったのに、私の言葉を聞いて、探してくれて、そして実習の日程なども一緒に調節して下さいました。



先程、書いたように。私は正気ではなかったです。心もすり減らしていました。他の人の言葉が素直に聞き入れられていなかったです。

様々な事が  【私が!わたしが!】
という主張で、目線が狭くなってしまっていました。





そして、2回目の実習が始まります。


仕事内容は全く違い、今度は室内での作業を主に、5日間体験することになっていました。
室内作業は、大まかに2つでした。パソコンを使って打ち込み作業。そして、軽作業で、その工場で出た廃棄物のようなものをリサイクルする為、細かく割いて再利用できる大きさにする。ビニールテープ等ゴミがついていたら、それを取り除く作業です。

パソコンの作業は、Excelなどを使っての作業でしたが前の担当の方がやり方をまとめて下さっていたので、それを見ながら作業でき、困ったら、実習の際担当になってくださった方へ質問する事が出来たので、問題なく出来ました。






問題は



その工場で出た廃棄物のようなものを
リサイクルする為、細かく割いて再利用できる大きさにする。ビニールテープ等ゴミがついていたら、それを取り除いていく作業

でした。

この作業では、細かく割いていくだけではあるのですが、視力が幼い頃から弱く、メガネなしでは生活出来ないので、メガネの上からゴーグル(割いていく部品が目に入らないため)をする事が必須でした。そして何より、この部品。とても匂いが独特です。硫黄のような、それをもっと閉じ込めたような……

部品を割く場所は、全方位ビニールで囲まれており、他の場所と区切られている感じになっていました。なので、区切られて余計に匂いが充満していきます。その事を、匂いを感じる都度、お伝えしていたのですが、あまりにも匂いにビックリしたのか、頭痛がし始め、吐き気も感じるようになりました。
色々と試して、マスクをしてみたり、工場内の細かい粒子を取り込まないような本格的なマスク……それでも、症状は収まらない。
作業も、どちらかと言えばパソコンより、軽作業の方が多く、それをしないという訳にはいかないみたいで、迷った末、実習を中断させてもらいました。




こうして、2回目の職場実習は終わってしまいました。










障害者支援センターの担当さんも、
これ以上、実習を受けられる場所は現在ない。と、言われ、合同面接会のためにアルバイトをやめ、実習もなくなり、1文無し。

そして、今後どうしたら良いのかも全く分からなくなりました。
お先真っ暗。目の前も真っ暗。頭の中真っ白

実習させてもらえる職場はないので、待つしかない。けれども、びた一文無し。


……助けて……誰でも良いから、助けて…………。







─────☆


今回はこの辺りで終わらせてください。書いてて、あの時は1箇所しか見えてなくて、自分にとって挑戦する時に失敗した時の策をいくつか持ってないといけませんでした。
アルバイトも、正直キツかったですが(精神的に)、それで辞めるのであれば、次を考えるなどしないといけなかった。合同面接会に飛びついて、それでどうにかなると思って、安直過ぎました。
本当に恥ずかしいです。。。
それでは、また次回お会いしましょう!




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