天狗になっちゃったり
▸▸▸前回のお話し
さて、実習が決まり
少しの緊張と天狗な気持ち、一生懸命!ガムシャラに!兎に角やらなきゃ!という焦った気持ちもありながら、のぞんだ実習
いい意味で、普通でした。
何か根掘り葉掘り聞かれたり、虐めがあるのかな?なんて不安、新しい環境でどうかな、と緊張もしてました。けれど、そういう事は全くなかったです。朝、朝礼があり、それぞれの勤務を行う。勤務内容は日々違いますが、それも朝礼の時に指示があって、なんで今日はこの作業になるのか、という説明?考える時間みたいなものが設けてあり、予定が分かりやすくて実習しやすかったです。
その時に仕事の注意事項なども言われたり、逆に発言したりしました。
何かに躓いたり、分からなくなって混乱してしまったりというのは特になく·····仕事内容も伝えられた事も理解でき、他の社員さんと一緒に勤務する。
外での作業、仕事が主でしたが体力的にもキツいこともありませんでした。今までも就職していたので、仕事で動いてましたし、特に体力が落ちてもいなかったので、普段使わない筋肉が筋肉痛になって、気持ちがいいくらいでした。
ただ、一言言うならば周りの人が凄く困ってる?関わり方が分からない様でした。
今だとそんなに感情の揺れは激しすぎなかったのですが、まだまだ感情のコントロールが出来ていなかった、上手く伝えられてなかったのか、少し緊張してる気持ちが、相手の会社さんにとってはとても大きく捉えられてしまっているようでした。
うまく説明出来るか分かりませんが·····
仕事中も、こまめに休憩を入れて下さり
その際にどれくらい疲れてる?と聞かれたり、今の気持ち?不安?は、どれくらい?
と聞かれたり
仕事内容が分かっていれば、その仕事に集中して行うことは出来るので困ってませんでした。ただ、就職に繋がるか不安で、休憩時間に少し不安になってしまってました。が、そこまで感情の揺れはありませんでした。
仕事内容ははっきりと決まっていないけれど、説明がきちんとあり、仕事も理解しやすく、外作業でも難しい事もなく。
怒られることに凄く抵抗はありましたが、(今も少しあります笑)なんで怒られた、指導されたのか、それを説明してくれる。こういう危険があって、怪我をしないようにするためだと分かった上で仕事をさせてもらえるので、私はそこまで困らず、働きやすく働かせてもらっていました。
でも難しいですね·····私にとっては、3〜5位の緊張でも、相手方にとっては8〜10くらいのモノとして捉えられてたり。。。
(というのも、捉え方の違いは最終日の振り返りでわかりました。)
実習期間中毎日、実習に行き、日報ではないですが今日の体調や思っている事を書いて渡して、それを相手方に見てもらう。そして実習をする。
混乱もなく、ただ、人見知りだったので
新しい人に戸惑うことはありましたが、
仕事内容は困ることなく、こなせるもの。
そうして、時々その時通っていた障害者支援センターの担当の方とハローワークの障害者雇用担当の方が様子を見に来てくれたりしながら、迎えた最終日。
いつも通りに挨拶や朝礼で最終日の挨拶をしたり、実習して、最終日振り返り。
ここで、相互の捉え違いに驚きました。
「 緊張をずっとされていて、
どう対応したら良いのか
分かりません 。」
目から鱗が出るような発言に、言葉がすぐに出ませんでした。
私の感じたことは
仕事も難しいと感じることは少なく、朝一番で今日の仕事内容について、一緒に働くメンバーさんと話しをして、外部での作業になるので危険な作業など無いか、確認をしてから、現場へ向かいます。
その為、必要なものを準備しやすかったです。そして、1日のイメージをしやすいので、不安にならずに動きやすかった。
ただ、初日は幾分か緊張していましたが、
作業で分からないところは直ぐに聞けてたと思います(自分の中では)。
休憩時間をとってもらった際にも、どのように過ごしたら私が仕事がしやすいか。
それをしっかりと考えて、水分補給したり
ストレッチしたり、、、
昼食前の準備も、どのようにしたら良いのか分からないなりに、聞いて布巾で机を拭いたりしていました。
が、やはりずっと緊張していて、
普通ならば、1日目は緊張していても
2日、3日経つとみなさん(今まで来られた実習の方)自分から挨拶したり、ちょっとした世間話しもされてましたよ。
との事。
私は、学生時代幾つか実習へ行きましたが
緊張します。が、そこまで指摘された事が無かったですし、実習なので頑張ろう!という気持ちの方が大切かな、と思っていたので
挨拶やお礼、疑問に感じた事を聞くことはしっかり行わないといけない。
という思いでした。
ですが、相手の会社さんの気持ちは違った様で、首を振られました。
そして、少し悲しかったのが実習させてもらった会社さんの課長にあたる方が実習最終日に有給を取られていて、ゴルフへ行かれていた。という話しを聞いてしまったことです。
私が正しいとは思っていません。
働く人にとって、有給というものは権利で何時使っても良いものだと分かってはいました。
が、
実習をすることになって、日程を調整し合っての事だったので、少し、、いえ、かなりショックを受けていました。
振り返りには、当時サポートしてくださっていたハローワークの障害担当の方と、障害支援センターの担当の方と私の3人
相手の会社の係長、主に一緒に仕事を体験していた際に指示を出してくださっていた方、事務の方の3人
計6人で、振り返り。
色々と言葉を重ねた記憶がありますが💦
やはり緊張しすぎている、どう対応したら良いのか分からない、という2点をあげられ
その実習で終わり、ということになりました。
3ヶ月期間を伸ばして、実習ではなく期限付きでトライアル雇用のような形を利用してみませんか?
という、ハローワークの担当の方の意見もその場で断られて終わりました。
残念な結果になってしまいましたが、
このような形で初めての障害雇用を見据えての実習は終わました。
今でも苦い思い出ではあります。
けれど、その時5日間という短い間ではあったけれども、全く新しい環境での仕事が出来た事。残念な結果で終わってしまったけれども、途中で投げ出さず、最後まで自分のアピールが出来た。
良い経験になった、と思えます。
今回は、この辺りで終わろうと思います。
障害についてオープンにして働く際に
どうしても、理解が難しい時があります。
でも、それでも見てくれてる人は一人は居る、と思います。
綺麗事だと、自分でも思いますが、
この様な実習が出来たことで、実際に社会に出た時にこのような形もある事も知れましたし、直ぐには繋がりませんでしたが、今は良かったと思えてます!
周りの家族の理解も深まって、より話しが出来るようになりました。
ネバーギブアップ!!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
また、次回お会いしましょう!!