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50、80問題の解決と発達障害に対する大きな誤解と誤った支援
「8050問題」という言葉をご存知でしょうか。
「80」代の親が「50」代のひきこもりの子どもの生活を支えるという問題です。
こういった問題の背景には発達障害の存在があります。
なぜニートになったりひきこもったりしてしまうのでしょうか。
農林水産省の事務次官が発達障害の息子を殺してしまった事件があります。
事件の記事を載せておきます。
無職の息子を殺した官僚は器が大きすぎた "最後まで毅然とした態度を貫いた" | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
小柄で礼儀正しい娘が自殺 元農水次官熊沢被告の懲役6年は妥当か | FRIDAYデジタル (kodansha.co.jp)
発達障害の症状が軽い人も中にはいるのかもわかりませんが、息子を殺害してしまうに至るほど発達障害は生きることが困難な障害なのです。
私は、社会の理解や発達障害の特性が正確に理解されない限り、50、80問題は解決しないと思います。
発達障害の場合、どんなにエリート家庭に生まれて、本人が努力をしていても社会になじむことは不可能な場合があります。
私の生い立ちを踏まえて職場で不適合を起こす理由を当事者目線で書いていきたいと思います。
社会から、偏見が減り、正確な発達障害への理解が進むことを願います。
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