人生が開けた!? 【この靄を抜けて】 小説
子供の時はどこへ行ってもいじめられたり、段差のない所で転んでばかりの心が傷だらけの私だったけれど、それを克服したくて真剣に成長しようとしていた。
私はなぜ事あるごとにトラブルになるのかと小学校の頃はよく分析していた。
何がいけないのかわからないまま、時間の経過とともに卒業して人生が年齢だけ更新されていくけれど、そうはいかない時期がやってきた。
大学受験だ。
はじめて自力で突破しないといけない時がきた。
私の人生は木のように、ただそこに突っ立って、周りが成長していくの