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書く・発信するだけでなく、いかに届けるか:多くの人に届けるために

NPOの情報発信と言うと、記事を書いて発信する。
SNSを活用して情報発信を行う。

広くNPOを見ると、まだまだ情報発信に力を入れることが出来ていなかったり、どのように情報発信を行っていけばいいか分からないという話しを聞きます。
限られたリソースの中で、日々業務を行っているので、情報発信は後回しにされる時もあります。

しかし、団体にとって必要なリソースを獲得していく為には、より多くの人を巻き込んで、問題解決に取り組んでいく為には、情報発信はとても大切。

どのようにしたらより多くの人に届くんだろう。
ただ発信するだけでなく、届けることを意識して届ける努力をすることが大切。

よく言われることだけど、いかに自分事化してもらうか。
いかに共感してもらうか。
NPOが扱う問題は決して明るいことではない、悲しいこと、辛いこともある。人によっては悲しいこと、辛いことは知りたくない。関わりたくないと思うかもしれない。

でも、もしかしたらあなたの身にも起こるかもしれない。
もしかしたらあなたのアクションで問題解決に向けた大きな一歩になるかもしれない。
もしかしたら楽しみながら関わることも出来るかもしれない。
もしかしたら知ることで、関わることで、あなたにとっても大きな価値になるかもしれない。

そのための見せ方、伝え方、届け方をNPOはしっかりと考えて情報発信を行う必要がある。そして、行ってきているNPOもある。

例えば、具体的な数字を提示して分かりやすく伝えたり、イメージ出来るようにしたり

例えば、人にスポットを当てて、ストーリーを伝えていき、多くの共感を集めたり

例えば、NPOがコラボして、「LIVE配信」で動画という入りやすい入口を通して問題について一緒に考えていったり

例えば、ハッシュタグやモーメントを活用して、手軽に参加、関われるように発信していったり

例えば、Twitterの引用リツイートを通して、このようにコミュニケーションを図ったり

例えば、アンケートを機能を活用して、手軽に参加、関われる機会を作ったり

たぶん、これを行えば絶対いい、これを行えば正解というものはないのかもしれない。各団体が自分たちのビジョンや色や、状況に合わせて、考えて、試行錯誤して情報発信を行っている。

それぞれの団体には扱う問題があって、団体の色があって、やり方があって。決められたことをやっていれば届くというわけではなく。
NPO業界はまだまだ成長段階で、発展途上の段階で、だからこそ、やりがいがあるし、出来ることも沢山ある。

情報発信に関しても、より多くの人に届けるために、より多くの共感を集めるために、やれることはまだまだ沢山ある。

そのためには記事を書くだけでなく、情報発信するだけでなく、届ける努力をしないといけない。

届けるまでを私たちのすべきことと考えて、そのために何が出来るかを自分たちになりに考えて、日々実践していく。

その先にもしかしたら新しい道が見えるかもしれない。

文章:がんちゃん

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