機会と選択肢を:なぜプラットフォームを作りたいのか
「これからやりたいことは?」「今後のビジョンは?」と聞かれることが良くある。
その時に答えることはいつも決まっている。
「人と人・人とNPOを繋ぐプラットフォームを作りたい」
ではどんなプラットフォームか。
機会・選択肢と求めている人、可能性がある人とリソースを必要としているNPOを繋げるプラットフォーム
例えば定年退職をした人たち。
今は65歳で定年退職をする人が多いけれど、65歳はまだまだ元気。平均寿命が80歳を越えている日本では、特にそうだと思います。
そのような人たちは多くいるし、「何かしたい」と思っている人も多くいるのではと思っています。
団塊の世代と言われる人たちはとにかく仕事を頑張ってきた。もしかしたら趣味も持たずに仕事一筋でやってきたかもしれない。
そのような人たちが定年退職を迎えて、仕事がなくなった時に、では何をするのか。もちろん趣味がある人は、趣味に時間を使うし。今から趣味を見つけていく人もいると思う。
今まで仕事をとにかく頑張ってきたからこれからはゆっくりと生きていく。
そういう人たちもいる。
一方で、スキル、経験を多く持っていて、そのスキルや経験を活かしていきたいけど何をしたらいいか分からない、どうしたらいいか分からないという人もいると思う。自分たちのスキルや経験を、どこで、どのような形で行かせていけるのか。その方法、接点がない。
そして、趣味もすることも特にない。そのような人もいると思う。現に自分の父親はそのような時期があった。
このような人たちをNPOと繋いでいけないかと思った。
例えば普通に仕事はしているけど仕事以外で何かしたい、楽しみややりがいが欲しいと思っている人たち。
自分と同じ年代(20,30代)の人たちで普段は普通に仕事をしている。
・毎日仕事に追われている
・毎日同じことの繰り返しで変化がない
・仕事はしているけど生活にハリがない
・仕事以外に趣味ややりたいことがない
・もっとやりがいや楽しみがほしい
・何かしたいけど何をしたらいいか分からない
・何かしたいけど何が出来るか分からない
そのように思っている人たちも多くいる。知り合いと会っていてもそのような話を聞くことがある。
このような人たちをNPOと繋いでいけないかと思った。
様々なリソースを必要としているNPOといかに結びつけるか
そしてNPO側では多くのリソースを必要としている。
それはお金であったり、ノウハウであったり、人であったり。
その中で自分が出来ることはなんだろうと思った時に人を結び付けられないかと思った。
上で上げたように世の中には多くの人が機会や選択肢を求めている。
そして「何かしたい」と思っている。
その「何かしたい」人たちとNPOを結びつけていきたい。そう思った。
結びつけることで、多く人にとっては、自分のスキルや経験を活かしていける、やりがい、楽しみを得ることが出来る。
そしてNPO側としては、人という貴重なリソースを得ることが出来る。
お互いにとってプラスになるのではと思っている。
そうして、このような人と人、人とNPO、NPOとNPOを結びつけるプラットフォームを作っていきたいと思うようになった。
それはマッチングサイトのようにオンラインで、人が自分のスキルや条件に合ったNPOと繋がることが出来るものであったり、オンライン上でコミュニケーションをはかれるものであったり、オンラインだけでなくオフラインで実際に会うことで繋がる場を作ることであったり。
まだまだ構想段階だし、どのようにものになるかは未知数。
もしかしたら形にすらならないかもしれない。
それでも、やってみないと分からないし、まずはやってみてどうなるか。
もちろん一人で出来るものではないので、自分自身も色々な人と繋がって、色々な人の力を借りて、巻き込んで、少しずつでも形にしていきたい。
人は機会や選択肢があることで、変わることが出来る。可能性を引き出していくことが出来る。
そう思って日々活動している。
※こちらのプラットフォーム作りに少しでも興味を持ってくれた方、一緒にやってみたい、面白そうと思ってくれた方はぜひご連絡ください!
文章:がんちゃん