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知る・繋がる土壌を:スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版読書会開催
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版が好きで、愛読していました。
そんな中で、英字出版が『スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版』「読書会」応援キャンペーンをやるとのことなので、これは絶対にやりとの思いで、企画しました。
スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビューは、2003年にスタンフォード大学内で創刊された、社会変革リーダー向けの雑誌・WEBメディアです。創刊から20年を超えた現在は、グローバルおよびローカルな社会課題に取り組む多様なセクターの著者、読者が、研究や実践に基づいた知見を共有するプラットフォームとなっています。
NPOやソーシャル領域に関わっている人たちに声をかけて、5人で読書会を実施。
初めましての人もいたので、まずは自己紹介を行なって、今回の読書会について説明を。
そして読書会のやり方もこんな感じで、みんなで話して決めていきました。
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話した結果、6冊あるスタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版の中からそれぞれが心惹かれる記事を読むことに。
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それぞれが自分が気になるテーマの記事を読んでいきました。
コミュニティ・エンゲージメントを高める6つの原則
・トップダウンだと上手く行かないことも多い
・データとして正しいとしても、一緒に行う人たち(コミュニティ)の協力、コミュニティ面がー主体となって進めていくための工夫を行なっていく必要がある
・コミュニティの人たちの困りごとを理解する、寄り添う
・コミュニティのキーマン、リーダーと関係を構築していく、合意をとって進めていく
・改革を進める人と、一緒にやる人との関係が大事
・根回し、丁寧に巻き込んでいくのが大事
⚫︎「わたし」を犠牲にせず社会を変えよう
⚫︎あなたのエンドゲームは何か?: 「本当に目指したい姿」を見出す
・何を目的に取り組んでいくか:活動を維持する、続けていくことが目的になっていないか
・社会的インパクトを出す
・ビジョン、ミッションだけでなく、エンドゲームを掲げていく:どのような状態になったら、どのような社会になったら自分たちの役割が終わるのかなど
・社会の中のピースであり続けるのも必要
⚫︎#社会を変えるコラボレーションをめぐる「問い」
・いま寄付してくれる人、興味ある人にはアプローチできるが、パイを広げていくのが難しい
・市民、行政、企業などの多様なステークホルダーと繋がって、広げていく必要がある
・参考事例:フラワーデモ・スクールロイヤー
・まだアクションはしていないが、何かしたいと思っている人は多くいるはずなので、どうアプローチしていくか、どう広げていくか
・アクションを行うための土壌、やり方、関係などを作っていく
一人で読んでいると気づかないこと、見えないことがあるし、自分にはない視点、思考、意見を得ることができるので、こうした読書会は本当に楽しいよね。
一人の思い、考え、意見をもとにそこから話が広がっていき、一人一人の視野や思考、世界が広がっていくよね。
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NPOやソーシャル領域で取り組む中で、難しさ、大変さがあるけれど、こうして様々な物事を知る、取り組みを知る、人を知る、そして繋がって、共にできることを行なっていく。
そのための土壌、場、関係をこれからも作っていきたいよね。
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文:がんちゃん