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関西に来て半年。NPOやソーシャル領域の人たちの繋がりを

大阪に引っ越して半年が経った。
色々なことがあったけど、本当にあっという間の半年だった。

元々転勤族でこれまでに20回近く引っ越しをしているから、引っ越すこと自体は慣れているけど、15年ぶりの引っ越し、そして15年住んでいた東京を離れて、住むことは初めての関西。

東京を離れることを告げた時に、「東京を離れるのはもったいない」「色々な機会が減るよ」「苦労するよ」などという言葉をもらった。

親のこともあって、東京を離れることに迷いがなかったかといえば嘘になる。

それでも関西で一緒に働きたいと思う人たちがいて、新たな場所で挑戦したいという思いがあって、東京に多くの人が、多くのものが集中している状況に違和感も持っていて。

実際に関西に引っ越してきて、最初は新たな環境に慣れるのに苦労はして、珍しく体調を崩したりもして、なかなかハードな時期も過ごしたけど、それでも新たな場所で、新たなことに取り組んで、新たな出会いが本当に嬉しかった。

NPOやソーシャル領域の人たちが出会って、繋がって、共に考えて、共に取り組んでいく場や機会を、土壌を作りたいとの思いで、東京にいる時からソーシャルバーなどのイベントや合宿、コミュニティ運営などを行ってきた。

NPOは決して競合ではないし、取り組みや知見、リソース、悩みなどを共有していくことで、為せることが間違いなくある、可能性が広がっていくとの思いで様々な取り組みをしていた。

そして関西に来てからもそれらの取り組みを変わらずに続けていきたいと思っていた。
それでも東京みたいに関西ではまだまだ基盤も繋がりもそこまでない中でどうなるだろうかという思いもあったけど、基本的になんとかなると思っているので、ソーシャルバーを開催してみた。

やってみることで、見えてくることがあるし、そこから広がっていくこともあると思い、関西にいる人たちとコラボしながら、ソーシャルバーという場を毎月のように作っていった。

こうして関西に来て、ソーシャルバーなどの場を作っていく中で、本当に素敵な人たちと、大切な取り組みを行なっている団体と出会って、繋がることができた。

東京にいる時は、関西で取り組む人、取り組む団体はそこまでないのかとも思っていたけど、それは自分が単に知らなかっただけで、繋がっていなかっただけだった。

イベントに参加してくれて繋がったり、関西に引っ越してきたことを知ってくれて連絡をくれて繋がったり。

関西でも本当に多様な人たちが、多様な取り組みを行なっている。

NPOなどはよく分からない、怪しい、信頼できないなどと言われることもあるし、自分自身もそのような言葉は今も含めてもらうことがある。

それでも目の前の人と向き合って、地域に根ざして、日々取り組んでいる人たちがいる。

接点がなかったり、知る機会がまだまだ少ないからこそ、認識の違いや、何かで目にした情報でイメージが固定化してしまうこともあると思う。

そのような中で自分にできることはまずは自分が様々なNPOやソーシャル領域の人たちと出会って、繋がっていくこと。

そして繋いでいくこと。

一人一人を知る、お互いを知る、その思い・背景・取り組みを知る。

そうしていくことで、NPOという大きな主語が、遠いと思っている存在が、具体的な人になって、近い存在になっていくと思っている。

関西に来て、イベントで出会ったり、SNSなどで声がけしてもらって繋がったりとNPOやソーシャル領域の人たちとの繋がりが広がっていくのは本当にありがたいことだし、自分にできることは出会いや繋がる場や機会を、土壌を作っていくことだと思っている。

微力であっても無力ではない。

関西に来て、出会って繋がってくれる人がいて、イベントを共に作ってくれる人がいて、イベントに参加してくれる人がいて、応援してくれる人がいて、声をかけてくれる人がいて。

だからこそこれからも行動を続けていきたいよね。

文:がんちゃん


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