知る、共有する、繋がるきっかけをいかに作っていくか:ソーシャルバーを開催して
昨日、ソーシャルバーを開催した。
ソーシャルバーはこれまでに6回開催して、今回が7回目。
そんな思いで続けている。
今回のソーシャルバーは、NPOやソーシャルセクターにいる人、NPOなどを立ち上げたいと思っている人、NPOやソーシャルセクターに興味関心がある人など様々な人が参加してくれた。
X(旧Twitter)を見て参加してくれた人も多く、初めましての人も多くいた。
それぞれの所属、取り組み、思いなどを聞いていく中で、初めて知る団体、取り組みもあって、その視点や思考、取り組みは本当に面白いし、興味深いと思うものがたくさんあった。
今の世の中、SNSなどで様々な人と繋がることができて、様々な情報を知ることができる。
でもそれはあくまで一部であって、もしかしたら自分の趣味嗜好によって、一部の世界の人としか繋がれていなかったり、自分が見たいものしか見れていなかったり、自分が知りたいと思うようなものしか知ることができていなかったりもするのかなぁと思う。
何が正解かは分からないし、大切にしてるもの、価値観も、性格も人それぞれだから、それぞれにあったやり方、付き合い方、ペースやタイミングがあると思うし、大切にしていけたらと思う。
ただ自分は、自分の世界や自分が思っていること、知っていることが絶対でも、全てでもないと思っているし、もっと広い世界を見たいし、様々な人と繋がっていきたいと思っている。
知っているからこそ、見えることがあるし、想像できることがあるし、できることがあると思っている。
だからこうして自分でイベントを開催したり、コミュニティを運営したり、または様々なイベントに、場に足を運んだり、繋がったりしている。
またNPOやソーシャルセクターは様々な社会課題解決のために取り組んでおり、決して競合ではないと思っている。
そして団体ごとにフェーズも違う中で、それぞれの経験、知見、リソースを共有したり、提供していくことで、間違いなくプラスになっていく。
一方で、NPOやソーシャルセクターの人たちが知る、繋がる場がまだまだ限定的でもある。
だからこそ、そんな場や機会をいかに作っていけるかが大事だし、個人的にではあるが、そんな場や機会をソーシャルバーのような形で作っている。
今回のソーシャルバーには、福島から駆けつけてくれた人もいるし、自分で団体を立ち上げようと思っていて悩んでいるという人もいたし、長くNPOの世界にいてもっと繋がりを作ったり、現状を変えていきたいと思っている人も参加してくれた。
リアルで集う、繋がる価値があると思っているし、それぞれに思い、やりたい、悩みなどがあって、普段は日々の業務に追われていたり、話す場や機会がなかったりする中で、それらを共有したり、語り合ったり、アドバイスし合ったりする場や機会があるのは本当に大切だと改めて感じた。
話せる人が、共有できる人がいて、自分一人ではないと思えることが、自分が前に進むために応援してくれたり、後押ししてくれる人がいるのは本当に大きなことだよね。
まずは繋がって、そこからリソースを提供し合ったり、共に取り組んだりしていく関係になっていけたらと思う。
出会う、繋がることから始まっていくよね。
これからもソーシャルバーを含めて、ソーシャルセクター合宿だったりと様々な場や機会を作っていきたいよね。
自分にできることを続けていきたいね。
文:がんちゃん