プラトー(高原)に至る その1
先日、毎日投稿連続30日というひとつの目標を達成したのだが、
それと同時に、私自身「プラトー」いわゆる成長停滞期に突入したらしい。
自分が一番よくわかっていることだが、昨日までやってきた記事投稿のやり方というのが、もう通用しなくなった。
確かにこれまでは、ただがむしゃらに記事を書いては投稿しの繰り返しだったので当然と言えば当然なのだが、これからはもう一歩上の書き方とやらを身につけなくてはいけないようだ。
お借りしたサムネの写真はとても緑美しい高原だが、心理的な高原というのは、どうしてこう美しいどころか、景色を楽しむ余裕さえぶっ飛ばすほどつらいのだろうか。
世の中の大半がこのプラトー特有の味気無さというか報われなさに心が折れてしまい、趣味や挑戦を諦めてしまう人が多い。私自身もこれまで何度挫折を経験したことだろう。かの高原の厄介なところは、上り調子だった自分の目の前に何の予告もなく突然現れる予測不可能な現象というところにあるのだろう。
とはいえ、なにも全部が悪いことじゃない。
このプラトーに気づいたということは、自分自身の成長時期に差し掛かっている何よりの証拠ではないか。
ドラクエでいえば、ちょうどメタルなアイツとはじめて鉢合わせする頃、
ここからがレベル上げの本番、ドラクエが面白くなってきたところ。
にやにやしながらこちらを小突いては、俊足で逃げられおちょくられる。
そして、倒せた時の莫大な経験値は何度やり直しても楽しい瞬間である。
偉そうに言えたことではないが、私には才能がない。
かつてはあったのかもしれないが、今はもう枯れ果ててしまったのだろう。ただ唯一の救いは、今がプラトーであるとちゃんと認識できていること。
これを乗り越えた先に、自分の力になると信じられていること。
幸いなことに、私はどうやら手数を生み出したり、トライ&エラーが苦にはならないようだ。最近はむしろそれこそが楽しいと思えるようになった。
あがいてみせよう、泥臭く。
せっかくの人生、その高原の先に一体何があるのか見てみたいではないか。