値崩れが始まっている今不動産を買うべきか?チャンスに備えて体力を温存すべきか?
今購入へ向けて取り組んでいる物件が2件ある。
融資の審査待ちと、指値の結果待ちの2件。
これからコロナショックによって、リーマンショック級の値下がりが始まるとすると、今進めている物件を購入すべきかどうか迷うところがある。
融資待ちの1棟は、とても辺鄙な場所にある、キレイなアパート。
ショックが起きても、土地値に影響が出ないし利回りが大きので、これは購入問題ない。
もう1棟が立地がそこそこ良くて、土地値以下で購入するが、利回りは19%と大きいが、キャッシュフローが小さい。
売却したときに大きな利益として戻ってくる物件。
この物件は、大幅な指値を入れていて、仲介の不動産屋さんが交渉してくれている。
でも、果たして今このようなタイプの物件を購入すべきかどうか?
今、これを書いている時点で結論が出ていないので、このままだらだらと思いつくままに書き進めてみる。
中古アパートはすでに値崩れが始まっていた
昨年末からすでに中古アパートの値崩れが始まっていた。
すでに各金融機関の融資が出にくくなっていて、暴騰気味だった中古アパートの価格はどんどん下がってきている。
そんな状況から追い討ちをかけて、現在のコロナショックで世界中の経済が停滞してしまっている。
まぁかなりの確率で、不動産についても暴落すると思われる。
リーマンショック級の値崩れが来たとしても2パターンあると思う
例えば、リーマンショック級に値崩れしたとして、対策は2つあると考えている。
これは過去のリーマンショック後の株価グラフを見て考えたり、リーマンショック後を経験したことのある友人から話を聞いて考えた。
今のうちにできるだけ現金を手元に集めておく
リーマンショック級の値崩れが始まったら、まず金融機関の融資は全体的に閉まるだろう。
そうは言っても、全部が閉まるわけではなく、タイミングによって融資してくれるところもあるはず。
そうなるとフルローンは難しい可能性が高いので、2割くらいの現金を出す必要が出てくる。
その現金を今から貯めておく必要がある。
すると、現金を少しでも出すような物件の購入は、今のところ控えておいた方が良い。
まだ融資が出ているうちに買えるものを買っておく
日経平均株価のチャートを見ていて思ったが、低迷時期が3年くらい続いていた。
3年くらいは金融機関も融資には積極的にならない。
となると、手持ちの現金が多少減るから購入しないと考えるよりも、買えるうちに買っておいて、時間軸で残債を減らして行った方が良いのではないか?
もちろん、値崩れが起こったら、とにかく金融機関を回って融資をつける努力をする。
結論
なんとなく書き始めてみたら、明確にやるべきことが見えてきた。
今から購入をセーブして、現金を温存する必要はないのではないか。
積算土地値以下で19%なんてそうそう出る物件じゃないから、全力で買いに行こう。
値崩れしても負ける物件ではない。