日本百名山完登後の次のチャレンジは?
2024年9月、10年かけて日本百名山を完登しました。完登する前の残10座ぐらいから、次は俺100リストを作って独自のチャレンジを考えてました。完登後大きな目標が無くなり、虚無感がしばらく続きます。その中で新たなチャレンジを決めました。完登後の今しかできない貴重な体験として経緯と決めた決定理由など備忘録として残すことにしました。
ご興味ある方はご覧いただけたら幸いです
⚪︎俺100リスト作り
完登後、リスト作成にあたり、他のチャレンジの達成度合を整理しました
-日本百高山 47/100
チャレンジ前半の奥穂高岳登頂時、重太郎新道で下山しましたが、前穂高岳をスルーしました。
このように、百名山以外全く頭になかった、いやいっぱいいっぱいで他の山なんて考えられなかった状況でした。後半の体力、スキルを持って百高山も意識したルートでしたら60座以上登頂していたと思います。逆にこれ幸いと大好き稜線の未踏ルートなどと絡ませて、俺100の主体なリストとなりました
-日本ニ百名山 7/100
日本三百名山 3/101
大岳山、燕岳、毛無山、農鳥岳、天狗岳は百名山関係なく登頂し、その後ニor三百名山を知ったぐらいだったので、ほとんどかぶりませんでしたし、山自体もほとんど知りませんでした。調べてみると面白い山々がたくさんあります。深田久弥が未登頂だったので選ばれなかった名峰や守門岳のような東洋一の雪庇が見れる山など。逆に登山道があまり整備されてない、登山者が少ないなど危険度が百名山よりも高い山もたくさんありました。これ全部リスト入れられないしと正直判断が難しい
⚪︎未訪の地の山
佐賀県、山口県、高知県はまだ訪れたことがありません。宮崎県などは祖母山の山頂だけみたいな。百名山チャレンジの楽しさの一つは行ったことのない場所の文化に触れること。この三県の山は行きたいし、宮崎県の他の山も行きたい。
⚪︎冬季しか行けない山
そもそも夏道がないのに登れる山があることを知ったのはびっくりでした。そのような山でも雪の上なら大丈夫。チャレンジ魂が湧きます。ただし、全てバリエーションルート。ここ最近、残雪期のバリエーションルートで雪不足から藪漕ぎに相当やられた記憶は鮮明です。またアプローチも長いしリスクも高い。リストに確実に入れるのは不安要素が多いので迷います
⚪︎未踏のルート
白峰三山など登山の魅力がいっぱいの縦走などを意識したのは、百名山チャレンジの後半でした。日帰りピークハントが多く本当に楽しめたのか。今、思うと当時登頂した嬉しさいっぱいだったので後悔はなかったので良しなんですが、後半の日本を代表する縦走ルートは楽しすぎたので、俺100には山だけでなくルートも入れようと考えました。百高山など他の目標も同時に狙えますし。TJARの山岳部分は線で繋げて完登したいなど一番楽しみにしています。
⚪︎経験のない山行スタイルへの挑戦
-バックカントリー
ゲレンデをカービングするスノーボードは山以上の経験がありますが、
深雪対応など技術が不安でバックカントリーは封印してました。スキーは初心者なので、深雪も不安なく滑れるスノーボードのカービングのスキルアップと、今のバインディングはStepOnのため一部道具を変更する必要があります。お金かかるな。。
-ハーネス、ビレイ、ザイルを使ったアルパインスタイル
ソロの百名山チャレンジではスキルが身につけられない領域です。山岳講習を受講するなど、ソロとは違うアプローチが必要。ここは見極めが必要で、実は岩場よりトレイルが好きなど好みも重要ですね。
-沢登り
今年夏は本当暑かったので関心が高いです。渡渉はリスク管理が必要ですが、沢登りをマスターするとスキルアップになりそうです。ただし、ハーネスなどアルパインスタイルのスキルが必要でソロでいきなり行くのは自殺行為。アルパインの講習などで身につけることと、パーティーを組む必要があります
⚪︎完登後の次のチャレンジ
結論として俺100リスト作るのやめて2034年9月迄、月一回以上の山行を目標として、10年後に百名山以外の山で俺100の山を決めることにしました。縛りなく今後は行きたい山はとことん顔を出そうかと。絶えずその時の興味からいくつかの山を候補にし、天候、体力、スキルなどに沿った形でチャレンジします。途中、百高山等達成するかもしれませんが、あくまでも通過点、結果10年後にどのような山を選択しているか楽しみです。