自分の理想論 子育て編 ①

前の記事から半月も経過してしまいました。

自分との約束なので。頻度は低くても投稿は続けていきたいと思います。

さて、今回は「自分の子育て論とは?」というテーマで話をしたいと思います。

親になって3年余、まだまだひよっこの身ですが、子供の健やかな成長、特に心の成長のためには、親の考え方、信念が大きく影響すると考えています。

なぜこんなことを思ったか?

子どもに言葉が出始め、他者と共存し自我が芽生える年齢になってきて、親の言動や立ち振る舞いを見てそれを真似している様子が伺えてきて、少なからず危機感を感じたからです。

その姿を見せている立場として、自らを見つめなおし、律する機会が必要だと考えたからです。

まずは、自分の子育て論を語る前に、子供にこんな人になってほしい、という理想について挙げます。

①人の罪を許せる、人の功績を認められる人間

②常識にとらわれない人間

③他人の力を借りられる人間

以上の3つです。

ではそれぞれについて、そう考える理由を書いていきます。

まず、①人の罪を許せる、人の功績を認められる人間 について

強い人とはどんな人か、「人の強さ」とは何か。

それは「人の罪を許せる」人間だと思っています。

先に言っておきますが、ここでの「罪を許す」とは法律違反を肯定するものではありません。そういった次元の話ではなく。「自分と全く異なる考えを許容する」ことと意味は近いと思います。

自分と全く異なる考えを許容する、ということは、これは自分とは考えが違う、と気付ける視野の広さ、そういう考えがあっていいと思える器の大きさがあると言えます。

こういう人には、お互いの意見を気兼ねなくぶつけ、受け入れてくれるという安心感、信頼感があり、その人には、人を惹きつける力、強さがあると言えると思います。

それでも、人間だれしも他人に対して思うところはあります。ネットが普及した現代において、自分の身の回りから、テレビ、SNSをはじめ数々の著名人、アーティスト、政治家、様々な人の考え方や発言に触れる機会があり、この考え方には共感するだとか、いや、それはちょっと違うだろうだとか。大小様々ありますが、各人が失敗をして、思い込みをしていること、よく見かけると思います。

ただそれは、自分視点で見たときに「失敗」「思い込み」と思うのであって、他人からしたら、その考えは当たり前ではありません。

そういった考えを認め、その考えに基づく、自分目線での「失敗」を許容できる人こそ、真に「強い人間」ではないでしょうか。

反対に、「他人の功績を素直に認められる」ことも強さだと思います。

それをネガティブに捉えているうちは、まだまだ未熟なんじゃないですかね。

次に②常識にとらわれない人間 について

①で「罪を許す」≒「他人の考えを許容する」という話をしました。

ここで勘違いしてはいけないのが、共感ばかりしている人が正義か、と問われると、答えはNoです。

自分と全く同じ考えを持っている人間なんて、まず存在しないからです。

どんなに付き合いの長い人でも、その人が言っている、考えていることに対して疑問を持つときが必ずあるはずです。

私が①で言いたかったのは「他人の(自分とは異なる)考え方を許容できる」ことが強い人間だ、ということです。

一方で、前記事に書いた通り、常識人間にならない=他人の考えに依存しないことも大切です。

自分の人生は自分だけのもの。親の為でも友達の為でもありません。

自分のやりたいこと、自分が成し遂げたい夢に向かって駆け抜けることに全力を注いでほしいです。

最後に③他人の力を借りられる人間 について

これは、自分が就職し、仕事を本格的にできるようになってから学んだことです。

何か大きなことを成し遂げる際、必ず壁にぶち当たるときがあります。

それは「自分一人ができることには限界がある」ということ。

就職活動なんかでも、企業の人が良く「何かチームで成し遂げた経験がないか」という質問をされた記憶があります。

実際に仕事してみると、会社に入って10年弱経過した今でも、労力面、知識面、発想など、あらゆるところで壁にぶつかります。

そこで自分でどう乗り越えるか、考えることはまず第一に大切なことですが、それでも全く先が見えないこともあります。

そんな時、「他人の力を借りる」スキルが必要です。

そのスキルとは、については詳しく書きませんが、強い人間=人の罪を許せる人間こそが、信頼を得、力を借りることができると考えています。

※もちろんそれだけではないと思いますが。

そして、そのスキルを持ち、他人の力を借り、他人を巻き込めることこそが、幾多の壁を乗り越え、自分の夢を追求するために不可欠でなんだと思います。


いかがでしょうか?

あくまでガンキチの個人的な考えです。

思いがけず長い記事になってしまったので、ここで切りたいと思います。

次回は、今回書いた「子供にこんな人になってほしい」という理想像をもとに、そのために親としてどうすべきか?自分の子育て論について書きたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ご意見ございましたら何でも構いませんのでコメントお寄せください。

よろしければ、次回もよろしくお願いします。


ガンキチ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?