トラブル発生!

2003年夏

2003年 6月中旬 手術は成功。何の問題もなくなったと思っていたのに それは いきなり起こった。(と私は思った) いつものように 寝る前の眼軟膏を塗ってあげようと目を見ると 手術した左目の目尻側のまつげが 全体の4分の1ほどまるまる 目の中に入り込んでいる。 最初、偶然そうなったのかと思い あまり気にしなかったのだが 次の日も 気付くとまつげの同じ部分が 目の中に入った状態。 さかさまつげだ。 手術の失敗? 再手術? どんどん悪い方に思いが走っていく。 さかさまつげの状態は 私や夫が戻してあげれば 一旦戻るのだが 手で左目を擦ったりすると また 戻ってしまう。しまいには まつげを出そうと顔を触ろうとすると それだけで 泣いて逃げ回り 左目の周りが常に赤く腫れぼったい感じになってしまった。 再診の日まで随分間があった為 主治医Kに問い合わせてみることにした。写真を添えたところ 以下のようなコメントをいただいた。 睫毛の一部(耳側)が中に入っていることですね。 バイクリルにて中縫いをしているのですが、4週で溶けてなくってしまいます。 術後1ヶ月の時には睫毛が中に入っていなかったことを考えると 瞼と睫毛の根っこがまだ癒着していない可能性があります。 これに対する方法は、瞼の中央から眉毛の外側にサージカルテープ(紙)の細い のを張って、引っ張る方法がよろしいかと思います。これによって癒着が固定さ れれば大丈夫と考えます。 即再手術なんてことにはならず とりあえずホッとしたものの・・・ 手術当日の眼帯さえも嫌がった子である。おとなしく絆創膏を貼らせてくれるんだろうか? 翌日、早速テープを買ってきた。  息子によく言って聞かせ 貼ろうとしたものの 予想通り ひどく抵抗される。 仕方なく、お昼寝の間だけは 固定させる。 結局 テーピングは ほとんど実行されることなく6月、7月がすぎた。  もと君は 逆さまつげの違和感のためからか 左目を頻繁にこすり続けていたし  手術後には二重まぶただったのに 気がつけば 二重のラインも全く見えない状態。 左目は腫れぼったくなって 手術した甲斐もない程になる。 加えて逆さまつげは ひどい時には左のまつげが全部内側に入ってしまうほどに ひどくなっていた。 夏休みを利用して実家に帰省した時にも 親戚たちも もっと挙がっているのを期待していただけに  あれ?という印象を与えたように思った。 手術してから3ヶ月。わたしと夫も 不本意ながら 再手術に向けて 前向きに考えることにした。

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NPO法人眼瞼下垂の会
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