見出し画像

YouTubeサムネイル比較テストの本当の目的

こんにちは!現役YouTuberの名波です!

さて、今回は『サムネイル比較テスト』について現段階でわかっていること、私の考えについてお伝えしますね!

サムネイル比較テスト(通称adテスト)は、昨年の夏頃から一部のYouTuberには提供されていた機能ですが、今年の6月くらいから全てのYouTubeチャンネルに実装されましたね!

まず!

abテストはYouTubeチャンネルの上級者向け機能を解放しないと使えません!

このabテストは、異なるサムネイルを最大3つまでアップロードしてパフォーマンス比較するというものです!

現在確認出来ているabテストの内容
(実際に複数チャンネルにて検証しました)

・視聴者ごとに違うサムネイルが表示される
・動画の再生時間で優越が決まる
・数時間で結果がでる(最大2週間)
・視聴回数により結果が出る時間が変わる

一見すると
「クリック率が高いサムネがわかるのか!いいじゃん!視聴回数増えるじゃん!」
と思われるかもしれません。

しかし、実際のテストの目的は
『サムネイルの違いによる再生時間の差の確認』

つまり!!

サムネ詐欺撲滅の為の施策だと思うのです!

そもそも、健全なYouTuberはサムネ詐欺などは行いませんよね。

しかし、abテストはサムネイル毎の視聴時間の長さを測るのです。

勿論、視聴時間は動画の拡散率に影響をしますのでとても重要なのですが、私としてはどうしても違和感を感じてしまいます。

これは私が自分の検証チャンネルにてabテストを行った結果です。

このように、3つのサムネイルの再生時間の割合から一番良いとされるサムネイルを教えてくれます。

もちろん、クリックされなけば再生時間は稼げないので「再生時間=クリック数」とも読み取れるのですけど。

しかし!

下記の場合はどうなるのでしょうか?
少し考えてみてください。

[サムネイル1]
クリック数 300回
再生時間 150分

[サムネイル2]
クリック数 1000回
再生時間 100分

[サムネイル3]
クリック数 500回
再生時間 120分

こうなると、abテスト的に一番評価が高くなるサムネイルは1番になります。(現段階では)

しかし、私は3番のサムネイルが優れていると思ってしまいます。

そもそもサムネイルテストならば2番のサムネイルがクリック数的に一番優れていると思います。

つまり、再生時間を伸ばすのはあくまでも動画の構成だったり編集だったりしますので、再生時間の長さでサムネイルの良し悪しを判断するのはとても困難だということです。

そうなると、やはりサムネ詐欺テストにしか思えないんですよね。

しかし、実装されて間もない機能です。
今後、どの様にバージョンアップするのかはわかりません。

とりあえず私は、abテスト=サムネ詐欺テストという認識です!

自分の動画内容をわかりやすく端的に伝えられているサムネイルなのかを判断するのには適しているのかもしれませんね。

しかし、視聴するチャンネルごとに1/3から選ばれたサムネイルが1つ表示されるのですが、これが少し気になります。
(15個のチャンネルにて確認済み)

サムネイルを3つも作成する場合、どうしてもクオリティーに差ができてしまいます。

2つまではいいんですよ!テイスト違いのサムネイルで作成できます!

しかし!!3つは難しい!
3つもテイストを変えたサムネイルを作るのがどれだけ難しいことか!


出来損ないというか数合わせのサムネイルをテストに載せると、1/3で視聴者に表示されることになります。

出来の悪いサムネイルです!

そのため、視聴してくれるはずだった視聴者の1/3を逃すことになるかもしれません!

だから私は2つでのテストをオススメします!


2つのサムネイルでabテストを行ってみてください!

どの様なサムネイルがサムネ詐欺に該当するのかわかると思いますよ!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?