ぐんぴぃもシネマハスラー聴いてた
『アフター6ジャンクション2』に、春とヒコーキのぐんぴぃがゲストで出ていた。ナチョスと分度器くらいかけ離れた存在だと思っていたので、宇多丸とぐんぴぃという組合せに普通にびっくりした。
ぐんぴぃが宇多丸に「タマフル時代から聴いてました!」と喋り始めたところから、予想外の事実にテンションがすごい上がった。そもそも身近でタマフル聴いてたの、私におすすめしてきた高校の同級生と、大学でサークルクラッシャーしてた峰不二子みたいな先輩だけだったし。
春ヒコのネタは好きだけど、GERAでやってるラジオとかは聴いたことはなくて、ぐんぴぃが長く喋ってるのも初めて聴いた。相方の土岡の方がやばいやつ(かつネタ作り担当)というイメージがあったから、ぐんぴぃはキャラデザだけの人かと勝手に失礼なことを思っていたらトークがめちゃくちゃ上手くて、なんなら言葉の節々に知性や知識が散りばめられていて印象ががらっと変わった。"キャラとして"の童貞由来のおかしさとのバランスがすごくいい。好き。
すぐにバキ童チャンネルやGERAのラジオも聴きはじめた。野球が終わった穴に、バキ童チャンネルとグピグパグポが入ってきた。
ネットミームにもなっていた「バキバキ童貞」ことぐんぴぃがこんなに面白い人だと知れたのが嬉しい。正直ネタより喋ってる方が好きかも。そしてタマフルリスナーであり、とくにシネマハスラーが好きだというのもすばらしい。
私がこよなく愛しているシネマハスラー(現ムービーウォッチメン)は、ガチャガチャで観る映画を決めて、次の週までに宇多丸が観て評論する、という映画評論のコーナーだ。良い作品はもちろんちゃんと褒めてるし、フラットな目線で語ってると思うけど、酷評する時の悪口の語彙というか表現のバリエーションが多くてしかも面白いのが特に良かった。観てなくても面白い。むしろそれで映画観たくなったりもする。
どんな酷評の仕方してたか思い出そうとして調べたらちょうどいい感じのサイトがあったので置いておきます。これ読むだけで笑える。ありがたい。
早稲田出身の宇多丸は映画の知識もさることながら、説明が分かりやすいし表現もすごく知的で、…なのにすごい下品!というのが、私のツボだった。ぐんぴぃもそれが好きだったのかもしれないと勝手に推測して親近感が湧く。あと、ぐんぴぃという名前はピングーから取ってきてるという説もあるらしく、ピングーで育った私としてはここも嬉しいポイントだ。
で、今回のアトロクだけど、前に喋った蓮見翔の回と同じでテーマは読書。ブックオフ店長時代のエピソードが個人的にはよかった。芸人になる前はブックオフで働いていて、店長をやっていた時エッチな本をレジ横に置くという政策で対前年140%越えの売上を達成したらしい。思い切りのよさとか実行力みたいな部分で、もともとあったぐんぴぃのイメージが変わって、他の話も聞いてみたいなーとか思った。アトロク入りで春ヒコにハマるの我ながら変すぎるな。笑
ゲスト回はそこから新規を取り込めるのが大きい。今回の私ほど簡単にはいかなくても、知るきっかけにはなる。いやでも知らないゲストが出てきてたら飛ばしちゃうこともあるし、なんならゲスト回いらないって思うことよくあるからそうでもないか。ゲスト回より通常のやつをたんたんとやってくれる方が好きだな。うん。あれ?
最近音楽よりもラジオ聴くことが多くなって、今まで聴いてた番組だけだとちょっと足りなくなってきた。エバースは面白かったけど終わっちゃったし、ゆる言も週2から週1になったし。そのかわり春ヒコとプロおごを聴き始めた。なんか生活の隙間でラジオを聴きすぎてる気がして若干恥ずかしくなってきた。たぶんラジオって依存性あると思う。
おわり!
画像参照:https://www.instagram.com/p/DB-0FZoSBsn/?igsh=am1qcTJkdzFrdTZy