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HOP SUMMIT#2 リリースです!


HOP SUMMIT#2
Style:West Coast IPA
ABV:6.0%
IBU:52
EBC:8.1

Malt&Grain:Golden Promise , Carapils , Vienna , Crystal150
Hop:Idaho7 , Nelson Sauvin , Citra Cryo , Citra T90 , Mosaic Cryo

王道のWest CoastスタイルをGangi Brewingなりにアレンジ。ジューシーなオレンジや南国の果実のような香り。本来はガツンと苦いこのスタイルですが、モルトボディを少し軽めに、苦味を少し穏やかにし、尊敬を込めながらも私たちなりのスタイルで、ドリンカビリティ高めに仕上げました。

さて、HOP SUMMITのセカンドバッチがリリースです。
我々の定番ビールは、毎回少しずつレシピを変えることにより、ブラッシュアップしていく、ということで有名ですが、このHOP SUMMITも、例のごとくレシピを調整しています。

調整した点は、ホットサイドでのホップの投入量とタイミングです。

11/18に浜松のSmash Boysさん(Octagon Brewing併設のパブ)に行った際に、師匠の千葉さんと、元オクタゴンの店長K井さんと、香りのレイヤーについての立ち話をしました。

「綿貫くんのビールは、立ち上がりの香りは良い、飲んでもまだ良い、けど、途中からガクッと薄くなるんだよ。料理と一緒で、香りやフレーバーはレイヤーで重ねていかないとね。」というフィードバックをいただきました。

大きく変えてしまうと、どの調整のおかげで、何が変わったかわからなくなってしまうので、とりあえず1つずつ調整してみることにしました。

それが、ホットサイドでのホップの投入量とタイミングです。

そのおかげかどうかわかりませんが、HOP SUMMIT#1より、idaho7のオレンジやバブルガムのような甘い香りがグッと強くなり、口に含んだ後の厚みが増し、余韻が長く残るようになったのでは、感じています。

"飲みごたえはあるけど、飲み疲れしない。"

気づいたらタンクが4基も空いていて、年末までにあと2仕込みしようかなと考えています。

新潟県上越市は、いよいよ雪が本格的に降ってきて、寒さも増しています。
皆さまも体調に気をつけてお過ごしください。

醸造責任者
綿貫 卓人


HOP SUMMIT#2は、15L樽と瓶ビール330mlで販売します。

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