メビウスの恋人

乾びた息の根にさめた五月雨
無音の汗をそっと撫でてほしい

悩んだ髪の色も この瞬間の気持ちも
最初からさ 決められてたように思えて

メビウスの輪から抜け出した ぼくら二人
知らない誰かが漏れ出たところでさ 
気にもかけないよ 
ほっといてほしいんだ 
メビウスの恋人 
僕らだけの世界

やさぐれたチーフも白いレースに
優しく包まれる ずっとこのまま...

宇宙に望遠鏡があるなら見えるボタンホール
過去と未来 輪を作り 噂をしてる 
「馬鹿が二人抜け出た」と

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