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塾の運営方法と教室長のルールについて

1、3つの授業の位置づけ


個別指導塾には3つの授業があります。

テスト対策・期別講習・通常授業の授業があります。

通常授業にて、学校と同じ進度で行い。
テスト対策で学校の範囲内の復習を行い
期別講習で学年を下げて復習を行う
形になります。

個別指導ではどうしても、通常授業にて学校教材を教えることが出てきます。
だめだとはいいませんが、それをしてしまうと、塾で購入した問題集などができません。

また学校でやっている問題集が終わったとしても、その場合は、宿題を教えてもらいながらやったということになるだけで、自力で解くことはないと思います。

そのため、基本は学校のワークを教えたら同じ範囲のところを塾のワークで宿題に出すことを心がけます。
2p授業でやったら2p宿題でやることが大事だと思います。

そのため保護者との事前面談にて、宿題の量を事前に決めて、そういうときでも宿題を出していくことを約束しておくとよいです。

2,成績上下層の生徒・講師の相性

塾講師は3種類が必要となります。そのうち2種類でも構いません。

上位層(偏差値60over)、中位(偏差値60~50)、下位層(偏差値50~40)の3種類になります。

なぜそれぞれが必要なのかというと高3生徒に〇のつけ方や、鉛筆の握り方、ノートの取り方を教えようとしますが、基本上位層からするとなんでそんなことをおしえないといけないのかという疑問が生まれます。
つまり理解ができないということです。
逆に下位層の講師は、勉強を教えることが苦手なので、逆にやり方などルールを決めると行ってくれますので、下位層用の講師が必要となります。

もちろん塾を始めるにあたってどの層を狙っていくによってもこれは変わります。
ただ、どんなときでも塾には2割の上位層、6割の中間層、2割の下位層となりますので、それぞれまんべんなく講師を準備するのが伸びる特徴になります。

3、〇×について

講師としてはじめておこなうときに必ず生徒のノートに丸付けをすることと、テキストに〇×を書くことをおこなっていくといいです。

ノートの〇×・テキストへの〇×は生徒に行わせてください。

〇×を行わせると2種類のことがわかります。
1,どこをおこなったか、おこなっていないかがわかる
2,できたかできてないかがわかりやすくなります。

教室全体で行っていくと、別の講師が初めておこなうときでも、どこが苦手範囲なのか、どこを行ったのかがわかりやすいので、全教室でおこなっておくといいです。

ただし、生徒の中には×を嫌がる子もいるのでそのときは△を書いてもらうようにしておけばいいと思います。

注意点は生徒数が悪くなっている教室においては、講師、生徒ともに行っていない場合が多いので、再度全体で共有をして、行わせるようにしてください。
どうしても連携が足りなくなるので連携を生むためのやり方です。
それを行うと講師間の連携もとりやすくなっていきます。

ただし生徒から「なんでこんなことをしないといけないの?」「めんどくさい」と言われますが上の意図をちゃんと伝えてやってもらうようにしてください。
どうしてもやってくれないときは、その場の責任者が直接生徒と話をしてやってもらうようにしていってください。
ただしその後、1か月に1度でいいので講師会議をさせて、講師だけでどうやるのかなどを注意して自分たちで決めたような形をとるようにしてください。

1名の講師がやっていないと、教室全体でやらない雰囲気になってしまうので徹底して行ってもらうようにしてください。

×の問題は授業後、にやり直しをさせるようにしたり、もしくは宿題として出していくとよいです。

4,ノートの取り方

ノートの取り方の基本の型は講師がもっています。生徒が書いているノートは講師が書いているノートでしょうか。多分違うと思います。それを生徒に教えるのが講師のお仕事です。

英語は1行ごと分けて書いていくのが必要です。ただし、全文かくだけではなく、問題を間違えたら全文書き写しをさせて、解説を記入していくのもありです。

数学に下の図を見ながら書いてください。ノート左ずめでかく、空白がバランスよくなるようにしていくことが大事です。 特に中1に上がりたての子は、数学であれば、下に書いたりするやり方が大事です。

そういったことができない場合は、教室長が直接ノートを書いて、それを手本にするようにと、生徒に教えていくのがよいと思います。

5,1:3の個別指導で勉強を教えるときのコツ

個別指導で1:1と1:2は同じ教え方になります。基本はわからない問題があったときにこちらで指導をする形でも、しっかりと解説を教え込む形でも大丈夫です。つまり勉強ができる子の指導方法となります。

ただし、1:3においては違います。1:3にてすべての解説を講師が行ってしまうと絶対的に時間がなくなると思います。そのため勉強の手順を教える形になります。

勉強の手順ってなんだろうというときもありますが、私たちが行ってきた当たり前の勉強の手順を教えていけばいいだけです。

改めて書きますと
1,学校の教科書もしくはノート、問題集の解説を読む(大事)
2,それを自分の解釈でまとめる。(大事)
3,問題を解く
4,ノートに丸付けをして問題集にも〇×を行う
5,解答の解説を読む
6,わからないときは質問をしたり、教科書の前のページを読む(大事)
7,次のページに移る

ここの一覧の1,3,4,5,7については教えておけば、生徒自分自身でできるようになります。逆になぜこの手順ができないかというと学校では、問題が解いたら待っておく。全員ができるまでは待っておくというのが常になっているので、それが身についてしまって、1つ1つの手順が終わったら待っておく指導をされています。

まずは、終わったら次に進んでていいからねとか終わったら丸付けをしておいてねということを指導するといいと思います。

ただ1,2,6については講師の補助が必要となります。

1に関しては講師がただ読んでおいてというよりは、読み聞かせを行うといいと思います。また2につながりますが、テキストに線を引いて大事と思われるところをノートに書かせることも大事となります。もちろん読んだだけで分かるような成績がいい子に関しては読んでおいてね、だけで大丈夫ですが、成績が悪い場合は問題をすることはできますが、まとめることは苦手だったりするので、線を書いてまとめさせることをしておいたらいいと思います。

6の解説に関しては、なるべく生徒のノートを借りてそこに書き込むか、別の用紙に書いたものをその場でノートに写してもらうといいと思います。時間がもったいないからと言って、家に帰ってから写してもらおうと思ってもだいたい渡した紙は捨ててしまいますので、時間がかかってもその場で行わせることが大事だと思います。

前のページに何が書かれているかなどは、塾では同じ教材を使うようにしているので、日々講師がその教材のどの部分に何が書かれているか把握して、前のページがスムーズに指示できるようにしておくようにしてください。

 また1:3を行うとき、「わからない問題があればいってね」という風に行ってしまうと3人同時で質問がでてきたときが困るので、「ここの問題までやってね」と言ってください

1人目に3問解かせ、2人目に2問解かせて、1人目に1問解かせていくと生徒ごとに解く時間が変わりますので、1:3の授業がスムーズに回るようになると思います。

またできない子は手が止まったら、声掛けを行うようにしておくとよいです。またそのとき、生徒に「わからないときはわからないと言ってもらったらいいからね。」と質問の仕方も伝えておくといいと思います。質問ができないのは小さいころに先生とか、親に質問したときに「忙しいからあとにして」と言われたので質問しても仕方がないというところの名残になっているので、気を付けてください。




5,しゃべらない子、話さない子、コミュニケーションが撮りづらい子に対する対応方法

個別指導の塾の先生に必要なスキルの一つにコミュニケーション力が必要になります。

成績が悪くなる構造としては、
分からない問題が出てくる→調べるけどわからない→人に聞くことができないということになります。

なぜ人に聞くことができないかというと、小さいころに忙しいからと言われて、保護者に無視された経験や、なんでそんなこと聞くのと言われたりすることなどがあります。

そのため、成績が悪い子、もしくは成績がいい子でも塾に通っている子は質問ができない子が多いです。

つまり「なにもいわなくても私の気持ちわかってよ」という性格の子が多いということです。そのため、こちらは手が止まったらではなく、先に説明を加えてから勉強をさせることを行います。コミュニケーションが劣っている子には学校の授業をイメージしていただいたらいいと思います。

やり方としては簡単です。テキストを広げてそこの左側を読んでおいてではなく、そこを要約して読み上げてあげればいいだけです。

そして読み上げた後ここまででわからないことなかったというと「このあたりが」と本人からしゃべってくることが多いです。

またよりコミュニケーションが不足している子に関しては、必ず笑顔で帰宅させることを意識するといいと思います。

そのため、講師側も新聞を読んだり、インターネットで自分が興味をもっているニュースでもいいので必ず調べておいてそれをネタに話していくといいと思います。そうすることで生徒はニュースに興味を持つことができ、ニュース=社会、小論文の勉強にもつながります。

また子供は意外に何も知りません。そのためそういうことをネタにしゃべることで、家に帰って親にしゃべったりしてコミュニケーション能力が培われます。

別にコミュニケーションといって自分の趣味の話や無理に話す必要はありません。ただ、ニュースの話、学校のテストの話などを通じて生徒を笑顔にさせてかえらせておくと生徒が辞めることはなくなってきます。

5,5教科の勉強のやり方のコツ

英語
文法の教え方と長文の教え方でやり方が違う

1,文法の教え方
まず問題集を広げた時に必ず例文をノートにかかせる。講師はその例文に解説を加える形で教えていく。

問題演習を行うときは、例文のところのみ、空白以外かかせていくといい。そうすることで単語を書くことにもつながっていく

偏差値50以上の人は問題演習をおこなうときは、空白のみを書かせるようにしていく。間違えたところのみ口だけの解説になりがちなので、必ず問題文を全部かかせて、間違えなおしをしたうえで、講師が解説を書いていく。解説をかくときにそこの部分がわかりやすいように行うといい。

2,単語の教え方
発音を必ず生徒本人に言わせながら一度全部書かせる。本気で覚えてほしいときは、10回書いてくるや、小テストを毎回行うか、単語を覚える日を作って、単語を覚える日を別途作るといいです。

3,長文の教え方
必ず段落を書かせて、段落ごとの要約をノートにやらせてから、問題をとかせる。

要約のやり方がわからない場合は、だいたいが英語の場合は段落の最初が多いので最初の1文目もしくは最後の1文目の訳をノートにやらせていき、全体でどんなことがかかれているかを知ってもらう。

また長文の中には、解答の4択の英文を訳するだけでできるような問題もあるので、4択英文の練習をするといい。

英文に関しては、意味の塊ごとにスラッシュを入れて、音読をするのも大事になります。

国語の教え方

1,長文問題
長文問題はこちらも要約を教えていくこと。英語よりも段落が多いため、形式段落ではなくざっくりと意味段落ごとに、要約をするようにしていくといい。問題集を解かせる前に、教科書本文を読ませる。要約に関しては20文字くらいで口頭でおこなってもいいし、書かせるのもありである。

長文の問題は間違えなおしが一番大事なところで、ただ直しをするのではなく、どこにあったかというのが大事なので最初の5文字、最後の5文字でだけではなく、線を本文にひかせてどのあたりにあったかを直すのが大事である。

2,文法問題

文法に関しては問題が少ないので日々長文問題で鍛えていくといい。とくに主語述語に〇をうつことであったり、接続詞を□でかこってみようであったり、こそあどことばに線をうち、どこを指しているか線を書かせることが大事である。

つまり長文問題、文法問題をあわせておこなっていくと、必ず、問題集は汚くなるが、国語はおぼえてしまってはいけないものであり、やり方をしっかりとおしえていくと、問題集は必然的に汚くなるものである。

3,漢字問題
これについては小テストを行うか、宿題としてなんどもかくこと、そういったテストの日を設けていくことしかやり方がありません。

数学の教え方

1,途中式の書き方に注意をする

かならず途中式をかかせるが、途中式の中には、必ずかかないといけない途中式もあれば、途中からいらなくなる途中式もあり、間違えが多い生徒はそれが逆になってしまって途中式がぐちゃぐちゃになっている。それを講師が自分でやったやりやすいやり方でいいので指摘をしていく。それを繰り返すだけで生徒の成績は伸びていく。

2,グラフの書き方を教える

グラフは方眼を使うのもありですが、できる限りノートに高校生のやり方で自分で方眼をかかせておこなうとより理解しやすい。またグラフの問題に関しては先に公式などをノートに書かせ、めだたせてから問題をとかせる。

その場合2,3種類やり方があるので、それは最初は1種類に限定していく。

3,図の書き方を教える。

図の問題については必ず図をノートに書かせておこなっていくとよい。図がかけない生徒はいっぱいいまして、特に立方体は書けない場合が多い。またこちらについても毎回でいいので、覚えるまで最初に公式を書いてからスタートさせていくと何度も書くため覚えやすくなる。

理科の教え方

基本的には、問題集で、どこをみたらいいのか読んだらいいのかがわからない生徒が多いため、教材に書いてある文章を必ず読み聞かせを行う。特に生物や地学などは文章が多いので途中で読むのをあきらめてしまうので大事そうなところを要約しながら読み聞かせを行うとよい。

1,物理、化学系
こちらに関しては、公式、必要なところをまとめてから行っていく。公式は数学と一緒に何度も書かせていく。見ながらではなかなか覚えることができない。

2,生物地学系
こちらは書くことが多いので、なるべくノートに必要なところをかかせるか、コピーをとってはっていってまとめていく。まとめさせるのが一番鉄板でわかりやすいですが、まとめ方がわからない場合が多いので講師がこうするとわかりやすいまとめ方を提示してあげるといいと思います。

社会の教え方

社会については、体験授業で、歴史が嫌いな人には年代を縄文から令和まで書かせる。チリが苦手な子には白地図を準備していわせていくと話のネタになります。

とくに何が苦手かというと私たちは覚えるときの順番として太字から覚えます。

社会が苦手な子に多いのは全部覚えないといけないと思い込んでいる子が多いです。

そのため、まずは読み聞かせを行いながら、ここは絶対に覚えるところ、ここはテスト範囲が短いときに覚えるところという風に太字と細字の区分けでいいので読んであげると安心します。

大事なところが何なのか覚えるのはどこから覚えたらいいのかは講師の判断でしかわからないので必ず教えておくといいです。

6,宿題の出し方

宿題は1回の授業に4pを基準に出してください。

理由として1日1時間~2時間の勉強時間を中学生、高校生にはそれ以上やる習慣を作ってもらわないとならないからです。

私たちは家で何も言われずに勉強ができていました。学校のワークや、親が買ってもらった問題集などで1~2時間勉強ができていましたが、塾に通ってくる生徒はそうではなく全く勉強ができていません。

そのために生徒本人は何をしたらいいのかがわからない、また保護者にとっても何をやらせたらいいのかわからないというのがあるため、宿題を出して家での勉強習慣を身につかせるようにしていくことが大事です。

1pだいたい15分と私は計算していますので、4pで1時間として出してもらっています。

ただその際生徒は勉強をしたくないのでいろいろな言い訳を行います。講師はその言い訳の対処方法を覚えておくことで均一の宿題が出せるようになります。

また塾の授業だけでは成績は伸びません。家での効率よい勉強がないと伸びないと思っております。なので、塾の授業として、宿題の出し方も一つ成績をあげるための必要なことだと思っております。

1,先生このページ学校でやっていない。

その日の宿題と考えるとどうしても宿題量は少なくなります。中1の3学期の時に1学期の宿題を出したり、高校生にSVOCの宿題を出していく復習の宿題を出していくようにしていったら4pは出していけると思います。復習の宿題を効率よく出していくためにも〇×が効果的に役に立つと思います。〇×をテキストにつけてもらっておけば、前の方で出来が悪いところや、やっていないところが見つけやすくなってきます。そのためも〇×のシステムも同時に進めていってください。


2,先生学校の宿題が多くて、部活が忙しくてできない

テスト期間中に多いです。そういう子は学校の宿題を終えた後、何をしたらいいのかわからないということになりがちです。学校の宿題が終わった後に今日の宿題をやってほしいと言って出していくといいと思います。

またどうしても無理と言われたら学校のテキストの中身から4p出していけばいいと思います。

部活が忙しくて、クラブ活動がというのもいいわけです。部活と勉強が両立できないなら、部活をやめることを考えないといけません。

3,先生明日テストだから模試だから宿題なしにして

テスト終わった後、次の塾の授業があるまでの日数はさぼっていいというわけではありません。そのために予習の宿題や今回の復習の宿題を出すようにしていってください。

4,先生〇〇先生は出してなかったよ

誰それが出していないと出さなくてもいいでしょうか。その先生がルールを守っていないだけですので、必ず4p出すようにしていってください。その先生はその先生、自分は出すよと言って出していけばいいです。

5,夏休みで明日も塾がある

夏休みだから午前中も勉強ができます。夏休みだからこそ毎日の勉強量を増やしていくことで成績を伸ばすことができます。やれない子はだいたいが塾の授業だけでなんとかしようと思っている子です。明日に授業でも家での勉強用で宿題を出してください。

7,勉強を教えるときの学校の先生と塾の先生の違い

学校の先生

・すべての問題を均一にすべて教えないといけない。

・文部科学省からの通知により、平均点は60点でおさめるようにするため、基本偏差値は50~55にておしえる。そのためテストにおいて1年の平均点は60点である

・学年の平均的な速度に合わせて進めるようにするため、1年ごとに学習進度が遅い年もあれば、早い年もある。

・生徒一人ずつに合わせた暗記方法や勉強方法は生徒ごとに指導することは全体の授業では不可能である。

塾の先生

・学校の点数を上げることが目的である。そのため、生徒ごとに20点を40点することが目標であったり、80点を100点にすることが目標であったり生徒ごとに目標とする点数が違う

・すべての問題は均一に教えなくてもよく、それぞれの目標点に合わせて問題を選択することが大事である。

・あくまで入試に間に合わせたり、学年末テストに間に合わせることが目標であるため、基本学校よりも先の進度で進まないといけない。

・生徒一人ずつにあわせた暗記方法や勉強方法をみつけてあげるのも授業ごとで可能である。

(赤シートの存在、スタディサプリなどの便利グッズなどは学校では教わらないため生徒はしりません。暗記方法は、小学校で教わる漢字をいっぱい書きましょうの方法でしか教わらないので、単語をいっぱい書いたりします。)


学校の先生にできないことを補助するのが塾の役割、もしくは学校の補助の先生の役割になっている。

そのため、塾の講師は生徒ごとの目標点や目標高校を先に見つけてあげたうえで、まずはその点数をとらせることが目標になっている。そのため、目標点や目標とする未来を把握しておかないといけない。授業前に教室長へ目標とすることを聞いておかないといけない。生徒によっては学校の宿題を終わらせることが目標であったり、学校に行くことが目標であったり、講師が思っている全員に80点をとらせないといけないというものでは違います。

そのため、生徒ごとに「この生徒は成績があがらない。」「やらない。受からない」ということはいってはいけない。また目標点に近づかない目標とすることにたどり着けない場合は、「この子は合格しない。」ではなくその子のためにあと何回の授業がいるのかを教室長へ伝えることが必要である。

テストまで毎日2,3時間授業を行っていけばだいたいはクリアできます。また生徒から回数を上げるということは言わないのでこちらから提案をしていかないといけない。

また目標点に届く問題を選んであげるのも仕事であり、20点の子に80点の問題を教える必要性はまったくありません。その子に合わせた問題を選んであげてください。

また講師の仕事には、授業のスケジュールとして入試までのスケジュールを前倒ししたり、テストの日の授業を変更をするスケジュールの調整も含まれています。テスト前のスケジュール変更などは生徒がやらないといけないですが、生徒も「塾に来たくない。」であったり、「スケジュールって変更しないといけないの?」という考え方でくるため、講師が事前に言ってあげるとよい行動であると思います。

8,テスト前対策のやり方

1,テスト4週間前、目標点数をeぽ面談記録の中に入っている記録表より確認を生徒講師で確認します。

豊明教室では、テスト後にテスト後カウンセリングを行ってます。その際にテスト目標を書いていただいているのでそちらで確認をしてください。

2,全生徒へ4回を目安に増加授業の提案

テスト対策提案書にて生徒に提案をします。こちらは2種類あり、aimでの対策と、通常増加授業での対策の2種類が選べます。

3,テスト対策1週間前にはテスト範囲の全回収をお願いします。各教室ごとにチェックリストを準備しますので、必ず2週間前に、生徒に持ってきてほしい胸を伝えたうえで、1週間前に回収、コピーをとり、学校名を書いたうえで教室のテスト範囲入れに保管お願いします。

4,テスト週間に入りましたら、テスト後に問題の回収をするため、テストを持ってくることを伝達してください。

5,テスト後は授業で解きなおしをお願いします。その際来年のために過去問を回収していきたいので、コピーをとって保管をお願いします。また、テスト後は点数の回収とeぽへの入力、その際は、テスト後の反省のためにアンケートに忘れずにチェックをしておいてください。

6,教室長は点数が下がった生徒、気になる生徒を呼び出して面談、保護者へ電話をしておいてください。

9,勉強できない子が気づかないこと

だいたいが、親、先生、先輩などに植え付けられてしまった

素直さ、やらないといけないこと、ダメな常識がダメにしている場合が多いです。

そのダメさは社会生活を送るうえで非常に必要なものですが、その社会生活を一歩上に行くための方法ではありません。本人が悪いわけではないですので丁寧に教えていかないといけないです。

1、宿題は家でやるべきである。

まったくそんなことはありません。普通は学校の休み時間中や、授業中の空き時間でやるものです。空き時間を効率よく使うこと、それが宿題のやり方です。

2、答えは見てはいけない

まったくもって答えを見ていいです。問題は何も考えずに写すことがダメなことであります。なので間違ったところを赤で書くことが大事です。

なんでこんなことになるかというと間違えたことを周りが怒ってしまって、おこられるならばやらないという習慣がついてしまったことにあります。

3,教科書を読んで勉強しなさい

教科書を使うときは予習の時だけです。基本復習の時には教科書はほぼ使いません。むしろ答えが載っていないので、自主勉強のときには不向きな教材です。

教科書は「学校の先生」「塾の先生」が使用するのでよい教材になるだけなので、自主勉強の時は問題集を使用した方がいいです。

4,いろんな問題集を買っていくこと

自分にあってないという話でどんどん問題集を買っていってしまう場合があります。それは違っていて間違えた問題をノートにまとめていって、誰かに聞いて行っていくようにした方が良い結果になります。

間違えた問題集を作るのがいい点ですが、子供がまとめていくことはできないです。

なのでまとめ方を練習していった方がいい点がとれるようになります。


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