見出し画像

51・【回想】実家を出た日(2)

こんにちは!
前回に引き続き私が実家を出た日のお話しをしていきたいと思います。

24歳の終わりまで実家でフリーターをやっていた私は、母とのケンカを機に一人暮らしを決意して実家を飛び出しました。

実家を飛び出し、まずは祖母の家で厄介になりながら、一人暮らしに必要な資金作りのバイトを始めたのです。

短期で集中して稼ぎたい!
と思い求人を漁るも中々条件に合うものは見つからず・・・。
それもそのはず。
なにせ埼玉の片田舎。そもそも雇用がそれほどない。
スマホで検索しては電話をかける作業を繰り返し、ようやく見つけたのが瓶工場での夜勤バイト。

一先ず業務内容は気にせず、時給だけで判断して応募!
いざ就業日当日を迎えてみて、やや後悔。

先ず、高速時間が長い!
バイトなのですが15時間勤務。途中1時間の休憩(その日の忙しさで前後)はあるものの、10時間以上立ち作業が続くのは正直しんどいものがありました。

しかも夜勤なのでまぁ眠い。
ウトウトしながら瓶の仕分けや検品作業。はたまたダースで詰まった瓶の段ボールを積んでは降ろすといった作業の繰り返し。
体力的にまぁまぁしんどい・・・。

それだけならまだいいのですが、働く人も曲者ぞろいだったのです。

突然キレ出す自称社長お兄さん。
ゴスペラーズを歌い続け得るゴスペラーズおじさん。
ひたすらにうんちくを披露するうんちくん。

思い返すと、ここで世の中には色んな人がいることを知って許容範囲が広がった気がします(笑)

1回の就業で体力的にも精神的にはヘロヘロになって帰宅したものです。

で、更に後悔したのがこのハードなバイトを連日でシフト希望出してしまったこと。
兎も角短期集中で稼ぎたい!と思い、仕事内容を確認せずシフト希望を出しまくったので毎日へろへろ!!

へろへろでしたが、同時に毎日やり切ってる感覚がありました!!
いくら稼ぐ、という具体的な目標があって、その為に毎日やりきる!

意図したものではないにせよ、いい経験をしていたと思います。
そんなこんなで眠い目をこすりバイトに明け暮れるのでした!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?