がんと診断されてからの夫婦
2021年7月26日
初めて診断名が「悪性リンパ腫」「癌」だと聞かされた時、私はあちゃーーー。やっぱりかーーー。とどこかで少しだけイメージいていた結果になっちゃった。と涙が出てきて止まりませんでした。
ふと旦那を見ると、涙は出ていないものの表情が強張っているのがわかった。
診察室を出た私たちは顔を見ることもなく会計に。
切り替えなくては!と
明るく話しかける私の顔を見て
涙ぐんでいる旦那がいて。
それを見てまた涙が出てしまう。
お互い車に戻った瞬間大泣き。。
病院では人目を気にして泣けなかった…
旦那が「なんで俺じゃなくあかねなんだろう…。」そう泣いてくれましたが
私は旦那でも
子供でもなく
私でよかったと本当に思っていました。
子供たちを残して何かあるわけにはいかない。
自分の病気とは自分が戦わないとどうにもならない。
自分の大切なものを守りたいって気落ちはすごいパワーが出るんだと思ってました。
そして「癌」の診断もなくはないとどこか頭の片隅にあったから…
そう思い泣いている旦那の前で一緒に泣きながら話をしました。
その日は1日まともに顔を見てもらえなかった気がします。(泣いちゃうからかな)
旦那があそこまで泣いてる姿を見たのが初めてでこっちが泣けなくなるんです!笑
でもあの日を境に旦那は涙を流さなくなりました。
そして各々、「やるしかない」と心に決めたんだと思います。
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