【質問箱174】女性活躍推進で男では女性の健康フォローがセクハラになるのが怖い

ホルモン含む身体のことを話すことは、学校でもあまり教わらず、タブー視されていて、セクハラになると、さっこんは、さらに触れにくい状態になっています。

女性活躍推進を進めるには、女性特有のホルモン含む身体の知識と管理支援は必要不可欠です。
しかしながら、法律や社内制度だけでは、解決しきれない課題です。

6割の女性がPMS(月経前症候群)を自覚しており、その7割は仕事に対し何らかの支障を感じていて、さらに昇進を打診された人の約6割がPMSにより、昇進を辞退もしくは辞退を考えたことがあるとの調査結果もあります。3)

経済産業省ヘルスケア産業課「健康経営における女性の健康の取り組みについて」によると、月経関連などによる労働損失は4,911億円と試算されています。

男性の想像以上にPMSが仕事やキャリアに大きく影響していますが、複雑に問題が絡み合って、解決には時間がかかります。

なぜなら、男性だけではなく、人によってかなり違いがあり、他人からは痛みや辛さが分かりにくいため、同性である女性でも認識不足があり、社会全体での知識不足で、女性活躍推進の妨げになっています。

まずは、女性自身が、年齢や環境で変わる身体の仕組みについて知り、自分の身体を自分でコントロールすることが大切です。
学べる機会や相談相手を企業が設けること必要と言えます。

こういったプライベートだけではなく、仕事上でも男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 “男×女活用®で、経営改善”を提供する お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

【参考、引用】
1)「人生100年の歩き方」,「女性活躍推進」と女性たちが抱えるからだとこころの健康課題,2020年4月1日
2)ドコモ・ヘルスケア株式会社,男性管理職が「生理」を学ぶ!,2018年10月30日
3)女性の6割以上が悩む PMS(月経前症候群),2016.04.11

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