【質問箱134】女性活躍や女性管理職育成で、「女性を男性と同等に接することが重要!」と言ったら、女性に「わかっていない!」と言われてしまいました・・・

単純に”男女差別なく同等に扱う”ではダメ!だということです。

昨今、女性活躍推進、特に女性管理職比率を上げるには、”生理”や”更年期障害”等の女性ならではの健康管理対策も重要なポイントと言われています。

”2020年までに3割”の女性管理職比率目標を、”2030年までの可能な限り早期 ”と表現を変えたには、これまで言われていた”ガラスの天井”が阻害要因だけでく多岐にわたることがわかってきたからです。

女性には、男性にない特有の生理的なホルモン変化や身体の変化が、日々の生活(仕事にも支障)に大きく影響します。
しかし、今までは、組織の中では、生理休暇くらいで、タブー視(男性にはわからなかった)されてきました。

主な更年期の症状として、
発汗やホテリだけでなく、
集中力低下、気力低下、人間関係が億劫になる、仕事にいける状態でない 等々
があり、男性の想像以上に、日々、女性はコントロールに苦しんでいます。

管理職になる女性の年齢は、一般的に更年期の症状が出る40〜50代と重なります。
なので、7割弱の女性が更年期を理由に昇進の辞退検討をしたという データ があります。2)
管理職だけではなく、3人に1人以上は更年期で仕事を辞めようと思ったとの調査結果も4)

そのため、女性特有の健康問題対策に高い関心を企業は寄せてるようです。3)

単に、男性と同等には、せっかくの女性活躍がうまくいきません。

こういった男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

【参考、引用】
1)BRIDGE,今、なぜフェムテックが重要なのか,2021年3月5日
2)経済産業省ヘルスケア産業課,第4回健康と経営を考える会シンポジウム,健康経営の推進,平成29年5月
3)健康経営に関する実務者連絡会参加者アンケート
4)更年期ラボ,更年期障害のキャリアへの影響

【今回の関連質問箱№】
№174、139、134、84、74

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