【質問箱137】女性管理職です。 同性の女性の部下対応に気を使っているのに「怖いから」と言われてしまいショックです

50歳代以上の女性管理職からよく聞かれる悩みですね。

今の50歳代以上の女性管理職は、
教えてもらえる機会も少なく”背中を見て学ぶ”、返事は、”はい!YES!!の肯定のみ”が当たり前でした。

男性以上に働かないと認めてもらえませんでしたので、仕事を待つのではなく、何か仕事探しながら”やらせてほしい!”と言って、仕事をゲットしていました。
なので、女性の部下にも、できるだけ仕事を与えて、チャンスを得てもらおうと考えています。

もちろん、今の時代なので
「この仕事やってみる?無理しないでね」と優しく依頼します。

今の若い人に多いのが「わかりました」という返事です。
女性管理職は、”確認したので大丈夫”と思ってしまいます。

でも、ほとんどの場合は、
「A女性管理職には”できない”なんて怖くて言えない・・・」
などの真逆の真相があります。

異性の男性管理職には、タメ口含め、気軽に会話しますが、同性の女性管理職は、本人が思う以上に”怖い”というオーラが出てるのと、“女性から女性”に協力を要請した場合も、協力率が下がるという研究結果にも起因しています。2)

さらに、今の20代、30代の女性社員のお母様は、ほとんどが補助事務から寿退社された時代の方です。
そうなると、家で、娘さんが女性管理職の話しをすると
「その歳で女性管理職になる人は、家庭より仕事で生きてきているから、未婚か離婚の独身が多いのよ。だから、同じ歳でも、なんか”怖い”、”別世界の人”と感じてしまうから」
と、フォロー側にはまわってもらえません。

こういったこともあり、50歳代以上の女性管理職は、女性の部下との対応に困っている人が多いと言われています。

男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

参考
1)西村 直哉,同じ仕事なのに…若手社員と昭和ベテラン社員の「絶望的な差」,2020.8.12
2)細田千尋,女性は男性からも女性からも協力が得られにくい?

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