【質問箱135】「なんで? どうして?」 と言っていたら、 「男はこの言葉を聞くと、イラッとして一緒にいたくなくなる!!」 と言われてしまいました。温かいフォローの言葉が欲しかっただけなのに…。

男×女特性がよくわかる ”あるあるシーン” ですね。

多分、その男性は、その後、「なぜ、男がその言葉がイラッとするのか!」を、理論的に解説してこられたと思います。

男性脳は、
”目的脳(ゴール指向問題解決型)”なため、目的の分からない話でストレスを感じます。

女性は”共感脳(プロセス指向共感型)”で、共感(受容)してもらえないとストレスを感じるです。1)

なので、
男性からすると
「なんで?、どうして?」は、結論の出ない、出口のない質問を通り越して、詰問に近いものになります。
女性は、
解決できないから、言っているのではなく、「聴いてもらって」共感や受容してもらうことで満足します。

友人関係や相手が上司や取引先の男性であれば、
こういった男×女特性の説明や理解を求めることを男性にすると、火に油を注ぐだけなので、男性脳の人と認知(受け入れ)して、女性脳で接しないようにすればよいです。

<過去の関連 質問箱>
№128 女性社員から、話しを聞いてほしいと言われたので、話しの内容にアドバイスをしたら、なぜか機嫌が悪くなりました・・・
№117 男女の違いはない!と言われる人がいますが、会話をしていると性差をとっても感じられます。
№97 妻の話しに、応えたつもりが、妻に「そんなこと聞いてない!」と、言われてしまった・・
№77 女性社員の話し相手を、「こうすればよいよ」と、いつも、しっかりと上司として解決していたつもりでしたが・・
№28 妻に助言を言ってあげただけなのに・・
№27 女性は、仕事の席に感情を持ち込んでくるので、面倒だと感じます。

参考
1)イギリスの発達心理学者サイモン・バロン=コーエンの研究
2)奥野雅子,ジェンダー・フリー・コミュニケーションに関する一考察
3)黒川伊保子,妻のトリセツ,2018年
4)橋本,プロビティ・コンサルティング,男女間のコミュニケーションについて考える,2019年8月20日

質問箱にいただいた
女性管理職育成&女性活躍推進に成功する方法に関する
質問とアドバイス内容でした

またの質問をお待ちしています。

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