【質問箱189】技術革新につながる男性脳・女性脳の効果的な活用

『技術革新につながる男性脳・女性脳の効果的な活用』の仕方のひとつで、脳科学者の茂木 健一郎氏が男性の”オタク脳”、女性の”きずな脳”があると言われています。

男性の”オタク脳”とは、どちらかと言えば左脳(思考や論理を司る)優位で比較的ひとつの事にこだわることです。
女性の”きずな脳”とは、右脳(五感や直感等)優位でイメージや感情、人間関係を大事にすることです。

わかりやすく言うと、
危険が好きな男性 VS 安全が好きな女性
一つの方向に走りやすい男性 VS 極端な一つの方向に走りにくい女性

男性脳は、”新しいことへのチャレンジやリスクをとってリターンを得る仕事”
女性脳は、”人間関係のバランスを重視する、共感能力に優れてる仕事”
に向くと言われています。

カメラを例に取ると、
”オタク脳”の男性は
細かいスペックにこだわります。レンズ仕様がどうとか、画素数はいくつなど、延々と議論して飽きません。

”きずな脳の女性は
カメラを使って、人と人とがどのような関係を築けるかに興味をもちます。
一緒に撮影したり、写真を共有しあうことに喜びを感じます。

男性のオタク脳は、1つのことにこだわるために、人間関係がおろそかになることも多いのも特徴です。
数学にのめり込んで寝食を忘れ、ゲームばかりやって人とのつながりがなくなる。
そのような事例は、男性に比較的多いのもうなずけます。

女性のきずな脳は、人間関係の細やかなニュアンスに関心を抱き、その中で自分を活かそうとします。
家族や友人との絆が大切で、抽象的なを議論しても、つまらないと考えがちです。

これからの時代は、技術と感性の両輪から、男女脳のが共に協力し合うことで、革新を生み出していく企業や活動が生き残っていくと言えます。

こういった男×女の特性を理解した、女性管理職育成や女性活躍推進のための”仕組み作り”が必要です。 “男×女活用®で、経営改善やコミュニケーション力をアップする お手伝い(コンサル)しますので、お声掛けください。

【参考、引用】
1)茂木 健一郎,男脳と女脳 人間関係がうまくいく脳の活用術,総合法令出版,2014-11-20
2)藤村コノヱ,限界にきたか、「男社会」,NPO法人環境文明21,2015年9月号会報 巻頭言「風」
3)経営ノート,男に多い「オタク脳」、女に多い「きずな脳」

【今回の関連質問箱№】
№186、185、183、181、172、168、156、136、118、62、48、45

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