テイクアウト、デリバリー、弁当を買いますか?

飲食店側の本音として・・・

私の飲食店仲間から相談を何度も受けまして
ここに書いておいて説明する為のものです。
買う方の皆様もご参考になればと思います。

①できればやらない方がいい。

理由は「食中毒のリスク」です

弁当屋さんの営業許可証は

3種類、デザートがなければ2種類の許可証を取ります。
そして定期的に、新商品の時が多いですが「菌検査」をします。特にデパート百貨店に販売する時など検査報告書を提出しないと出品できない事が多いです。

飲食店の営業許可証だけで弁当、デリバリーはできます。

ですが、弁当やテイクアウトをするなら弁当屋さんレベルの
衛生管理が必要です。食中毒が出たらどうなるか飲食店を経営していれば想像できるでしょう。
初めてやるならやらない方がいいのが少しは伝わりましたでしょうか。

②ランチ難民の為にやるなら

食事する時はマスクを外します。
「自分がかかっているかもしれない」
そう思ったら飲食店には行かないし行けない。
そんな人は多いです。会社から外食自粛が出てる話も聞きます

そんなランチ難民の皆様にデリバリーや弁当をやる!
そんな方も多いのではないでしょうか。
ある意味「ピンチはチャンス」です。

しかし本当にお客様が「あなたのお店のお弁当」を望んでいるのでしょうか。ある意味「弁当ならどこでもいい」のではないでしょうか。

もしコロナが落ちついた時に「ごめん今日忙しいから弁当よろしく」って言われてもやりますか?

そこまで想像してください。
お客様はワガママで、「お店の心意気」もいつかは「当たり前」になりますよ。永続的にやれるならやりましょう!

③それでもやりたい!

今こそ「変化に対応する」のであれば
業態として弁当、デリバリー部門としてきちんと売上比率を決めて、取り組む。弁当屋さんレベルの品質を保つ。
ここが最低ラインです。

ポイントは「お客様の情け」「みんながやってそうだから(同調圧力)」かどうか。これだけの判断ではやるべきではない。

「少しでも売上がほしい(明日のご飯が食べれない)」のであれば
これからのアフターコロナと言われる時代には生き残れないです。

妥当なのは「ゴールデンウィーク前まで我慢する」
その為に不要不急の外食を抑制する為にも店をお休みする

休業要請と補償はセットじゃないと。
これはわかります。

でもどうにもならないし
医療現場がパンクすれば
私達は仕事以前に命の保障もありません。

一般民間人の生活レベルを理解していない政府
今を生きる民間人とバッジが大事な議員の意識レベル
次の選挙では新人や新しい政党ができると思います。
二世三世の議員では国難を乗り越えられないし
民衆の声を理解できないのです。

緊急事態宣言の意味を本当に理解したまちのリーダーを
今はしっかり覚えておいてほしいのです。

立てよ!国民!!!