歌も商売です アーティスト気取りでは売れません
もし半年~3ヶ月の間に、新しいお客様が自分のLIVEに来ていないのであれば、それは〝かなり危険な状態〟です。
歌よりも、まずはマーケティング(自分を売り出す方法)を学んだほうがいいでしょう。
例えば『美味しいプリン』が完成したとして。
それを店頭に並べます。
その商品は、売れると思いますか。
売れません。売れないんです。
食べたらわかる美味しさも、食べてないから買いません。
これって、一般の商品開発も同じで、〝良い商品だから売れる〟と考えて商売している方の多くは失敗しているんです。
だから「良い歌を歌えばお客様が来る!」と考えている方は、お客様が呼べていないと思います。
そもそもお客様が呼べていない時点で、ほぼ素人な訳です。
『美味しいプリン』でも無い『普通のプリン』です。
もっと言えば『未完成プリン』な訳です。
ではその『未完成プリン』を、どうやったら買ってもらえますか。
それを考えるのが、マーケティングです。
正直、20人程度のLIVEまでは、歌の出来上がりより、歌を商売として考えらているかで差が出ます。
マーケティングをしているか、していないか、の差です。
それを〝アーティスト〟気取りで活動していれば、いつか行き詰まり、終わりを迎えます。
歌も商売です。商売なんです。
いかに、自分を良い商品として世間に認知させるか。
TVCM、雑誌広告、動画広告。
私達の生活は、宣伝で溢れています。
それだけ〝知ってもらう〟事が重要であり、〝どうやって知ってもらうか〟を考えなくてはいけないという事です。
ただ、知ってもらった時に、商品の完成度が低ければ、その商品が爆発的に売れる事はありませんし、売れ続ける事もありません。
なるべく『美味しいプリン』に近づけてから、商品の宣伝活動をしなければなりません。
大事なのは、そのバランスであり、タイミングです。
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