「自分が正しいことを分からせてやる!」と相手を攻撃するのは…。
最近は、ガラガラだった電車もかなり増えてきましたね。
昔のように、毎日満員電車で会社に向かい、
会社で頭をフル活動させて、
沢山の人に気を配って…、
くたくたになっても、また満員電車で帰り…、
帰ってから遅いご飯を食べて…、
お酒で頭をマヒさせて眠り…、
睡眠時間はほとんどが消化に使われて、
身体の修復をする間もなく起きてまた会社に行く…。
そんな繰り返しの毎日に戻りつつありませんか?
心もカラダも疲れきっちゃうだろうなあ…と。
そういう私も、朝早くから夜遅くまでが続くこともありますが、
本当にすきなことをしているので、心は元気いっぱいです。(*^o^)/
また、優しい人々との出逢いなので、本当に幸せです。(^o^)/\(^-^)
会社や家庭での人間関係のトラブルを良くお聞きします。
何かミスをして怒鳴られた…、
部下がミスをして頭にきて怒鳴った…、
家に帰ると、誰かがけんかしていた…、
パートナーが愚痴を始めた…、
または、ガン無視して口もきいてくれない…、
なんだか、みんないっぱいいっぱいで大変だなあ…と。(笑)
仕事場で大変だからこそ、あたたかい家庭が癒してくれるはずなんですが…、
今では、家庭までもが「正義のための戦場の場」に…。(笑)
恋人同士、夫婦、家族…、
どうしてみんな喧嘩するのかなあ…と、
不思議で仕方がないのですが…。(笑)
たわいもない喧嘩をした方のお話を聞いていているとふむふむとわかります!(笑)
みんな、相手の為に「良かれ」と思ったことをやって、
相手の「正義」(価値観や、たんなる好み)にそれを否定されて、
お互いに「自分が正しい」ことを相手に分からせなくちゃ!
と、やっきになって戦うのだということが…。(笑)
がくぶんの「和みのヨーガ 実践講座」(通信教育)を取られて、
からだをゆるめることで「なぜ争うのか」に気付かれたかたのお便りをシェアします。
十分からだがゆるんできた頃の、通信教育の最後の課題(5回目のお便り)は、
「心のバランスシート」というものです。
何か感情が動いた時は、自分が傾いて要るんだよという事に気付いてみましょうという提案です。
その方のコメントをシェアさせていただきます。
………………………………………………………
初めに、<和みのヨーガ>を受講しようと思った時には、
夫との人間関係の不調和により、
過呼吸、パニック障害、PTSDと診断されるような
心身の不調が起きて、ストレスの極致という状態でした。
こうして バランスシートに書き込んでみると
「PTSDのような状態になって、うつの薬を飲まなくては
ならないような ありさまとなったのは、すべて
夫が ダメな人間だからだ!」と、
固く思っていたということが分かります。
(中略)
自分の傾きには、きづかないようにして
相手をせめているのは、本当に楽なことで
自分の中のどうにもならない感情や
生きることの苦しさを<全部相手のせいにする>
ところに片づけていれば良いわけですから。
結果
<やりたいようにやっている>ように見える相手のことは憎み、
<自分は自分をちゃんとコントロールしている>と思い、
相手を見下げて、自分は優越感を感じているという構図と
なっていることが、とてもよく分かりました。
本当に小さい子供の頃に両親や祖父母をみて、
<自分をコントロールできない人間にはならない!>と、
固く心に誓ったことが、はっきりと思い出されてきました。
又、
本当にちいさな子供であったのですけれども
感情のままに、思うがままに、自分を表して行動(何か)をすると、
周り大人たちには 受け止めてはもらえなかった…ので、
そのような自分でいることを ある時から<あきらめた>
ということも思い出されてきました。
これは、手当をしながら、自分と対話をしていくうちに
はっきりと 浮かんできたことです。
自分の傾きに気付いていないので、
大きなことから ほんとうに小さなことまで
<相手が悪い。自分は悪くない。>と意地を通して
どうやったら 自分の方が正しいことを
相手に分からせてやることができるか…
絶対 負けないぞ! みたいなことをやって来た…
という 構図となっていたわけですね。
これでは、心も身体も、かたくなに固まるのも、よく分かります。
<なるほど…そういう事だったんだねえ…>と、
見ていることができる自分が育ってくれたわけですけれども
たぶん
手当てをしながら 心身をゆるめてこなければ、
素直に気づきを受け取るということはできなかったでしょう。
(後略)
…………………………………………………………
以上です。
なんて素敵な方なんでしょう!
きづいた人から、「無益な争い」を終わらせることができます。
一番大切な人だからこそ分かって欲しいのに、
分かってもらえなくて、本当は悲しかったのです…。
氷山の海から突き出ている山のような部分の怒りの下には、
それより大きい悲しみが、
その下の土台にはとっても大きな愛があるのです。
愛がなければ、『私を分かってよ!』の怒りもありません…。
でも、意地を張るのは、自分自身にとっても、
相手にとっても辛く寂しいことですね…。
もしも、そんなことで、魂のパートナーを失うなんて…
もったいないことだと思いませんか?
からだをゆるめて、素直になって仲直りして…、
喧嘩をする前より、より深く分かり合って…、
仲良しになった方が、素敵だと思いませんか?♪
喧嘩をするのは、より仲良くなるためなんですよ。(^o^)/\(^-^)
無限なる愛と感謝を込めて
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