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もう2月だけど新年
一月二日に行った初詣。引いたおみくじは末吉で、見事にいいことは一つも書かれていなかった。待ち人も学業も縁談もないない尽くし。
大人になった今、これらの項目にそもそもずれを感じてはいるのだが、肯定的な文言がないのは寂しい。
初詣には着物を着て行った。人生初、自分で着物を着ての初詣である。
昨年は自分にとって着物元年で、実母と義母が残した着物を活用するために着付けを習いに行き、何とか自分で着られるようになった。
そのことを#2024年に学んだこと という國學院大学が公募したnoteのコンテストに応募してみた。
受賞候補になった、というメールを危うく見逃しかけ(いや、一度見逃し、リマインドのメッセージでようやく気がついた)、本人確認のメールを送り、数日後
入賞したというメールを受け取った。
末吉だったのに・・・。
1月にして一年分のわずかな運を使い果たしてしまったかもしれない。
子どもの頃、なりたかったものが3つある。
一つ目は幼稚園から小学校低学年時代。アイドル歌手になりたかった。
可愛いドレスを着てテレビに出て、チヤホヤされたかった。テレビの前でよく歌っていた。天地真理とか、伊藤咲子とか、キャンディーズとか。
二つ目は小学校中学年時代。歌手になりたい気持ちも残っていたが、漫画を含む読書にハマり、小説家になりたくなっていた。読んでいた漫画に影響されたような友情と恋愛のストーリーを書いては、友達に読んでもらっていた。
感想を求めると「面白かった」と言ってくれたような気がするが、そう言うしかなかったと思う。いい迷惑だったろう。
三つ目は小学校高学年時代。担任の先生が、いろいろ悩みを抱えていた自分の思いを理解してくれ、背中を押してくれる良い先生で、学校の先生になりたくなった。ベテランの女の先生で、えばーちゃん(江畑先生)と親しみを込めてみんな呼んでいたが、絶対今の私よりも若かった。
大人になった今、
「学校の」ではないが、先生と呼ばれる仕事を今もしている。
大学時代にはバンドを組んでボーカルをしていた。ライブでたくさん人が来てくれた時には(ほぼ身内)ほんの少しギャラも出たし(スタジオ代に消えた)、バイトでアニメバンド(ボーカル以外は着ぐるみを着て演奏。デパートの屋上や住宅展示場の客寄せで披露。バイト代はめっぽうよかった)で歌ったこともある。
先生と歌手は経験済みだ。
そして今回、自分が書いたものを「ちょっとよかったよ」と言ってもらえて、ああそいえば、書くこと好きだったなと改めて思い出した。
今年は何でもやりたいことやってみればいい。
残りの人生は若者より短いけれど、自分の時間はきっと若者よりたくさんある今だから。
#着物 #今年学んだこと#なりたかったもの#今年の目標