【デッキ】 クイズショーでクイズしよう!
こんにちは。
久々の記事でタイトルをクソいダジャレにするメンタルを褒めてください。
今回は何となく思いつきではありますが、使う方も使われるほうも楽しいと評判(当方の主観)の「カツラのクイズショー」および「ヤレユータン(SM11)」の「けんじゃのといかけ」を使ったクイズデッキを紹介したいと思います。
クイズしよう!
このデッキは「カツラのクイズショー」およびヤレユータンの「けんじゃのといかけ」で、クイズしたいがために作ったものです。しかし、クイズしただけでは当然勝てません。
「カツラのクイズショー」および「けんじゃのといかけ」の効果は「(クイズをして)相手が正解なら相手が、不正解なら自分が山札を4枚引く」というもの。
山札を引けるということで勝ち方はひとつ、特性「HAND」をもつ「アンノーン(SM8)」での特殊勝利です。
「HAND」と言えば特性「あぶりだす」の「エンニュート(SM10)」ですが、さすがにその速度には敵わないものの、まぁ相手が楽しいならアリじゃない?とデッキを作ることにしてみました。
第一案
そんなわけで作ってみたデッキが以下のとおりです。
ちなみに原案は「けんじゃのといかけ」「HAND」で検索して引っかかった「ちょこくっきー」さんの記事です。(勝手に参考にしました)
※ 「ミカルゲ」の技「しろなきせかい」でサポートを回収する、というのは目からウロコでした。
しかし、このデッキを実際に回してみたり、交流会に持ち込んで使ってみたところ、「序盤からサポートを適宜回収できないと詰む」という問題がありました。
要はトラッシュにサポートがたまりすぎて枚数が足りなくなるってやつです。
ミカルゲを出してしっかり手札に戻していければいいのですが、(回収できないグッズの枚数を極力減らしているため)ボール系は入っておらず、またエネルギーも少ないので、かなり運頼みな感じ。
まぁそれでもクイズでワイワイできるのは楽しかったのですが。
タッグチームサポートの恩恵
そんな中、「オルタージェネシス」「タッグオールスターズ」が発売され、「タッグチームサポート」というカードが出ました。
この中に「コレは使えるぞ…!」というカードがあったので、試しにそれを使って強化してみることに。
1. グズマ&ハラ
効果は「スタジアムと(コストを払えば)特殊エネルギーとポケモンのどうぐを手札に加える」というもの。
早めにUターンボードやリサイクルエネルギーの欲しいこのデッキには最適でした。
ただ、スタジアムは入っていなかったので、せっかくだから「まどろみの森」を追加してみました。(特性「ふわふわまくら」での時間稼ぎをサポート)
2. シロナ&カトレア
効果は「トラッシュのサポートを手札に加え、(コストを払えば)山札も3枚引く」というもの。
これは採用しない手はないですね(サポートの補充と手札増やしを同時にできるとか最強か)。
3. ジュジュベ&ハチクマン
効果は「お互い山札を3枚トラッシュし、(コストを払えば)ベンチポケモンをトラッシュする」というもの。
「HAND」という観点ではアンチシナジーの効果に見えるのですが、この効果を見て思ったのが「HANDの成立が難しくなっても、最悪相手の山札切れを狙えるのでは?」ということでした。
もう一つの勝ち方
最初のデッキを作った時の問題点に詰みパターンがあることを書きましたが、自分の頭ではそれをリカバリする手段は思い浮かばなかったのですが、上述のとおり「ジュジュベ&ハチクマン」を使えば、それでもまだ勝てるのではという思い付きが生まれました。
具体的には、
1. 自分の山札を3枚以下にする
※必要パーツが場や手札にある前提
2. カウンターキャッチャーなどで相手のバトルポケモンを縛る
→ なるべくバトルポケモンを倒されないようにするため。
3. リセットスタンプ等で相手の手札を減らす
→ なるべくリカバリされにくくする
4. ジュジュベ&ハチクマンで山札をトラッシュ
→ 自分にはあまり影響なし
5. ザクザクピッケルで相手の山札を操作
→ 次の番の山札でリカバリされにくくする
6. 「ヤレユータン(SM5S)」の技「リソースマネージメント」で「ジュジュベ&ハチクマン」「ザクザクピッケル」ともう一つ(カウンターキャッチャーやリセットスタンプ)を山札に戻す
7. 次の自分の番に山札を引き切る
※場に特性「きせつのめぐみ」の「メブキジカ(SM11a)」を2体出しておく
要求は多いですが上記を繰り返すことができれば、理論上は相手の山札をゼロまで削ることができます。
そのようなわけで、枠は厳しいのですが、追加でこのギミックも組み込んでみることにしました。
第二案
それでてきあがったのが以下のデッキです。
クイズでお互いワイワイしようというデッキだったはずが、分が悪くなるとジワジワと相手の山札を削る悪魔のようなデッキになりました…
採用カードについて
1. ヤレユータン(SM11)×3、カツラのクイズショー×4
このデッキのメインカード。今日からあなたもみのもんた(古)。
「リソースマネージメント」のヤレユータンがいる都合上、このヤレユータンは3枚。
「カツラのクイズショー」では十中八九「たいあたり」を問題にしますが、相手の山札切れを狙いで「けんじゃのといかけ」とか言ってみるのも手かもしれません(そんな状況で相手は正解してこないと思いますが)
2. ミカルゲ(SM5M)×3
使用したサポートを手札に戻す。アカネ以外のサポートはできるだけ早めに手札に戻したい。
3. タブンネ(SM10b)×3、シキジカ-メブキジカ(SM11a)×2-2
それぞれ特性で山札を引ける。ミカルゲ、ヤレユータン等が倒されたら、Uターンボード付きのタブンネから出したい。
シキジカは「たいあたり」持ちなので、クイズショーとの相性も良し。
4. メリープ(SM8)×2
特性「ふわふわまくら」による時間稼ぎ要員。「たいあたり」持ちなのもありがたい。
場が整っていないうちは可能な限り相手を眠らせておきたい。「まどろみの森」が出せればなおよし。
5. ヤレユータン(SM5S)×1
前述の山札切れ狙い用。
6. フリーザーGX(SM6b)×1
特性「でんせつのひしょう」でバトル場にでられ、エネルギー1つで相手のバトルポケモンのエネルギーをトラッシュできる時間稼ぎ要員。
倒されるとサイドが痛いので次の番アセロラで回収したい。
7. マーシャドー(SM9a)×1
相手の「ワンダーラビリンス♢」対策。
8. アンノーン(SM8)×1
これがいないと勝てません。
9. 「たいあたり」持ち各種
「カツラのクイズショー」および「けんじゃのといかけ」で出すポケモン。
技がバレにくく、タイプが散っているなら他のポケモンでも良い。
できれば進化ポケモンにして、これらのポケモンでスタート、ということがないようにしたい。
※ 今回はメガヤンマ(SM11)、チャオブー(SM11a)、カメール(SM9)、マタドガス(SM10b)、ヌメイル(SM2L)、デカグース(SMD)と前述のシキジカ、メリープを採用
10. アカネ×4
最大で7枚も山札を引けるサポート。そのためには「アカネ」自身がトラッシュに行っている必要があるので、タッグチームサポートとかでトラッシュする。
11. グラジオ×2
キーカードがサイドにある時の緊急用。最悪1枚サイドに行ってもいいように2枚。
2枚ともサイドに行ったり、キーカードが軒並みサイドに行った場合は諦めよう。
12. ルザミーネ×1
「ミカルゲ」が使えない時のサポート回収手段。また、トラッシュされたスタジアムも回収できる。
13. シロナ&カトレア×1
サポート回収手段その2。「アカネ」や各種ポケモン(レスキュータンカ等で復帰させられる)をコストにする。
14. グズマ&ハラ×1
数少ない特殊エネルギーとUターンボードを手札に加えられる。
15. アセロラ×1
フリーザーGXの回収や、場が埋まっている時にアンノーンを出すための回収手段。
16. タケシのガッツ×1
大量に倒されたりコストにしたポケモンを一気に山札に戻せる。
もとは「ホミカ」が入っていたので有用だったが、「ホミカ」が抜けたのでいらないかもしれない。
17. マチスの作戦×2
こちらはサイド取らないので発動機会は多い。
一気に山札を引いたり、ルザミーネやシロナ&カトレアで回収したサポートをすぐ使ったりできる。
18. ジュジュベ&ハチクマン×1
山札切れ狙い用その2。
19. レスキュータンカ×2
基本的に山札に戻す方を使う。2枚もいらないかもしれないが、あるとすぐ使いたい1枚を手札に加える余裕ができるのでアリかもしれない。
20. カウンターキャッチャー×2
時間稼ぎ用。縛る相手がいないときは諦めよう。
21. リセットスタンプ×3
4枚入れたい。時間稼ぎに有用なので、相手サイド3-4枚の時から積極的に使いたい。
22. ザクザクピッケル×1
山札切れ狙い用その3。
23. Uターンボード×2
入れ替えを容易にするやつ。タブンネ、メリープあたりに付ける。
24. 隠密フード×1
HANDはコレがないと詰むパターンがある。
(「かがくのちから」のアローラベトベトンや「かいしゅうふうじ」のバリヤード)
25. まどろみの森×1
時間稼ぎ用。トラッシュされてもルザミーネで取り戻そう。
26. リサイクルエネルギー×4
(フリーザーGX以外の)技は全て無色エネルギー1つなので、使い回せるリサイクルエネルギーは有用。
ヤレユータン、ミカルゲ、およびUターンボードが要員できるまでは逃げるエネルギーにも使える。
27. レインボーエネルギー×1
フリーザーGXがGX技使うためのエネルギー。他のポケモンに付けても特性で付け替えられるが、倒されないように注意。
あとは場のポケモンをアセロラで回収する時に使う。
実際使ってみて
このデッキを使って多く対戦したわけではないのですが、タッグチームサポートのおかげで若干安定感は増したように感じます。
ただ、相手の山札切れ狙いにシフトした段階で問題があり「シルヴァディGX(SM11b)で容易にリカバリ可能」ということが発覚しました。
コレは「無人発電所」も入れなければいけませんね…
※それでも「さいはい」や「パワードロー」は防げませんが。
他にもリセットスタンプやジャッジマン等に弱かったり(こちらからのリセットスタンプでやられないことを祈る)まだまだ改良の余地はありますが、とにかくクイズはやるだけでも楽しい!
ぜひ皆さんもクイズショーやってみてください!