ミュウツーHR争奪戦(シールド戦)を考察 (1)パック開封編 - 脱・ポケカ初心者日記(5) -
こんにちは。
いよいよ明日はポケモンカードゲームの新弾「リミックスバウト」の発売日。
リザードン好きなのでリザードン&テールナーGXはもちろん、リザードンのサプライが気になりすぎて、財布の中のお金が準備運動を始めています。
また、今回のリミックスバウトでは「ミュウツーHR争奪戦」というタイトルで「シールド戦」と呼ばれるフォーマットの大会が予定されています。
ミュウツーHR争奪戦の参加受付はプレイヤーズクラブからの事前受付が主で、かつ、先着順ということで当日は大変な混雑だったのですが、自分は何とか(恐らく微妙にマイナーな場所だったこともあり)参加権を得ることができました。
そこで、自分なりの考えをまとめることを目的に、記事を書いてみたいと思います。
■ シールド戦とは
シールド戦とは?については公式サイト(去年の迅雷スパークの時の記事)や有志が書いてくださっている記事にお任せしたいのですが、端的に言うと「その場で開けたパックから出たカードのみでデッキを作って戦う」というものです。
ポケモンカードゲームは性質上エネルギーカードが必須なので、エネルギーカードに関しては別で配ってくれるようです。
また、参加賞として「エリカのおもてなし」が1枚配布され、これもデッキに含めることができるようです。
つまり、使用できるカードは、
1. 15パックから出たカード計75枚
2. エネルギーカード(草炎水超闘悪)各最大15枚
3. 参加賞「エリカ」(望むならお互いのプレイヤーは山札を3枚まで引ける)
※間違っていて「エリカのおもてなし」の絵違いだと思っていたので訂正
となります。
ここから40枚のデッキを作り、リーグ戦3戦と(リーグ優勝で)トーナメント最大3戦を戦うことになります。
ちなみに、上記カードの中からであれば、大会中にデッキの変更はOKだそうです。
カードの資産に差が出ないため、「始めたばかりの人でも長く遊んでいる人でも平等に楽しめる」と言われますが、実際は「限られたカードの中からデッキを作る構築力」や「短時間で作ったデッキを理解し回すことができるプレイング力」など、やはり慣れた人のほうが勝ちやすいかと思います(当然ではありますが)。
■ 15パックからどんなカードが出るか?
その場でパックを開けてデッキを作るため、その中にどれだけいいカードが入るか、という運ももちろん必要ですが、そもそも15パック開けるとどのようなカードが出るのでしょうか。
試しにYoutubeでいくつか過去の開封動画をチェックして、傾向を見てみました。
1パックの内訳としては、
1-3枚目:全てレアリティCで確定
4枚目:レアリティU以上から抽選
5枚目:全てレアリティUで確定
となっていて、1箱でいうと各レアリティが、
C:90枚確定
U:30枚確定+およそ15枚(パックの4枚目のおよそ半分がU)
R:およそ10枚(パックの4枚目のおよそ1/3がR)
RR:およそ3-4枚
TR:およそ1-2枚
SR以上:およそ1-2枚
という感じでした。(ちなみに各レアリティの中で何が出やすいとか出にくいとかはないと思います)
ミュウツーHR争奪戦では15パックとなるので上記のおよそ半分となりますが、1箱で(ほぼ)確定のSR以上やTRが出ないどころか、ヘタするとRRすら出ない可能性もあります。
こればかりはやはり運ですが、仮にデッキにRR以上が入らなかったとしても、負けに直結するかは別かと思っています。
次に「リミックスバウト」の各レアリティごとの枚数ですが、
C:28枚
U:21枚
R:7枚
RR:4枚
TR:4枚
SR以上:15-16枚
となっているので、15パックからはざっくりCが各1-3枚、Uが各1-2枚、Rが各0-2枚、あとはそれぞれ0-1枚という感じでしょうか。
Uまではほぼまんべんなく出て、それ以上は出ないカードもあるというイメージです。
(当然偏りは出るので、Uでも出ないカードがあったりはすると思いますが)
ここから、各カード(進化ライン)の期待値を見てみます。(タッグやTRは出るか出ないかの世界なので省略)
◇ 草タイプ:約9枚
(1) モンジャラ-モジャンボ:2-1〜2
(2) ヘラクロス:2
(3) トロピウス:2
(4) シキジカ-メブキジカ:2-0〜1
◇ 炎タイプ:約11枚
(1) ポニータ-ギャロップ:2-2
(2) エンテイ:1〜2
(3) ポカブ-チャオブー-エンブオー:2-2-1〜2
(4) ビクティニ:0〜1
◇ 水タイプ:約10枚
(1) コダック-ゴルダック:2-2
(2) ホエルコ-ホエルオー:2-1〜2
(3) カイオーガ:0〜1
(4) フィオネ:1〜2
◇ 超タイプ:約14枚
(1) ヨマワル-サマヨール-ヨノワール:2-2-0〜1
(2) ロトム:2
(3) ボクレー-オーロット:2-1〜2
(4) ダダリン:2
(5) ズガドーン:0〜1
(6) マーシャドー:1〜2
◇ 闘タイプ:約11枚
(1) グラードン:0〜1
(2) ナゲキ:1〜2
(3) ヤンチャム-ゴロンダ:2-2
(4) マケンカニ-ケケンカニ:2-1〜2
(5) ナゲツケサル:2
◇ 悪タイプ:約12枚
(1) アローラニャース-アローラペルシアンGX:2-0〜1
(2) アローラベトベター-アローラベトベトン:2-1〜2
(3) アブソル:2
(4) コマタナ-キリキザン:2-2
(5) アクジキング:0〜1
◇ 無色タイプ:約5枚
(1) ザングース:1〜2
(2) ヌイコグマ-キテルグマ:2-1〜2
◇ グッズ:約7枚
(1) エネルギー回収:1〜2
(2) エネルギーつけかえ:1〜2
(3) グレートキャッチャー:1〜2
(4) ポケモンいれかえ:1〜2
(5) ポケモン通信:1〜2
◇ サポート:約7枚
(1) アンズ:1〜2
(2) オーキド博士のセッティング:1〜2
(3) ジャッジマン:1〜2
(4) ローラースケーター:2
◇ 特殊エネルギー:約3枚
(1) ウィークガードエネルギー:1〜2
(2) ドローエネルギー:2
ざっくりとではありますが、入手できるカードは上記のような感じかな、と。
もちろん出ないUがあったり、Cがもっと出るということがあり得ますが(それぞれ足すと75超えますし)。
とりあえずここではパック開封を主題として、次の記事でパックから出たカードから、どれを採用してデッキを作れば良いか、というところを考えたいと思います。